今年は翌風邪をひく。ひいては治りひいては治りで、どうにもおかしいと思っていたが、原因が分かった。空調のタイマーが勝手に午前4時にセットされており、数時間かかっていたのだ(朝目覚める時には切れている)。マンションが古いので、設備も古く、部屋の空調はちょっと特殊。年2回、冷房と暖房を切り替える時には、管理人を呼んで調整してもらわないといけないのだが、その折、変な部分に触れてしまったのであろう。
何度も知人に、「今年の上海は天候不順で、明け方がやけに冷え込み、風邪をひいていかん」と愚痴っていたが、蓋を開けてみればこんな感じであった。ともあれ、朝4時に偶然起きてしまったのが幸いしたわけだが、原因がわかって何よりだ。
話変わって、Erman’s Kitchenという、南豊城にある店に、旧友といった。この店は、家から歩いて2 ~3分程度なので、気を使わなくて良い相手の時、たまに使う。デリバリーも頼むのだが、店内で食べるときの差が大きいので、デリバリーは避けた方がよいように思う(特に、パスタ)。
スペイン風コロッケは美味い。なかなか気が利いている(特に、黒いのがトリュフの香りで良い)。アヒージョは、殻を外してくれた方がよかった。
そして、ステーキを頼むと熱した石が出てくるので、これで適宜再加熱して食べる。昔、ストーングリルという店が有ったが、あのコンセプトだ。いつもは一番安い280元(5,600円)程度の肉を頼むので、美味いとは思えなかったが、今回は下から2番目(日本円で1万円程度)を頼んだら、まずまず美味かった。
価格的には、肉を頼むとそれなりにするが、前菜的なものを頼んで、付いてくるパンで腹を膨らませるという作戦が取れるのと、ワイン、シャンパンなど、それなりの味のものがグラスで注文できるので、ここで価格を抑えることができる。こう考えると、それなりに良い店だと思う。