将来の目標をどう描こうか

取り合えずE-mailが復旧し(HPはあと数日かかる様であるが)、改めて起業3年目に向けて動き出そうと考えているところ。

2年前に、僕一人で始めた会社も既に16人。
記帳代行・申告代理免許を持つ会社(上海陽鴻水野企業管理有限公司)も上海に開設したし、医療コンサルティングの合弁会社も近日設立予定なので、マイナー出資も含めると、6社のグループという事になる。

まあ、会社を作ればいいという訳ではないのだが、変化の激しい現在の中国、中国でのコンサルティング環境を踏まえ、一つ一つ、布石を打っている状況。
チェイスチャイナと医療コンサルティングの会社は、収益基盤に乗るまでは若干時間がかかるかもしれないが、5年後の収益源となっている様に仕組み作りをしたいものだ。

思い起こせば、丸紅傘下のコンサルティング会社で業務を行っていた時、僕は、「上場が目標」という事を言っていた。
上場というのは、分かりやすい目標で良いのであるが、今では、「事業の意義・将来・顧客と従業員の満足」を無視して、短期利益のみを求める出資者の資金を受け入れる事に、嫌悪感すら持つようになっている。
だから、出資者を選べない上場は、絶対にしたくない。
独立2年が経過して、改めて、「会社は従業員の為のものであり、支えてくれる方々(顧客・提携先・等など)のものである」と考える。

そんな感じで、2年前の退職時のドタバタで、上場に関する僕の考えは完全に変わってしまった(まあ、それ以前に、こんな感じの地道なコンサルティングをしていて、上場なんてできるのだろうか、という気はするが、それはさておき)。

そうなると、具体的な目標、未来像を、どの様にイメージしたらいいのかなと考える。
この2年間、生き残る事に必死であった。
そんな心配をしなくて良くなった今、3年後、5年後、10年後の明確なイメージを、再度、考えてみよう。

E-mail・HPもうすぐ復活の様だ・・・

昨夜、システム関係を委託している会社の方より電話があり、E-mailが今日中に復旧できる見込み。HPが(内容確認が必要なので)近日中に再会予定、との連絡があった。

今日で復活すればだが、E-mailが10日間止まっていた事になる。
すぐに暫定アドレスを取り、その告知はいろいろな形でしたのであるが(名刺交換をした方には、形を変えて3回E-mail不具合の告知を出した)、開けていない方もいるようで、こちらから電話して初めてE-mail不通が分かったと言われた事もある。

この2年間の名刺交換枚数だけでも4000~5000枚になっているので、全て電話をする訳にはいかず、非常に困った。
8月22日以降にE-mailを頂いた方は、恐縮ですが、再送下さい。
不通にも拘わらず、未達通知が出ていない方がかなりいらっしゃいます。

HPも、googleで、「中国ビジネス」、「中国ビジネスコンサルタント」と検索すると、両方2番目に表示されるようになったと感心していた矢先のダウン。

システムの恩恵に日頃あずかっているが、いざストップすると本当に困る。
ともあれ、この様な事態の再発防止が緊急の課題。
復旧したら、システム会社には再発防止案を検討して提出してもらおう。

MCH・曾我瓜生糸賀法律事務所共同講演

10月6日(水)、東京赤坂アークヒルズにて、水野コンサルティングと曾我・瓜生・糸賀法律事務所の共同講演会が決定。
今回は、無料公演です。

企業再編(買収、合併、撤退)、技術支援に関する税務・法務戦略を以下の様に解説&パネルディスカッションします。

日 時:2010年10月6日(水) 13時~16時半 (受付開始12時半~)
場 所:アークヒルズクラブ
   東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル イーストウィング37階
聴講料:無料
定 員:180人
主 催:Mizuno Consultancy Holdings Ltd.
    弁護士法人 曾我・瓜生・糸賀法律事務所
    株式会社 エヌ・エヌ・エー
講 演:1.持分譲渡(買収・撤退)
    2.合併
    3.撤退(会社清算)
    4.日本から中国への技術支援

講演では上記1~4のテーマ毎に、曾我・瓜生・糸賀法律事務所が法務面、水野真澄が税務面からの解説を行った上で、曾我貴志・水野真澄が、ディスカッション形式で具体的な対応方法を協議します。

講 師:
■Mizuno Consultancy Holdings Ltd.
代表取締役社長 水野 真澄

■弁護士法人 曾我・瓜生・糸賀法律事務所
代表弁護士 曾我 貴志
北京事務所所長弁護士 小林 幹雄
上海事務所所長弁護士 水野 海峰
弁護士 今井 崇敦
弁護士 大峽 通生

お申し込みはこちらから

広州での2日間

丸紅退職2周年(8月31日)・起業2周年(9月1日)は広州で仕事。
ジェトロ広州の相談会で、2日で9件の面談コンサルティングをこなした。

目が回る忙しさで、さすがに感慨に浸る余裕はなかったけれど、8月31日の夜は、総勢12名で会食。
天河南二路の牛牛で、もつ鍋を食べる会。
香港でモエシャンドンを2本買い込んで持参。
ウェネバーの太田さんが、スパークリングワインを1本差し入れてくれた。
取り合えず、3年連続の8月最終日のシャンパンで乾杯は実施。
そして90分の飲み放題で、全員がばがば飲む。

二次会は焼酎バー(ゆるり)に徒歩で移動したのであるが、参加者数名はこの時点で意識をなくしており、どうやって移動したのか記憶がなかった模様。

ゆるりでさらにハイボールを飲み続ける。
店を占拠した様な感じになってしまったが、皆な気軽に、好き勝手な事を言って飲んだので、ともあれ楽しい飲み会であった。

PS
いまだにE-mailサーバーが落ちています。
暫定E-mail(mizunoconsul@gmail.com)にお願いします。
起業2周年にHPとE-mailが止まったままとは・・・
とほほ、という感じ。
頑張ってくれ、サーバー会社!

起業ほぼ2年

E-mail引き続き復旧作業中です。
外注先のサーバー会社に対応を急がせてはいますが、暫し、暫定アドレス(mizunoconsul@gmail.com)にてお願い致します。

話変わって。
明日で丸紅を退職して2年(起業2周年)だ。
会社はすっかり安定して、先週、今年度の配当(利益処分)案も決議したところ。
起業時に支えてくれた皆様方に、この場を借りて御礼申し上げます。

この2年と最近を振り返ってみると、この1~2ヶ月の働き方は、起業早々の必死さとぎらぎらした野心が欠けているな、とちょっと反省したところ。
やはり、人間を突き動かす最大の要素は、不安と怒りだというのは確かだろう。

まあ、起業早々の働き方はすさまじかったので、あの生活を数年続けたら寿命を縮めるであろうとは思うが。
ただ、再度、初心に帰らねばと週末反省もしていた。

9~11月は講演会が、既に5個決まっている。
まだ入るだろうから、年末は、講演会が目白押しになるであろう。
そろそろ気合を入れて本気モードになろう。

因みに、10月6日は、東京アークヒルズクラブ(赤坂)で、水野コンサルティングと曾我・瓜生・糸賀法律事務所の共同主催講演会。
企業再編と技術支援に関わる税務・法務戦略をやる予定(無料講演)。
E-mailサーバー復旧次第告知を開始します。

E-mail不具合

会社のE-mailシステム不具合で、22日よりE-mailが使用できない状況になっています。
復旧に努めておりますが、暫定的に、
mizunoconsul@gmail.com
にご連絡下さい。

宜しくお願い致します。

こ熊やでちょっと贅沢をする

ふかひれ梅肉

上海の「こ熊や」で会食をした。
オフィスが虹橋にあるので、花園飯店方面で食事をする事は殆どないのであるが、今回は、谷垣君(元同僚)が浦東に住んでいる関係で、中間点で落ち合った次第。

ここは2回目。
1ヶ月前にここに初めて行き、なかなか良い店ですっかり気に入った。
気に入った一番の理由は、香港の宇津木(只今休業中)で僕が大好きだった、ふかひれ梅肉(この店は、鮫軟骨梅肉という名前だったかな)がある事。


あとは、刺身を食べて、生ハムサラダを食べる。
谷垣君が小食だから、僕の食事も少なめだ。
あと、写真を取り忘れたけど、小さい串カツも頼んだ。

最後はマツタケ炭火焼(中国産ではないかと推測するが、これで100元は安い)を食べ、〆は、冷やしカレーうどんを二人で分ける。

小食な谷垣君も、「冷やしカレーうどんは、一人で全部食べられましたね」と後悔するほどさっぱりした美味しさであった、

気が狂いそうな暑さ

上海は40度だ。
比較的暑さに強い(寒いのよりは暑い方が好きな)僕でもさすがにかなわん。
スーツの上着を着るのがほとんど不可能な状況。

こんな状況で、タクシーで高架を走っていると、前方の車が炎上して、車を出していた。
大渋滞。
さすがに暑さで燃えた訳ではなかろうが・・・

人民元を巡る環境

2008~2009年は、ビジネス上の環境変化が激しく、ちょっと目を離すと、追い切れないほどの法規が公布されていたものだった。
それと比べると、今年は変化が少ない。
ある意味、いい事であるが、ビジネス物の連載を抱える身としては、ネタに困る状況ではある。

ただ、法律以上に実務面での変化が速いのが人民元管理だ。
対外決済試行措置が開始したのが2009年7月。
その後、1年で、対象地域・決済項目の緩和が進み、香港での人民元取り扱いも大幅に自由化された。

とは言え、中国側の対象は、人民元対外決済許可を受けた企業のみに限定されているため、中小企業にとっては、まだまだハードルが高いと考えていた。
ところが、上海・広州で確認すると、僕の会社でもOKという回答。
という事は、申請すれば、殆どの会社で人民元決済が可能になるのではないか。

そんな訳で、まずは、対外決済企業申請を提出し、配当を人民元送金してみる事とした。

本当に、時代の流れが急速だ。

配当実施は、香港・中国本土の租税協定適用申請をしているため(源泉徴収税率5%適用に関する、国税発[2009]124号の事前登記)、まだ、若干時間がかかるが、結果は、追って状況報告する事にしよう。

年齢が上がるにつれて

無事社員旅行も終了。
今までの僕は、基本的には社員旅行を避けてきたので、その意味では新鮮だった。

社員旅行を避けてきたのは、若手の頃は、「休日まで上司に気を使いたくない」という気持ちからだ。
今回は、僕が一番上なので、「さて、どう振舞うか」と考えて、皆とは、そこそこ距離を置く事にして、自由時間を多くした。
というか、公式行事は、着いた晩の宴会だけ。
あとは自由時間(廈門市内観光は希望者のみ参加)。
家族帯同OKという条件。

制限が嫌いな僕が、若手時代の気持を考えて企画したので、そんな感じの旅行になったが、まあ良かったのではないかな、と考える。
気遣いも年長者の義務だ。

若干、話は変わるが、年齢が上がると自制が求められる事も出てくる。
年長になるにつれて、発言も、それなりに影響力が出るようになってくるので、軽い気もちで文句を行ったら、思った以上の反響を呼んでしまい、反省する事もままあった。

最近、そんな事がいくつかあったので、発言を、前より考えるようになってきて、文句は一旦胸にしまう様にしている。
年齢が上がるにつれて、言いたい事が言えない場合も出てくるものだ。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ