深圳日帰り出張で、クライアント様を3社訪問した。福田・南山はサービス系。宝安は製造業だ。かつては、深圳の工業地をよく訪問したが、ちょっと間が空いてしまった。
この日の深圳は、冬とは思えない暑さで、強い日差しに刺されながらの移動。12時半に羅湖のシャングリラホテルで、広州総経理の麦さんと合流したが、面談が終わって、また羅湖に戻ったのは17時半であった。
香港に戻る前に、深圳で食事をしようと思い立ち、粤海ホテルの付近で食事ができる場所を探し、ぶらっと入ってみる。
これが当たりであった。メニューの内容が非常に良く、店員さんも感じがよい。
タラの芽の天ぷら、さつま揚げ、串カツを頼み、焼酎を飲む。
早い到着だったので席が有ったが、18時半以降に予約なしで来た人は、席がないと断られていた。商売繁盛だ。
食事が終わると、羅湖口岸まで30分ほど歩いていく。食後の散歩だ。僕が香港駐在を開始した1990年代は、深圳と言えば怖いところだった。それが、嘘のように平和になっている。20数年の劇的な変化には、驚くばかりだ。
深圳が安全で平和になり、そして香港が変わらない(というか、香港の治安が悪化している)。それが、双方の立ち位置やパワーバランスに影響を与えている気がする。