この講演会は、立花さんと知り合った時(確か、4月に実質初対面で酒を飲んだ時)に、一緒に講演会をやりましょうよ、と誘いを受け、実現したもの。
とは言え、起業一年間は、ともあれ講演会をこなす事にしていた僕は、毎月 3~4個の講演会続きで(昨年11月は7個)、全く準備のお手伝いができず、企画、告知、会場手配等など、全面的に立花さんにやって頂き、最後に、乗っかった感じとなった。
僕の会社が主催する講演会は有料が原則なので、上海での無料公演は3年ぶり。
400人近い申し込みを頂いたのはありがたい。
会場はぎっしりではあったが、名刺を置いて頂いた方(受付に置いて頂いた方)が300名弱。
名刺を頂けない方もいたようなので、実質、320名程度の参加かな、と思う。
従来の僕の上海講演の形式で、200元/名程度頂き、200~250名集まって頂けば、予算的には思い入れのある花園飯店のメインボールルームで講演できる訳であるが、会場も、やり方も違う講演会を試してみるのは、それはそれなりに価値があったと思う。
実は、ここ数日、仕事で大変な事(明日書きます)があり、前夜殆ど眠れなかった。
若干、頭がふらつく中、企業再編に付いて100分講演。
講演テーマが企業再編で、最近、このテーマの講演が続いている。
これは、取りも直さず、「企業再編業務における企業所得税処理の若干の問題に関する通知(財税[2009]59号)が公布された為。
ただ、僕が講演テーマを決め、概要を提示した段階では、まだこの通知が公布されていなかったので、その際に決めた骨格に、59号通知のエッセンスを織り込んで話をした。
よって、「国内拠点展開(本支店展開、国内再投資)、持分譲渡、合併、香港からの出資、地域統括会社の設立」に関して、法的手続、会計、流通税、保税措置との関係、不動産譲渡に関わる契税の時限的優遇措置、これに、特殊性税務処理をエッセンスで加えて講演を行った。
仕事で気にかかっていたトラブルも、午後4時には解決したとの報告あり、18時半には心おきなく打ち上げ。
大変な7月だった。
8月は、ちょっとのんびりしよう!