そして、元同僚と会食。
日中投資促進機構講演会の持ち時間は1時間50分。
質疑応答時間10分を考慮すると、1時間40分だった。
駆け足で、中国ビジネスのビジネスモデルを解説したが、初めての内容だったので、話していて楽しかった。
ただ、如何せん時間が短すぎたので、このレジュメを使って、また別の機会に講演をしてみたい。
今回も慌ただしいスケジュールだったが、全工程を終えたので、今日の午後便で上海に移動。
実りの多い出張で、満足であった。
今回も慌ただしいスケジュールだったが、全工程を終えたので、今日の午後便で上海に移動。
実りの多い出張で、満足であった。
髪を切り終わって外に出ると、犬の散歩をさせている女性が。
ただ、犬に靴を履かせている。
興味を惹かれて、じっと犬の足元を見てしまった。
それから、ふと目を上げると、前から、一人で乳母車を押したおじさんがやってくる。
不思議に思ってみると、中は犬だった。
平和な光景というか、猫(?)可愛がりというかわからないが、少なくとも、犬はあまり喜んでいる様には見えなかった。
そりゃあ、散歩したいよなあ。犬は。
と、しばし後姿を見送りながら考えてしまった。
(既に、歩き疲れてしまったのかもしれないが)
さて、あと1時間ちょっとで、日中投資促進機構の講演会だ。
明日は上海に移動。
先週金曜日は、朝の飛行機で大阪に移動。
大阪で2時間講演会をしてから名古屋に移動という、慌ただしいスケジュール。
名古屋に到着すると、従妹二人と酒を飲む。
1件目では、森伊蔵、百年の孤独、天使の誘惑等、プレミア焼酎を堪能する。
料理はたくさん頼んだが、のどぐろの炭焼きを撮影したら、酔って撮影を忘れってしまった。
(料理がでてくるのがちょっと遅かった)。
二次会は居酒屋。
従妹の一人が行きつけの店で、店の客全員が知り合いだ。
全員で盛り上がる。
ついでに、従妹と記念撮影。
顔が既に酔っている。
そのあと、もう一軒飲みに行ってホテルに戻ったら、瞬時に意識をなくして熟睡。
最近、一次会で飲み終わるのが当たり前になっていたので、3次会まで行ったのは本当に久しぶりだ(最後はいつだったか、記憶にない)。
母方親族は、みんな酒が強く、誰も止めないので、何時までも終わらない。
翌日は、13~15時に名古屋で打ち合わせをして、新幹線で東京に。
新幹線内では熟睡。
大阪は34度。
東京も暑いが、大阪はもっと暑い。
香港から着てきた夏用のスーツが、数日間で汗だくで使えなくなってしまったので、致し方なく、日本に置いてあった夏用のジャケットを着用。
但し、夏用のズボンが無い。
暑さにめげそうになりながら、これから講演。
話変わって、会食風景。
伊藤忠丸紅鉄鋼の奥北さんと会食。
焼酎の種類の豊富なところと指定して、日本橋で場所を選定してもらう。
以前から興味があった野兎の走り(百年の孤独と同じメーカー)を飲む。
一杯1,300円。
米焼酎ながら、百年の孤独(麦)によく似た味で驚く。
そのあとは、至福の陶酔という、べたな名前の焼酎を飲んだところ、気に入ったので3杯。
これは、1杯400円。
野兎の走りはおいしかったが、至福の陶酔は、僕が好きな味。
価格面も考えると、これを飲んでいれば十分、という感じかな。
東京も暑い。
汗が噴きだし、都内の移動が本当に辛い。
明日は、朝の便で大阪に移動(大阪で講演会)。
日時 2013年8月21日(水)13:30~16:40
会場 日本経済新聞社 日経ビル6階 日経カンファレンスルーム
東京都千代田区大手町1-3-7 TEL 03-3270-0251(代表)
当社の松本健三高級顧問との共同講演になりますが、僕のパートのポイントは以下の通りです。
・ 如何に資本投下、リスクを小さくして、中国から利益を回収するか。
工場ではなく、販売会社設立、インターネット活用、直接取引、ロイヤルティ等各種利益の回収方法を検証する。
・ 中国とASEANの自由貿易協定(関税免除措置)をどの様に活用して、アセアンとの取引を拡大していくか(中国に拠点を作らず日本、香港でインボイススウィッチして利益確保する方法などを含めて解説)。
詳細、お申し込みはこちらから
僕のパートは以下の通り。
1.日本企業と中国企業の直接取引
(1)中国に対する輸出の各形態
(2)技術指導料・ロイヤルティ・設計費等の回収
(3)日本企業は中国国内で商品売買できるか
2.中国の販売現地法人を経由する方法
(1)中国での販売会社の設立
(2)販売会社の応用編
インターネット販売、危険品、小売、検品・技術指導等
(3)販売会社運営のコストと撤退時のリスク
3.中国・アセアン商流の構築と投資拠点としての香港
(1)FTA(関税免除)の有効活用と中国・アセアン商流の構築
(2)中国子会社を設立しない中国・アセアンFTAの活用方法(日本法人の直接商流関与)
(3)小さな資金投下で設立できる香港を活用した中国・アセアンビジネスの開拓
松本高級顧問は、中国市場にどう向き合うか、市場をいかに作り出すか、拠点配置・開発・物流の組み立てでコストは変わる、中国で需要を作りだすためにという内容の講演となります。
是非、ご参加ください。
昨日は、朝10時からクライアント様の質問に回答し、NNAの連載原稿を書く。
土曜日で休みたかったが、7~8時間働きづめ。
この1年で、貨物代金決済改革、直接投資(資本項目)規制緩和、保税区外貨管理規則の変更、増値税制度の改定等、ともかく制度変更が多く(影響の大きい制度変更が矢継ぎ早に行われている)、その把握に追われる日々が続いている。
連絡原稿執筆のネタに事欠かないのでよい、という面があるのは確かだが、僕の本や講演会のレジュメの内容を、絶えず変更しなくてはならないので、(当然、クライアント様からの質問も続くし)絶えず追われている様な息苦しさを感じるのは確か。
今回の非貿易項目外貨管理の改定(匯発[2013]30号、国家税務総局・国家外貨管理局公告2013年第40号)は、思った以上に、影響が大きそうだ。
基本的には規制緩和で、US$5万以内の非貿易項目に関しては、税務局の事前審査が不要になるというもの。
ロイヤルティの送金根拠となる匯発[2002]29号、US$3万超の送金に関する税務局名取得義務を定めた匯発[2008]64号など、影響の大きい法規が廃止となる。
法律をそのまま読むと、ロイヤルティの商務主管部門での登記が、制限分類以外は免除される、グループ間の立替金決済制限が緩和される等の規制緩和があるように思えるが、これは、その他の法律も合わせた縫合的な判断や、実務運用状況を確認しないと断言できない。
また、US$5万という単位も、現在のUS$3万のとらえ方と、若干違う様な気もするが、この点も取り急ぎ検証しないといけない(実務面の問題が考えられる)。
ともあれ、税収確保のための税務調査が続いている現状で、非貿易項目の規制緩和(日本企業など、外国企業への対外送金が容易になる)を実施する事に付いては、僕自身としては少々違和感がある。
ただ、これは、貨物代金(経常項目)⇒直接投資(資本項目)⇒非貿易項目(経常項目)という、外貨管理の全体的な規制緩和の流れととらえると、腑に落ちる部分もある。
あとは、法律と実務の関係に注意が必要であろう(法律緩和、実態規制強化という様な運用がないか、という点のウォッチ)。
結果、飛行時間も含めて機内に4時間半いたので、ひたすら仕事。
9月1日施行の非貿易項目送金の規制緩和に付いても根拠法規が確認できた。
余談ながら、一昨日の夜は、上海の大戸屋で会食。
主食は抜いたが、カツとじ、串焼きなどを楽しむ。
大学時代の大戸屋は、江戸紫のボトルキープができて、金のない学生のたまり場(高田馬場の大戸屋は、汚い恰好をした学生が溜まっていた)だった。
最近では、随分お洒落な店になったものだ。
時の流れを感じる。