マスク輸出若干の強化

友人たちからのSNSでの連絡を見ていると、マスクが徐々に買えるようになってきたという投稿が目立つ。自分自身は、有難い事に、中国の友人達から、「中国では問題なく帰るので、プレゼントしてあげるよ」という連絡を何人からも頂き、特に不足することなく過ぎているが。ともあれ、一時は、日本では全く購入できない状況だったので、供給が追い付いてきたのは、ほっとする出来事だ。
この状況下、「防疫物資の輸出品質管理の一層の強化に関する通知(商務部・税関総署・国家市場管理監督総局公告2020年第12号)」が公布され、2020年4月26日以降、非医療用マスクの輸出に関して、以下の様な管理が実施される。若干の強化だ(医療用マスクは、既に管理が実施されているが、非医療用マスクも手続が規範化されたという事)。
国外での品質不良問題や、医療用・非医療用の誤用を回避するための措置である。内容的に、大きな影響は無い筈と思うが、取りあえず状況を見る必要は有ろう。
● 中国からの非医療用マスクの輸出は、「中国国内品質基準、若しくは、国外品質基準を満たす必要があり」、2020年4月26日以降の輸出に関しては、「輸出者(中国企業)と輸入者(国外企業)の共同声明」を、書面、若しくは、データで、税関に提示する必要がある。
共同声明(12号公告に様式が添付)」には、国外の輸入者は、輸入により購入する非医療用製品の品質に関する異議がなく、且つ、購入した物品を、医療用途に使用しないことに関する宣誓が要求されている。
● 国外品質基準を満たす非医療用マスクの輸出に際しては、当該マスクの生産者は、「国外基準認証・登録を取得した非医療用マスク生産企業リスト」に掲載され、且つ、「非医療用マスク不合格製品、及び企業リスト」に掲載されていない企業である必要がある。

当社もクライアント様に無償贈呈するためのマスクを1.5万枚輸入する事としているが、出航が5月1日予定なので、状況確認中。

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