浦西地域は4月1日から封鎖開始なので、今日で11日目。出口が明確に決められていないのが少々つらいものの、まあ、粛々と日々を過ごしています。今年は、中国ビジネス投資Q&A出版20周年記念。という事で、20周年記念改訂版を出そうと企画し、青島隔離中に書き始めたが、既に執筆・校正完了してしまった。恐るべき隔離効果。作家の缶詰に勝るな。
グループチャットやら、マンション階下の荷物置き場に、こんな感じで「困っている日本人がいるので助けよう」という活動が有ったりする。張り紙は、隣の日本人は食糧備蓄が尽きかけ、言葉もでず困っている。この食料を少し分けてあげてくれと呼びかけるもので、他のマンションでも結構同じ動きがあるようだ。やはり、外国人は困っているだろうから、助けてあげようという声は色々と聞く。また、Facebookの友人が、マンションの守衛から、「同じマンションで困っている日本人がいるから(言葉出来ないので会話できない)、お前が日本領事館に助けるよう連絡してくれないか」と言われて連絡したら、領事館からの通知が次からちょっと変わったと書いていた。こんな感じで、地元の人に助けられている日本人が多い事は(自分もそうだが)、今の日本の報道は取り上げないだろうから、現地の実態として書いておく。人間、感謝の気持ちを忘れないようにしたいね。
そんな感じでいると、二回目の支援物資が有った。昼食取る時に、「チューブニンニクと生姜がもうすぐ無くなるな」と悲しんでいたところに、牛肉、米、ニンニク、生姜と、ピンポイントでニーズを付いた支給品だ。物資の不安が減り、まだしばらく頑張れる気がしてきた(笑)。
そんな感じで10日目の食事。支給物資をそれなりに有効活用している。ニンジンが多すぎるのがちょっと悩みどころだが。
そして、捨てようと思っていたものが、色々とこの状況になって活躍している。この青汁は、1年間放ってあったが、ロックダウン中の貴重な栄養源だ。捨てないで取っておくというのが、こんな感じで役に立つとは思わなかった。