昨日は、作家の谷垣吉彦氏が取材出張で上海に到着。
午後3時からずっと一緒であった。
何故、谷垣氏が出張に来たかと言うと・・・
午後3時からずっと一緒であった。
何故、谷垣氏が出張に来たかと言うと・・・
僕の半生記の2作目の原稿が書きあがった。
コンサルティングを始める過程と、オフィスの横浜ランドマークタワー移転までの経緯を書いたものである。
これをどうしようかと考えたのであるが、必然的に、丸紅退職の過程が出てくるので、ちょっと生々しい気もする。
勿論、全体的に、感謝の気持ちでつづっているので、ためしに読んでもらった丸紅の先輩は、「これは絶対に出すべきだ」と言ってくれたり、感激屋の松本顧問は、2回泣いた、と言ってくれたりしたのであるが、そのままの形で本にするのはやめる事にした。
そこで、谷垣氏にフィクションとしてリライトしてもらい(水野と言う名前も使わず、フィクションを織り交ぜて、純粋な作品にしてもらう)、それを発表する事に決めたもの。
どんな作品になるか、楽しみだ。
因みに、谷垣吉彦氏は、丸紅の谷垣君の実兄であるが、オール読物(文芸春秋)主催の大阪ミレニアムミステリー賞で、「ラスト・アーチ」が大賞を受賞。
オール読物推理小説新人賞で、「贖罪の日々」が次点となっている。
ミレニアム大賞受賞時には審査員の乃南アサより、新人賞の次点となった時は、森村誠一より才能を絶賛されている。
因みに、同推理小説新人賞は、宮部みゆき(我らが隣人の犯罪で受賞)、石田衣良(池袋ウェストゲートパークで受賞)も受賞している由緒正しい賞である。
丸紅谷垣君が元同僚であった事で、僕の企画を受けてもらって助かった。
ミステリー作家だけに、日本所長の杉山君は、自分が作中で殺されるのではないかとおびえていたが、そういう事にはならない筈だ。