学生さんと話して

昨日は、日本、中国本土が休みのため、リラックスムードの一日であった。
午後に、香港に留学している学生さんと面談。
最近、知人を通して、若しくは、ブログから直接、大学生の方からの面談依頼をよくいただく。
人生の後輩に自分の経験を話す事は、先輩の役割だと思っているので、なるべく時間を取って話すようにしている。
特に、見知らぬ人に直接面談依頼をするというのは、僕が学生だった頃は、やろうとも思わなかった(思いついてもヘジテイトしてできなかった)だろうから、その様な連絡をもらうと、たくましいな、と感心する。
社会に出ると、この様なたくましさは絶対に必要だ。

昨日話したのは、自分の半生(なぜ商社に入り、中国を希望し、コンサルティングを始めたか)。
商社の機能。
大企業に就職する事と、ベンチャー企業に就職する事の違い。
という点。

自分の人生は、自分に選択する権利がある訳なので、会社の選択なども、正解は人によって違うのだろう。
ただ、僕自身は、商社を希望したことも、丸紅に入社した事も正解だった(幸運だった)と思っているし、コンサルティングを始めて、起業した事も、必然だったと思っている。
とは言え、まだ人生の半ばで、これからまだ20年は働き続けなくてはいけない訳だから、引き続き悩みも喜びもあるのだろう。
その意味では、ちょっと早く社会に出たとはいえ、社会・人生と戦い続けているという意味では同じ。
僕自身、この先に振り返った時、良い人生だと言えるように頑張るし、後輩の皆なもそうあってほしいな、と思う。