3月16日夜10時半に浦東空港到着。11時半にタクシーに乗る。
良く行く日本料理屋から、「長寧区の飲食店は明日(17日)から営業停止になって暫く会えない。店に来れるなら(閉店後だが)店員3名待っている」と言われたので、店に直行して約1時間ワインを飲み語らう。
そして、今日起きたらマンションが封鎖されていた。何にせよ上海の全てのマンションを封鎖し、全員PCR検査をするので(注:翌日の補足。検査は全てながら封鎖は免除されるマンション区域が出てきました)、何時やるか違いだが、帰ってくるのを狙いすました様なタイミングだ。
運が良いと思うか間が悪いと思うかは両方当てはまるが、ちょっと時間がズレていたら家に戻れなかったので、まあ、運が良かったと言っておこう。封鎖とはいっても、マンションの中は歩けるし、デリバリーも注文できるので、特別困ったことがある訳ではない。隔離の疲れがどっと出て、動くのも億劫なので、封鎖されていてもいなくても、あまり変わりない状況だ。
ただ、「隔離飯を3週間食べた後だから、美味い飯を楽しみにしていたのに」と、この点ではがっかり。
すると、これまた懇意の料理店(別の店)が、「営業停止中で店は閉まっているが、作って門のところまで持っていってあげよう」と言ってくれ、鮨にありつけることになった。これで満足。
やることが徹底しているが、これだけやるから抑え込みもできるのであろう。周りに人たちも、「仕方ないな」という感じで、特段の抵抗感はないようだ。やはり、感染状況を長引かせるのと、徹底的にやって早く治めるのと、どちらがいいかという点に付いては、以前の経験で、「一時の我慢で良いならば、早く収まって自由に生活した方がよい」と考える人が多いのであろう。
ともあれ、最低限必要な食料は確保した。のんびり過ごそう。