香港(JAMBOに行った+個人所得税)

ちょっと話がさかのぼるが、JAMBOに行ってきた。
香港の絵葉書やガイドブックに必ず出てくる店であるが、美味しくないという評判があったので(最近、味がよくなったという噂も有り)、なかなか踏み切れなかった。
とは言え、香港に駐在しているからには、一度は行ってみたい。
そんなことで、9年がかりでやっとJAMBO訪問が実現した。
実際に行ってみると、写真通りの概観。
必要以上にけばけばしい。
昔懐かしい香港のイメージ。


水上レストランには、フェリーで渡るので面白い。
レストランは何階建ての構造になっているのか数えなかったが、ともあれでかい船である。
レストランは人で一杯。
いまだにこれだけ人が集まるのはたいしたものだと感心する。
味は、聞いていたよりは美味しい。
北京ダックは意外にいけた。値段もリーゾナブル。
ただ、ファミリーレストラン的な味、という感じで、続けて行くとちょっと辛いかな。
人手が足り無そうで、サービスも70年代の香港、という感じだし・・・
まあ、香港観光ツアーとして行くのは良いと思う。
ちょっとレトロな感じや、フェリーでの移動で、ブルースリーになった様な気分が味わえる?

さて、ビジネス情報。
1月1日より、個人所得税法実施細則が改定となった。
ポイントは、
●月次の基礎控除が、800元から1600元に引き上げられた事
●徴税管理の強化が図られた事
基礎控除に関して言えば、昨年末まで外国人は、追加控除(3200元)と併せて4000元/月の控除となっていた。
基礎控除の引き上げによって、これがどうなるか(追加控除の増減額があるか)が噂されていたが、結果として、追加控除はそのまま(新実施細則27条)。
1600+3200=4800元が外国人の月次控除となる事が規定された。
尚、中国人の基礎控除に関しては、800元から1600元と2倍にした上で(国民のかなりの割合が個人所得税を払わなくてよくなる感じ)、今までの様に、地方が個別の控除額を設定する事を禁止する通達を別途出している。

香港(アニュアルディナー)

今週は期末決算なので、面白い事(特筆すべき事)がまるで無い。
唯一のイベントがアニュアルディナー。
僕が香港に来た頃は、アニュアルディナーも何百人参加というイベントであったが、年々、質素になってきてはいる。
とはいえ、一応、一年の大イベントという事で、ホテルを借り、スタッフも「盛り上げよう」という努力をしながら参加している。
今回の会場は、九龍側にあるホテル。
会場は悪くない。料理も美味しかった。海辺で夜景もすばらしい。
問題は、屋外BBQだったと言う事。
10度を切るかどうかという気温の中、更に、海風が吹く中でのイベントとしては、かなり苦しい。
これが、夏なら楽しかったのに。

一応、巨大な簡易テントが張ってあるので、まともに屋外の寒さではないが、桑畑君の越冬隊の如くの格好を見れば、状況が分かろうと言うもの。
隣のマイケル部長がさほど寒そうではないのは、太っていて寒さに強いためらしい。


ともあれ、夜10時頃まで宴会は進行し、宴席はお開きに。
直前に、領家さん+機械部のスタッフと記念写真。

更に、コンサルティング部で記念撮影をしようとしたら(マイペースな人間が多いコンサルティング部は3人しか参加せず)、アニュアルディナーの度の泥酔が恒例となっているOさんが、飛び込んできた(ポーズをとっていたら、シャカシャカという走り声が聞こえたので、何かと思っていたらOさんだった)。
酔っていて顔が白いので、まさに心霊写真の様な写真となってしまう。
カメラも驚いたようでピントがボケボケ。
最後に、Oさんをタクシーに乗せようとすると、ホテル前に溜まっていたタクシーが避ける避ける。
これだけ空車がパニックのように避ける光景をはじめて見た。
「酒は飲んでものまれるな」である。

香港(新著と講演会の宣伝)

明日香出版から出す本の校正が最終段階に入ってきた。
タイトルは「中国ビジネス組織変更・撤退完全マニュアル」。2月1日出版予定。
定価3465円(税込み)
組織変更にスポットを当てた本で、ちょっとした自信作!

宣伝ですが、内容は以下の通り。
第一章:開設と撤退(組織改廃の手続とポイント)
● 現地法人の設立と閉鎖
● 委託加工契約の締結と終了
● 出張所の開設と閉鎖
第二章:組織変更(組織変更手続のポイントと注意点)
● 委託加工⇒現地法人
● 現地法人⇒委託加工
● 出張所⇒現地法人
● 現地法人⇒出張所
● 出張所名義の変更(「日本本社の出張所」から「現地法人の出張所」)
● 現地法人の出資構成変更(持分譲渡)
第三章:現地法人の再投資(子会社設立)と、現地法人の分枝機構(分公司・常駐代表所)開設
第四章:現地法人の増資と減資
第五章:外資商業企業の設立と貿易権(外貿流通経営権)の獲得
資料編:契約書・申請書雛形など


宣伝ついでに・・・
2月13日に日中投資促進機構主催のセミナーで講師をします。日中投資促進機構さんの講演会も、これで3回目。
すっかり恒例になってきた。
講演タイトルは中国進出となっていますが、新書出版を記念して、組織変更の内容を半分くらい話す予定。


さて宣伝ばかりでは恐縮なので、年末・年始の出来事。
久しぶりにオーシャンパークに行ってきた。
ジェットコースターなどは怖くて乗れないので、ほのぼの系を回る。
パンダを見たり。

ケーブルカーに乗ったり。
ケーブルカーは1.4KMの距離。海を越え、山を越えるので少々怖い。

香港(今年も宜しくお願いします)

明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します。

実は、例年、新年の雰囲気には軽い反発心を持っていたのですが(「頑張ってるのは、いつでも同じだ!」という感じ)、今年は素直に「おめでとう」という事ができる気がします。

というのも、昨年は体・メンタル共に不調で、特に、メンタル(精神面)はかなり悪い状況にあり、自分自身危機感を持っていました。
ただ、年末に次のような事があったり、考えたりしました。
● 12月は意識して仕事量(というか、執筆量)を落として、休日は寝た。
ここ数年、休日は執筆+資料チェック、出張の移動中にも執筆、という感じで、いつも気を張ってたのが良くなかったようです。
何事もメリハリ、というのが分かりました。
● 20代の頃に面識があった、とある女性社長に12年ぶりに再会し、その折、「頑張るのではなくて、楽しみなさい」と言われたのが心に残った。
それもあり、プレッシャーがある状態も含めて、自分がどこまでできるか、腹を括って楽しんでやろうと開き直りました。
考えてみれば、経営者だけでなく、世の営業マン、管理者、執筆者 etc.、全員が予算や締め切りと戦っているはずです。
僕が、自分自身を特別だと思ったり、こんな状況で音を上げたりしている様では、意識過剰と言うものです。
● 昨年最終のブログにも書いたとおり、本当にたくさんの方々が支えてくれていることを、今更ながら実感した。
応援の中には、積極的な応援もあれば、(反対はしないという)消極的な応援もありますが、どちらもありがたい事です。
どちらも、肯定的に僕を見てくれていると言うことで、僕に自信を与えてくれます。

そんな状況で、今年早々、前向きな気持ちです。
久々に、攻めるぞ!という気分が戻ってきました。
心配してくれていた方々には、「もう大丈夫です+有難うございます」と伝えたい気持ちです。
今年も宜しくお願い致します。


因みに、昨年から悩んでいた、喉の不調はあと一両日中に治りそうな感じです。
決め手となったのは、年末の睡眠+喉の丹念なマッサージ+枕の交換+ストレス解消
どうも、硬い枕も駄目だったようで、枕を変えました。
とは言え、家の中に良いのがなかったので、5年以上前に買った、「こげぱん」のクッションで寝ているのですが・・・