中国外貨管理マニュアルQ&A

中国外貨管理マニュアルQ&Aは、第三改訂版を半年くらい前に、子会社のチェイスチャイナより出版した。
数日前に、社長の杉山君より、「最近、Amazonでよく出ているなと思ったら、海外進出部門の13位に入っていました」との連絡が有った。

出したての頃ならさておいて、半年経過して。更に、この本は第3改定版(初版は2012年出版)。「なぜ今頃!」という感じもあるが、昨今、中国の外貨管理が強化されているためであろう。幻冬舎のオンラインで紹介された事も有るかもしれないが。

中国の外貨管理は、日本の昔の外為法もそうだったが、資本項目原則制限。経常項目原則自由となっている。
よって、資本項目は、経済動向に応じて規制強化・緩和が行われ得る。経常経常項目は、過去十数年以上、確実な規制緩和が続いてきたし、原則自由の位置付けより、露骨な規制強化はやりにくい。とは言え、取引時に行われる真実性の確認のさじ加減で、実質的な強化は実施できるし、その典型例が、この1年間で、決済制限がかかるようになっているオフショア取引決済。

ここ数年で規制緩和された対外送金の典型例として、クロスボーダー人民元、オフショア取引(核銷制度の廃止により2012年より可能に)、そして非貿易項目(業務委託料等)の対外送金、etc.が挙げられる。
ここ数年以内に規制緩和が行われた項目は、運用面で若干の揺り戻しが有り得る事も意味する。
今後の外貨管理動向で注意する点は、その様な内容であろうか。

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