32年前に宿泊したホテル(旧申江飯店)を訪ねる

1985年8月。生れて始めての中国訪問時に、まず、上海で宿泊したのは申江飯店という「地球の歩き方」に載っていたホテルだ。当時の地球の歩き方中国編は、現在のものとは全く違う。読者投稿で構成されているため、どんどん貧乏自慢になっていった。熱烈な信者は、日本からは鑑真号。宿泊はドミトリー。国内移動は硬座。それ以外は認めないと、挑むような目で高級ホテルに宿泊する外国人を眺め、帰国してからその経験を投稿する。
結果として、これを手にした若者は、ただでさえ苦しかった当時の中国旅行環境を、更に苦しむ事になり、まさに艱難辛苦の限りを尽くして歩き回ったものであった(ちょっと大げさ)。
ともあれ、そこで紹介されているだけに安ホテルで(トリプルの部屋が1泊75元。当時のレートで2,600円程)、部屋も簡素なものだった。

上が、その時の写真だ。
もうとっくに無くなっていると思っていたが、最近になって、揚子精品酒店と名前を変えて営業している事を知った。
これは行かなくてはならない。



分かってはいたが、全く違う。
器が同じだからと言って、このホテルから当時を思い起こす事はほぼ不可能だ。
知人に写真を見せたら、「お前の外見の方が、ホテルの変化より激しいかもしれない」と言われたが・・・

因みに、上海到着翌日、大雨の中でホテルを探したため、数日後に、42度の熱を出して倒れた。

その時は、深夜に服務員の男性に担がれて病院に行ったものだが、あの病院はどこにあったのだろう。
また、助けてくれた服務員の男性は元気だろうか。

地球の歩き方に誘導された当時の旅行。
確かに、辛い目にあったが、今ではそれが懐かしい。

関係ないが、来年は、開業十周年記念だ。
その折は、このホテルのボールルームを借りて、懇親会でもやってみてはどうだろうか。
僕の中国はこのホテルから始まった、という事で・・・

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