飲み屋でのマニアな会話
そうすると、話題も関節のひねり方が主流になる。
がたいの良い男たちが、「関節をひねる時は項やるんだよ。手首のここを押さえればもっと効率的だ!」等と言う会話を繰り返し、その内、実演し出す。
はたから見ると、酒に酔った男同士が手を握って、関節をぐねぐね回し、その内、酒をひっくり返したりするので、何とも奇妙で迷惑な集団であった。
会社に入っても似たようなものだ。
経理の人は計上科目で盛り上がり、外為の人間はL/Cで盛り上がる。
香港に、卯佐木という焼鳥屋があって、元上司が経営していたので良く行った。
一人で食事をしていると、後ろから、「立替金を調べろと言ったら、本当に立替金しか調べないんですよ。仮払い金とか諸預け金はどうしたって感じです!」という会話が聞こえてきた。
経理の人と思われるが、如何にも楽しそうに、その話題で30分ほど盛り上がっていた。
別の日には、金型で盛り上がっている人がいた。
何らかの金型を他の地域まで運んだ話をしていて、「●●金型ならまだ分かりますが、△△金型ですよ!」と言って、5人ほどの人たちが大笑いしていた。
僕は聞いても内容がさっぱり分からなかったが、如何にも楽しそうに、最初から最後まで金型で笑っていた。
人それぞれ。
酒の話題もそれぞれだ。
まあ、どんな話題でも(第三者からは理解されなくても)楽しく笑って飲めればそれでよいのだが。
強く念じれば
その中に、「強く念じれば、望みは叶うんですね」という言葉があった。
その通りだと思う。
強く願って、挫折しそうになっても、その夢をあきらめなければ、夢は叶うものだと思う。
日本事務所は、まだ所長の杉山君と横幕さんの2名から始める小さなオフィスだが、小さくて大きな一歩となる様に、この先大きくしていこう!
花園飯店で講演会
5月31日、上海花園飯店(オークラホテル)のジャスミンルームで講演会を開催。
NAC名南との共同講演会だ。
80名の定員だったので、事前に満員の申し込みを頂き締め切らせて頂いた。
花園飯店で講演会をするのは6~7回目であろうか。
その内、4回が、300人収容のメインボールルーム。
昔は、大規模講演会に固執していたので、花園飯店での講演会=メインボールルーム、という思い込みがあった。
今は、適切規模(聴講頂く方との距離がそれなりに近くて、質問も頂ける規模)の講演会の方が楽しさを感じるし、参加頂ける方々の立場に立つと、その方が良い筈と思う。
そんな訳で、100人程度の規模の講演会が多い。
ただ、花園飯店のメインボールルームは、過去に、大切な節目で使用したので(2006年の上海上陸、外高橋保税区との提携、今の会社の開設記念講演)、思い出深い場所である。
来年には、一度(何かの記念の折に)、久しぶりにここで講演会を開きたいなと思う。
因みに、事前準備、当日の運営はNAC名南さんにまかせっきりだったが、大変適格な対応を頂いた。
共同講演社の近藤さんも、はきはきとした講演ぶりだ。
若い方々に頑張ってもらい、気持のよい講演会であった。
日本拠点開設の新聞報道
<日本経済新聞>
2011年5月27日 朝刊(神奈川・首都圏版)第35面
ミズノ・コンサル、横浜に拠点
香港等で中国ビジネス支援を手掛けるミズノ・コンサルタンシー・ホールディングス(水野真澄社長)は26日、横浜市内に日本拠点を開設した。
(以下、省略)
<時事通信>
2011年5月26日 16:14
香港のコンサル会社が横浜に事務所=林市長のトップセールス第1号
横浜市は26日、林文子市長の「海外企業横浜誘致トップセールス」の第1号として、香港を拠点に置く水野コンサルタンシー・ホールディングスが決まったと発表した。
(中略)
同ホールディングス(水野真澄代表)は香港を拠点に、日本企業の中国でのビジネスに関する情報提供やアドバイスを行っている。水野氏は大手商社丸紅に入社し、香港華南会社コンサルティング部長などを務めた後、独立。香港、上海、広州などで活動し、開業2年半で400社以上の日系企業にコンサルティング業務を提供した実績を持つ、中国ビジネス展開の第一人者という。
(以下略)
<Daily NNA>
2011年5月27日
水野コンサルティングが横浜に事務所、来月始動
中国ビジネスを専門的に手掛ける香港の水野コンサルタンシーグループ(Mizuno Consultancy Holdings Ltd水野真澄社長)は、26日、横浜市に日本代表事務所を開設した。
6月1日から業務を始める。
水野コンサルティングと横浜市が共同発表した。
(以下略)
こうしてみると、すっかり外資企業だ。
その通りだが・・・
日本拠点開設と思い出話
2008年9月と同じ景色を眺める
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5月26日に、日本拠点開設に関する記者発表を行い、日経新聞の取材を受けた後、オフィスまで歩いて帰った。
長年の念願かなっての日本逆上陸。
感慨無量だ。
そんな事を考えながら、遠回りして歩いていたら、偶然、2008年9月(起業早々)に歩いた場所にたどりついた。
因みに、これが2008年9月の状況。顔がやつれている・・・
当時、横浜の景色を眺めて、「何時か、横浜に逆上陸するぞ」と思ったが、何分、本体の香港法人自体が、生き抜けるかどうか分からない頃だった。
横浜進出は、夢のまた夢、という状況。
それが、1年ちょっとで会社を軌道に乗せ、3年未満でみなとみらいにオフィスが持てた。
顧問先も、丸紅の子会社でやっていた時代よりも多い。
3年でここまでこれた事に、まずは満足している。
そして、この3年間、僕を支えてくれた方々、付いてきてくれた部下に、改めて感謝。
ただ、まだ中間点。
目標の30%程度の達成率。
しばし感慨に浸ったら、また、走りだす事としよう。
因みに、これは横浜のニューグランドのボールルーム。
何時か、ここで記念パーティーを開きたいものだ。
2012年に想定している、法人転換時かな。
横浜に日本拠点を開設しました
6月1日から活動開始。一年後の法人転換を予定しています。
初代所長は、杉山竜一となります(着任済)。
尚、5月26日に、横浜市と共同で記者発表を行いました。
当社側の記者発表資料はこちらをご参照ください。
開業記念講演会は、日本経済新聞社(教育事業本部)主催で開催を予定しています。
時間:7月21日午後1時~5時
場所:日本経済新聞社ビル・大コンフェレンスルーム。
詳細は、後日、告知を致します。
今後とも、宜しくお願い致します。
香港到着すぐに上海
機中でNNAの原稿を書き、終わると新少林寺を見る。
見たかった映画なので、キャセイにして良かったという感じだ。
グリーンホーネットも見たかったが、さすがに時間なし。
次に日本出張時も放映していればよいが・・・
乗客が少なく機内はゆったりめ。
不思議な事に、CAの人が、僕の隣で二回酒をつかみ損ねてスーツに酒をかけられる。
大変恐縮されたが(特に、二回目)、まあ、さしたる影響もないので笑っておいた。
珍しい事もあるものだ。
これはこれで良い記念。
家に帰ると、羽田の免税店で買った白州をソーダ割りにして飲む。
最近、気に入っているのがこのウィスキー。
寝る前に自分の昔のブログ(2004年11月に書き始めた頃から)を読んでみる。
システム変更があったためか、知らないうちに、写真が全部落ちていて残念だ。
ただ、昔の思い出がよみがえってきて懐かしい。
そして、(今と比べると)意外とはっきりものを言っていたなと思う。
ブログに関しては、淡々と書く、否定的な記載をしない、仕事の話は極力書かない、という方針でやっていて、昔から変わっていないつもりだったが、それなりの変化(自分で気付かないうちの変化)はあるものだ。
一夜あけて。
ジムで走ったし、ブログも更新したし、これからまた飛行場。
上海に移動だ。
明後日は、花園飯店で講演会。
満員の申し込みを頂き、先週募集を〆切った。
お申し込みを頂いた方に感謝致します。
八重洲で無国籍料理
上海焼きそば、じゃないよなあ・・・
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27日(金)は、八重洲にある無国籍料理屋に行った。
接待をしてくれた方(クライアントの方)が、「どこにしようかなぁ」と歩いていたら、熱心な若者に話しかけられ決めたものだ。
バイトと見まがう若者は、実は店長である事が判明。
クライアントの方は、「君はえらい!」とほめていた。
フュージョン料理と銘打った店は、実は好きではないのだが、それは、妙に気取った店の場合。そこは完全な居酒屋だったので、ある意味割り切れば、なんでも食べられて悪くない。
これは上海焼きそば。
ただ、麺が細くて唐辛子が効いている。
どう考えても、上海ではなく、広東省(それも茶餐庁)の味だよなぁ、と思うが、日本でそんな事をいうと嫌われるのであろう。
まあ、辛くておいしかった。
壁に大きく、He Ni De Kowei Ma?
と書いてある(四声付き)。
この微妙なピンインの間違い方(おまけに四声も違っていた)も良しとしよう。
無国籍だからアバウトに楽しもう。
パフォーマンスが楽しいしめ鯖
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そして、一番のパフォーマンスだったのはこれ。
目の前でバーナーであぶってくれるしめ鯖。
店員さんも客も若くて、みんな楽しそうにしているのが印象的な店であった。
そんな感じもいいね。