香港(次の著書とノンアルコールビール)

近所のスーパーに、ノンアルコールビールが2種類売っているのを発見。それを見て、1991年の湾岸戦争直後、まだ油田が燃えている時に、駐在員が非難した地域(ヨルダン・シリア・サウジ・カタール・バーレーン)の巡回に3週間ほど行った事を思い出した。店を一時閉鎖した結果、管理・経理上の問題が起きてないかの点検に行かされた訳である。僕は中近東に対する知識がほとんどなく、不安であまり気が乗らない出張であったが、実際にはなかなか興味深く良い思い出になった。ちょうど休日にヨルダンにいたので、死海で海水浴(?実際には浮かんでいるだけ)したり、シリアで水を入れると白濁する酒をたくさん飲んだり、バーレーンでピックアップを忘れられたり、はたまた、バーレーンのスポーツジムで男色家っぽい男数人に口説かれたり(ひげを生やしてないので誤解された模様)、楽しい経験も楽しくない経験もいろいろあった。滞在した5カ国で一番面白くなかったのがサウジアラビアで、思い出といえば、滞在中は毎日ノンアルコールビールを腹が膨らむまで飲んでいた事だけである。久しぶりに飲んでみようと2種類を1本ずつ買ってみたが、いつでも酒が飲める環境だと、あまり飲みたいもんでもないな、というのが久々に飲んだ感想。週末の2日はそんな訳で、(ノンアルコールビールだけで)酒を飲まずに執筆。今年の出版はビジネス書1冊だけと決めているので、のんびり書こうと思っていたが、すでに320ページ書いてしまい、9割完成してしまった。あまり焦ってもいけないので、あと1〜2ヶ月で推敲を重ね、精度を上げていこうと思う。