なすびで会食

数日前の話になるが、講演会の準備で香港から水嶋さんが上海に出張してきたので、社内で会食をした。
会食場所は、福泰商務酒店の「なすび」。
以前、よくこのホテルに泊まっていたので、昼食に何度か使用した。

家庭的な美味しさがある料理で、気に入っている。
これはメンチカツとカニクリームコロッケ。

八丁味噌のもつ煮と、牛タンカレー。
思い出の面(学生時代の思い出、友人)では横浜が故郷だが、味覚は名古屋の影響が色濃い僕だ。
八丁味噌が大変うれしい。

そして豪華寿司と明太子。
明太子が優しい味で、ご飯をたくさん食べてしまった。

ちょっと食べすぎたなあ、と反省したが、味にもサービスにも満足できる良い店だ。

飲み屋でのマニアな会話

大学の頃は合気道をやっていたので、その仲間たちと頻繁に酒を飲んでいた。
そうすると、話題も関節のひねり方が主流になる。
がたいの良い男たちが、「関節をひねる時は項やるんだよ。手首のここを押さえればもっと効率的だ!」等と言う会話を繰り返し、その内、実演し出す。

はたから見ると、酒に酔った男同士が手を握って、関節をぐねぐね回し、その内、酒をひっくり返したりするので、何とも奇妙で迷惑な集団であった。

会社に入っても似たようなものだ。
経理の人は計上科目で盛り上がり、外為の人間はL/Cで盛り上がる。

香港に、卯佐木という焼鳥屋があって、元上司が経営していたので良く行った。
一人で食事をしていると、後ろから、「立替金を調べろと言ったら、本当に立替金しか調べないんですよ。仮払い金とか諸預け金はどうしたって感じです!」という会話が聞こえてきた。
経理の人と思われるが、如何にも楽しそうに、その話題で30分ほど盛り上がっていた。

別の日には、金型で盛り上がっている人がいた。
何らかの金型を他の地域まで運んだ話をしていて、「●●金型ならまだ分かりますが、△△金型ですよ!」と言って、5人ほどの人たちが大笑いしていた。
僕は聞いても内容がさっぱり分からなかったが、如何にも楽しそうに、最初から最後まで金型で笑っていた。

人それぞれ。
酒の話題もそれぞれだ。

まあ、どんな話題でも(第三者からは理解されなくても)楽しく笑って飲めればそれでよいのだが。