香港⇒恵州⇒広州(恵州から広州迄の道程で交通事故が4件有った

昼まで香港で仕事をして、それから電車で深センに行く。
深セン・シャングリラの前で浜田さんと合流して、深セン会社の車で恵州に移動。
昼食を取る時間がなかったので、深センで仕事をしている浜田さんに電話を掛けて、ケンタッキーを買っておいてもらい、車で食べる。
(僕が指定した)巨大なチキンは大変美味しく満足。
あと、ポテトを食べて、巨大なバーガーを食べたら食べすぎかなぁ、と心配していたら、バーガーが不味くて食べられず。
良いやら悪いやら。
深センから恵州は、車で約一時間。
恵州訪問の目的は、恵州市外経貿との打ち合わせであるが、これは1時間であっさり終わる。
時間が余ったのでデジタル工業園に行ってみる。
1年弱訪問していなかったので、随分変わっているかな、という期待があったが、思った以上に変化なし。
建設中の日系企業の工場をちらっと見て広州に移動。


恵州から広州は、約2時間の道程。
高速道路が色々なところで寸断されており、いつもより時間がかかる。
2時間の道程の間に、交通事故が4件。
トラックが高速道路の真中で横転していたり、大型のタイヤが転がっていたり、バイクと車が接触して運転手が喧嘩していたり・・・
油断していたので(カメラを鞄にしまっていたので)写真は取れず。
広州についたら知人と会食。
誕生日(22日)祝いに、食事をご馳走して頂く。
ピザとシャンパン、というリクエストを出したら、天河・金莉来のレストランを探し出してくれた。
これは当たり!ワインの品揃えと雰囲気が大変良い!
また来よう。
客が少なかったけど、つぶれませんように。

香港(こぼれ話:亀一+領家さん)

昨日、田中知事と1日行動にしたが、2時間半ほど別行動の時間があった。
日帰り出張なのでホテルは無いし、移動続きの一週間だったので、肩と首がゴリゴリで辛い。
ちょっと考えた結果、亀一を呼び出して、マッサージ屋に一緒に行く事にする。

1時間半のマッサージを受ける事にしたが、亀一は、いきなり、若いマッサージ師のおもちゃにされている。
背中をもまれるのがくすぐったいらしいのであるが、無表情でくすぐったがるところが面白い様で、彼女達は大笑い。
あと、僕が亀一に話し掛けるたびに、身を起こしそうな勢いで、「はい!何でしょうか」というのも面白い様である。
ともあれ、亀一があまりにくすぐったがるので、背中のマッサージは後回し。頭・手・足を先に揉んで、最後に、背中のマッサージをするかと聞かれた亀一が、「うん」というと、マッサージ師達が大受けしている。
どうしたかと思えば、一体、亀一が背中のマッサージを受けるかどうかで、アイスクリームをかけていたらしい。
彼女達が、僕+亀一のアイスクリームも買ってくれたので(係員に頼んで調達)、何やら不思議な成り行きで、アイスクリームを食べる事になってしまった。
亀一はまだマッサージの途中であったが、アイスクリームが溶けてしまうので、寝たまま食べる事になる。
何とも不思議な光景。あまりに面白いので、「ちょっとそのまま!」と言って写真を撮った。
やらせではありません。


話は変わるが、ブログの愛読者の方から、僕のアシスタントの領家さんを登場させて欲しいという依頼があった。
と言う事で、脈絡とは全く関係ないが、リクエストにお答えして。
彼女は、しっかり者で、仕事ではたいへん頼りになるが、難点は、ブログのネタをさっぱり提供してくれない事か。
最近、亀一といい領家さんといい、脇役陣の人気が上がってきている。


彼女が会社に入ったのは、5年半ほど前だったので、まだ24歳くらいのとき。
さすがに僕とは一回り年が違うので、話題を探すのに苦労したが、41歳と29歳になると、比較的違和感がなくなってくる。
まあ、(2年のブランク期間はあるものの)5年半も一緒に仕事をしていると、お互い、必要最低限の会話しかしなくなってくるのでそう思うだけかもしれないが。
こちらの写真は、入社したての領家さん。

香港⇔広州(田中康夫知事と広州)

田中康夫・長野県知事が、信州・長野県の観光PRを目的として、14〜18日にかけて香港・広州を訪問する。今日は、広州進出企業の訪問等を行うため、広州で1日行動を共にする事となった。
朝の10時に合流し、広州経済技術開発区の企業訪問⇒昼食⇒(2時間半ほど別行動)⇒再び合流し夕食、というスケジュール。身近で色々とお話をさせて頂く事ができ、面白かった。
本当は、広州保税区を訪問したかったのであるが、経済技術開発区到着が予想以上に遅れた為、時間の関係でこれは断念。中国の特区運営方法(実験的措置の対応方法)の説明などしたかったのであるが、残念。
田中知事とは初対面だが、イメージ通りの方。色んな意味でよい経験になりました。


因みに、今日は(以下の様な感じで)肉体的にハードな一日。
原因は、昨晩は出張者との会食が入っており、夜のうちに広州に入る事ができず、早朝出発日帰り出張を余儀なくされたため。
朝が弱い僕にとっては、辛い選択。
香港⇒広州の直通車の朝一便は、7時半香港発の9時15分到着だが、広州での通関時間を考えると、若干遅い。
余裕を持つべく、深セン経由を選択したが、これだと直通車に比べて時間が余計にかかるし、乗り継ぎのロスタイムが読めないので、大事を取って、家を5時15分に出発する。
ホンハム駅到着は5時40分で、外はまだ夜のよう。


ボーダーの羅湖駅到着は6時半ちょっと前。税関がまだ閉まっており、空くまで10分ほど待たされた。
香港側・深セン側の通関を終わらせると、広州行きの電車のチケットを買う。出発まで30分弱あったので、周辺の茶餐庁で朝食を食べる。皮蛋痩肉粥+焼きそば+アイスコーヒーで20元。
期待していなかったが、味はまずまず。店員さん達の感じが良い。
電車に乗ると、いきなり座席が無い。
どうやら、指定席なのに、皆な好き勝手な場所に座っている模様。
眠いので、あれこれ考えずに、僕も適当な席に座って、寝るべく努力。
座席が直角で、大変寝にくい電車に揺られ、8時半に広州に到着。
結果として、若干早く着きすぎた。暇なので、駅の近くのインターネットカフェで、30分ほどE−mailチェック。これが終わると、車で待ち合わせ場所に行き合流。


一日のスケジュールが終わると、夜9時20分広州発の電車に乗って、香港帰任。
夜11時到着予定が、何故か30分遅れ(途中でずっと電車が止まっており、少々怖かった)、11時半に香港到着。
帰宅は0時。ベッドに倒れこむ。
寝坊の僕にとっては、近年まれに見る大変な一日だったので、ちょっと自慢(?)したくて長々と書いてみた(つまらなかったら御免なさい)。
今週は、2泊3日で日本出張(東京+大阪)、2回の講演会、そして最後はハードな日帰り出張と、(業務効率はさておき)盛りだくさんの一週間であった。
まさに巡業という感じ。疲労困憊。
明日は午後まで寝ていよう・・・

香港(講演会・今回は真面目な話)

今日は真面目な中国ビジネスネタですので、ご興味のない方は読み飛ばして下さい・・・

午後にNNA主催で講演会。
持ち時間が1時間と、火曜日(13日・東京)の講演とほぼ同じであった為、同じネタを話す事とする。商業企業の現状に付いてであるが、纏め(結論)として話したのは、以下の内容。

商業企業を作る場合、考えられる方法(現状5種類)と、方法毎の有利・不利は以下の通り。


?商業企業の新設
現状、一番認可が取得しやすい方法となっている。
比較的小規模の資本金でも認められている。
また、今までは、専門商社のみが認められていたが、総合商社の実例が出た事により、今後、総合商社の認可が下りる可能性も出てきた。

?CEPA
難易度、手続、認可取得条件は?と同様。
一応、認可が取得できない場合は、規定上は、香港工業貿易署経由で商務部に理由の確認と再申請を行う事ができると規定されているため、お守り代わりにCEPAを使用する意義はある。デメリットは、出資が香港現法経由の間接出資でなければならない事(出資形態の制限があること)。

?傘型会社の経営権追加
関連規定には、多国籍企業の地域性本部として認定される方法(国外の関連会社の輸入・国内販売が認められる)と、「外商投資商業領域管理弁法」に基づいて経営範囲の追加を申請する方法が規定されている。
前者はUS$1億以上の資本金とする必要あり。後者は増資義務無し。
但し、実務的にはどちらの方法を採用する場合でも、US$1億の資本金が要請されている節があり、「一番金がかかる」状況になっている。

?生産型企業の経営範囲追加
認可実例は出てきている。
既存の生産型企業を活用する方法の為、追加出資が不要。
但し、流通から生じる所得が全体の50%以上の場合、生産型企業の税務優遇が取れなくなってしまうのが難点。

?保税区企業の経営範囲の追加
既存の会社を活用する為追加出資が不要というメリットは有るが、保税区企業(外国に準じる企業)が、国内流通権・(国内企業として)貿易権を取得する方法である為、変則的。
ダウケミカルが認可取得したが、個人的意見としては、これは飽くまでも試験的な対応と考えている(保税区外への登記地変更と抱き合わせに、流通権を与えていく方法を取るのではないか)。
この方法の場合、外貨管理(保税区外貨管理の適用を受けるため)の面での制限が加えられる。


講演終了後、急いで会社に戻り、荷物整理だけして会食に。
明日、朝に広州に行かなくてはならず、本当は、今日中に広州に移動したかったのであるが適わず。朝の4時半に起きて、朝一で出発しなくてはならない(深セン経由で広州行き)ので、深酒しないように気をつけよう。

香港(昔の本のマーケットプライス)

髪を切って随分経ったので、床屋に行こうと思い立つ。
が、結局、髪を染めただけで切らずじまい。
色といい生え方といい、ジェルを付けないと、なにやら「いがぐり」の様な感じになった。


家に帰って、アマゾンで自分の書籍を検索してみる。
初めて知ったのであるが、本にマーケットプライス(新品・中古)という取引価格が出ている。
今、発売されている書籍は、当然、同値(新品)若しくは安値(中古)であるが、既に書店では購入できない、「中国ビジネス・投資Q&A2002年度版」は、定価 3000円のところ、4500円のプライスが付いている。
希少価値が出てきたようなので、あと数年すれば、もっと上がるかな(逆に、売れなくなっちゃうと困るけど)とか考える。自宅に数冊あるので、とりあえず取っておこう。
しかし、この本は、僕の最初の本なので、いろんな意味で思い出深い。
数日前に、掲示板(作者へのお便りコーナー)に書いたのであるが、僕が執筆・コンサルティングを始めたきっかけは、社内配布用に作った小冊子(中国ビジネスQ&A)を、上海エクスプロラに投稿した事(2001年春)。
まとまった分量があったので、これが、2ヵ月半ほどの期間連載され、結果として、色々な媒体での連載開始に繋がった。
この内容を膨らませて書いたのが、最初の本「中国ビジネス・投資Q&A」2002年版であるが、自費出版形式で出したので、今から見ればつくりが悪い、というか、素人っぽい。
ただ、完成した時は、それだけで嬉しくて、満足してしまっていた。
自費製作でも、自分の本ができたと言うのは、手放しで嬉しかった。

これが、書店で売れるとは思っていなかったが、本の作成を手伝ってくれた人の頑張りで日本・香港の流通に流す事ができ、「嘘だろ!」と驚いた事には、2002年の在香港・日本語書店の年間売上ランキングで、大前研一の「チャイナインパクト」を抜かして、中国関係書籍1位になってしまった(2冊目の初めての中国ビジネスは、確か6位くらいにランク・イン)。
日本の丸善・紀伊国屋等でも、平積みで置いてくれたりもしたし。
そのおかげで他の出版社が、通常の形式(自費出版ではないという事)で本を出してくれるようになり、今に繋がっている(因みに、中国ビジネス・投資Q&Aも、キョーハンブックスに出版社を変えて、2003年・2004年版を出版)。
そんなこんなで、懐かしいのが「中国ビジネス・投資Q&A」2002年度版。
つくりは悪くても、思い出深い、お守りのような本である。

大阪⇒香港(慌しい出張が終わる)

今日は本社+銀行の方と打ち合わせをして、夕方6時発の飛行機で香港帰任。
昼休みに会社の近くの紀伊国屋に行ってみる。
目的はベトナムの会計税務・投資関連の本を買う事であるが、求める本は残念ながら見つからず。
中国の本はうなるほどあるのに。
やはり、まだまだ中国とベトナムの差は大きいという事か。
中国の書籍を眺めてみると、本当に多い。
いまや中国関連ビジネス書は、米国関連と並ぶ、若しくは、それを抜かすような種類の書籍が出版されているのであろう。
十数年前は、書店を見てもろくすっぽ本が無かったわけなので、大変な変わりよう。それだけ、レヴェルアップもしていると言う事であろう。
書棚に、マイツの出した、「中国の現地法人を持つ親会社の税務の全て」という本があり(記憶で書いているので、ちょっと間違っていたらすみません)、なかなか目の付けどころが良いなと感心する。
中国本も、どんどんディーティルな内容になっている。


そんな事を考えながら、僕の本を探してみる。
「中国ビジネス・会計税務用語集(キョーハンブックス)」が平積み。
「中国ビジネス最新ガイド(NNA)」、「中国貿易・流通の開放とビジネス制度改革(NNA)」も置いてあり一安心。
ただ、一番新しい「新・初めての中国ビジネス」が置いてないのは残念。
NNAさん、宜しくお願いします。


書店を見てから、ラーメン屋に行き、一人で昼食。
つけ麺と、ザルラーメンを間違えて頼んでしまい、悲しい気持ちで昼食を食べる(つけ麺が食べたかった)。
はっきりと、「和風ザルラーメン」と書いてあるので、これで間違えたからには、どう考えても僕の失敗である。
チャーハンもちょっとイメージと違い、大変悲しい昼食。
最後の食事でしくじるのはがっかりする。
オフィスに戻り、3時過ぎまで業務整理をしてから、関西空港に向かう。


空港でチェックインを終わらせると、いつもの事ながら、ついついうどんを食べたくなる。
きつねうどんを注文。
これで、今回の出張も食べ収め。
香港到着は夜の9時。
家に帰ってE-mailの整理。
3日間見てなかった割には、180本程度のE-mailしか無く、少々ほっとする。
午前2時迄E-mailをチェックして就寝。

東京⇒大阪(NNA・JAL講演会)

朝10時から、仲の良い弁護士の劉新宇さんと打ち合わせ。
半年前に開いた、日本の事務所(金杜弁護士事務所の日本出張所)を見せてもらう。
それが終わると、品川駅で、ラーメンを食べながら、出版関係の打ち合わせ。
用語集の改定の段取りについて、打ち合わせる。
頼んだのは、味噌ラーメン+ミニ麻婆丼。味噌ラーメンは美味しかったが、麻婆丼は、甘くて美味しくない。辛くない麻婆豆腐は、如何にも日本風。


それから、モノレールに乗って、天王洲アイルのJAlまで行き、NNA・JAL共同主催の講演会の講師をする。
講演は午後2時半開始だが、1時に駅に着いてしまったので、どこで時間を潰そうか考えていたら、足マッサージの店がある。
飛び込んで、手を20分・足を20分マッサージしてもらう。
疲れているので、もまれていたら、心地よさで意識が飛んでしまいそうになり、「このまま、会場に行かずに1時間くらい揉んでもらったら幸せだろうなぁ」と思うが、さすがに理性が働き、定刻に会場到着すべく店を出る。
出掛けに、マッサージをしてくれた方より、「両腕がパンパンに張っていて(一日中ワープロ叩いているせいだと思う)、目と首がかなり疲れているので、頑張りすぎないで下さいね」と言われ、その言葉に和む。
講演会は二部に分かれており、講演者は2人。一人の持ち時間は50分なので、駆け足で最近の商業企業関連の状況を解説する。
会場には、僕のブログを見てくれている方が意外に多くて嬉しい。「講演会もブログで知りました」という方が数名いた。


講演が終り、会場を出たのは午後4時45分。
タクシーで品川駅に行き、新幹線で大阪へ。
品川駅の付近に、如何にも「日本に帰ってきたなぁ」と思わせる風情の一杯飲み屋があり、「一寸いっぱい」という提灯に誘われ、本当に一杯飲みたい気分になる。
疲れているのか、逃避願望が働く今日一日。


ともあれ、誘惑を断ち切り新幹線に乗り大阪。
大阪到着は夜8時。
クライアントの方と会食。

香港⇒東京(香港駐在経験者でイタリアン)

朝9時半発の飛行機で日本出張。
成田到着は午後3時前。
到着すると、(珍しく)本社に直行。やっとサンプルができてきた、僕の講演DVD(ライブドア・NS総研製作)の販売協力等をお願いする。
本社に到着したのは午後5時で、約一時間半かけて3つの部門と打ち合わせ。
かばん二つ抱えて移動する僕に対する社内の人たちの反応は、「行商人の様だね」というのと、(急に髪が短くなったので)「長淵剛の様だね」というのと、「やつれてるね(自覚は無いが)」のどれか。皆な、示し合わせたように、同じ発言をするので面白い。


一旦、ホテル(いつもの、飯田橋アグネスホテル)にチェックインすると、直ぐにホテルを出て外苑前に。
香港駐在経験者3名(幹事をしてくれたのは、大きな同期・木村さん)+僕で会食。ワインをたくさん空けて、楽しく飲んだ。
話題の中心は、大阪で会う予定の同期N君の事。
彼は、数年前まで香港に駐在していたが、自分より人に会うと、必ず「髭をはやすと自由になれるんだよ」と髭を生やす素晴らしさを力説していた事から、通称「髭のカリスマ」と呼ばれている。のりはラテン系。
彼は、若手を罠にはめるのが好きで、自分の部下に「体を張ってタクシー止めろ!」と指示して、部下が道路に出て、必死にタクシーをつかまえている隙に走って逃げたり(彼は陸上部だったので逃げ足が速い)していたが、これは、香港では「走るカリスマ事件」として語り継がれている。
ともあれ、彼は色んな意味で、インパクトがある男であるのは確かで、香港を離れて3〜4年が経過しても、未だに社内・飲み屋で語り継がれているのはたいしたものである。
同期の僕には以前から親切で、今回もホテルを手配してくれ、「万難を排して夜は空けておくから、安心して大阪にきてくれ!」とか言ってくれてたりしたが、結果としてドタキャンを食らう(3次会で会おう!とかいうラテン的なメールが来た)。僕まで罠にはまり、地団太を踏む

香港(新著の原稿完成!)

新しい本の原稿が完成!今回は、結構(自分としては)自信があるので、書き上がったのは嬉しい。
一旦、編集の方にバトンタッチ。
次の本の準備に何時入ろうか。
個人的には用語集の改定をやりたい。用語集だけでなく、税務・外貨管理等のアイテムごとのワンポイントも入れたいな、と思っている。例えば、現金持ち出し制限は幾ら、とか、外債登記が必要なのはどんな場合、とか、実務で疑問に思ったときに直ぐ引けるような辞書+便利帳のような感じに出来たらいいなと思っている。
数週間休んで(と言っても、連載原稿の締め切りは襲ってくるのだけれど)構想を練ろう。


全然関係ないのだけれど、数ヶ月前から、会社のトイレの鍵が公用になった。
というか、以前は、従業員全員がトイレの鍵を持っていたのだけれど、セキュリティ上の理由で鍵を交換し、ドアの脇にかけられた鍵を皆なで使う事になった。
鍵なんて、HK$20(280円)でコピーされちゃうから、あまり意味が無いような気もするけど、それはさておき・・・
ところが、いつも男性用の鍵が無い。
トイレに行きたくても、鍵が無くていけない事が何度かあった。
大変健康上良くない。
心配性の総務部長は、飲み会の席で、「これは経営に対する不満の表れかもしれません」とか深刻な顔で語っていたが、経営に対する不満が、トイレの鍵を隠すなんていうリアクションで現れるなら、サザエさんに出てきそうな、実にのんきな会社である。
「そんな事無いよ、絶対、ボケ−としてるんだよ」とか谷垣君と語っていたら(実際、僕のポケットを探していたら、鍵が2個も出てきた事がある)、谷垣君が笑いながらやってくる。
「ボケ−っとしてる人間の親玉みたいなのが居ましたよ!。鍵を置き忘れるだけじゃなくて、自分の鍵束をトイレの鍵と間違えてかけてますよ!」と大笑いである。
よほど間抜け、じゃなくて業務に真剣なのか分からないが、ともあれ、大物は居るものである。

香港(商業企業の状況が慌しい)

昨日のブログで、亀一の事を集中的に書いたら、谷垣君が危機感を深めている。
「最近、亀一がいい味を出しすぎてて、人気を持ってかれそうじゃないですか!」という事である。最近、出番が無い谷垣君であるが、何分、全然話題を提供してくれないもんで。
先日、一緒に食事をしたときも、店に入って20分で、ワインを1本頼んだばかりの時に、「すいませんが、30分以内に食べ終わってください。気になる事が出てきたんで」などといって、さっさと帰ってしまうし。
何分、マイペースな人間なので、今後のネタ提供に期待。


最近、商業企業関係の動きが著しい。
暫く前までは、紙面を飾るのは、小規模な専門商社が認められたというニュースだったのが、最近になって、
●保税区企業が流通権を認められるケース(外高橋のダウ・ケミカル)
●総合商社が認められるケース(双日)
●傘型会社の卸売り流通権が認められるケース(伊藤忠)
●複数の商業企業が認められるケース(双日:上記総合商社とCEPA活用合樹商社)
という感じで、急速に展開してきている。

まあ、保税区企業の流通権取得は特殊な例なので、今後、認可が増加していくかどうかは疑問であるが(最近、商務部のHPで、保税区企業が区外に分公司を開設できると書かれたので、この様な感じで、登記地の変更と抱き合わせにして認可を下ろしていくのでは?)、総合商社の認可・傘型会社の流通権取得等は、実例が増えていくものと思われる。


新聞報道の、「双日は総合商社の認可は取ったが、投資は純資産の半分までしかできない。一方、伊藤忠の場合は、国内外の投資が可能である」という記載であるが、流通権を取得した伊藤忠(中国)は、そもそも投資会社(持株会社)な訳で、これと商業企業を、投資の面で比べるのは無理がある。例えて言えば、八百屋と魚屋を比べて、魚屋には野菜が売れない、と言っているようなもの。
とは言え、伊藤忠は、総合商社として始めて傘型会社の認可を取得した企業であるし、今回、傘型会社として、初めて卸売り流通権を取得したというのは特筆すべき点。
傘型会社を基軸にした展開・実績が、評価されたという事であろう。
こんな状況を、レポートにまとめていたら(有料ですが、近々中国ビジネス解説にアップ予定です)、10時半になってしまった。


閉鎖した卯佐木の場所にオープンした焼き鳥屋(ここのオーナーは、僕と同じマイナー流派合気道の有段者で、日本語を流暢に操る米国人)に寄ってこうかな、と考えたが、時間が遅く疲れたので、家の近くでお惣菜(寿司の細巻きと鳥から揚げ)と安いシャンパン(日本円で2000円弱)を買って帰る。
疲れたので、12時半に就寝。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ