上海・Bistro321で会食

定西路にある、Bistro321に行く。
この店は、かなり前から気になっていたが、なかなか行く機会が無かった。僕が会食する時に、フランス料理はめったに選択肢に上がらないためだろう。

さて、フランス・リヨンでミシュラン2を取った、次世代を担うと期待された料理の鬼才が、上海に移住して作った店という事で、評判はやたらと良い。最初に頼んだのは、ウニとロブスターのパテ。美味しいが、見た目以上にボリュームがある。日本人には半個で十分か。

左はカエルのハーブソースがけ。右は、手前がインゲン豆に炒めで、これは軽い味付けで美味しい。奥は、ステーキだが、ちょっと味付けが好みではなかった。

これは、この店人気のトリュフパスタ。これは文句なしで美味しく、満腹なのに、食べるのが止められずに困った。みんな美味しいのだが、手放しで美味しかったのは、このパスタくらいか。


この建物に、ビストロと、フォーマルなフレンチが入っており、今回行ったのはビストロコーナーなので、カジュアルな料理が主流だった。
料理は全体的に重いので、日本人の中でも、特にあっさり好きの僕(霜降り肉も、大トロどころか中トロも重くて食べられない)には、1年に1回来ればいいかなという感じだが、全般的に美味しく、値段も良心的であるのは確か。ワインの値付けは高いが、行く価値はある。
今回食べなかったが、店に並んでいるケーキが大変美味しそうで、甘いものを制限していなかったら(酒を飲む日は甘いものは食べない)、是非食べたかった。