赤坂飯店(竹橋パレスサイドビル支店)で会食

6月24日に、竹橋の赤坂飯店で中国ビジネス関連の方と、合計4人で宴席を開いた。赤坂飯店と言えば、丸紅社員(住友商事とかも同じらしいが)にとっては特別な店で、海外駐在員の一時帰国時に、「何が食べたい?」と聞くと、ほぼ全員「赤坂飯店の担々麺」と答えるというくらい。

早い時間に開始して、早く切り上げようという企画だが、話は弾んで、全然早く終わらない。ちなみに、まず前菜の3種盛り合わせと、雲片肉を頼んだが、これがうまい。

そして次は、春巻きと虾仁炒蛋。餃子よりも僕は春巻きを頼みがち。そして、海老の卵炒めは、麻婆豆腐と並んで僕が最も好きな中華料理の一つと言っても過言ではない。

次が、焼き餃子。春巻きを頼んだ時、店員さんが、どうしても焼き餃子を食べてほしそうで、つい頼んでしまったもの。そして、宮保鶏丁。これだけは、ちょっと期待と違う味だったが、カシューナッツは美味かった。

エビチャーハンと麻婆豆腐。安定の味だ。華南地域のチャーハンは、米がぱさっとしてて美味しいが、日本のチャーハンは、また違う良さがある。甲乙つけがたいが、この日本のチャーハンは、無性に食べたくなる時がたまにある。

この時点で満腹だ。あとで、Facebookなどを見た方々から食べすぎだと言われたが(現在、毎日16時間断食をやっているが、いまひとつ痩せないのは食べすぎが原因であろう)、赤坂飯店に来たからには、担々麺を食べないという選択肢はない。4人で一椀を取り分ける。やはり、これが食べたかった。

この日の宴会時に聞いたのは、かつて一緒に仕事(共同執筆など)をしたことがある方々が、殆ど連絡が取れなくなっているという事だった。皆さん、僕よりも年配なので、リタイアした方も多くいるであろうし、別の分野に鞍替えした方もいる様だ。「水野さんは何才まで働きますか?」と聞かれたので、「75才までは働く」と回答。そして、「ASEAN、米国などにも基盤は築きますが、一生、軸足は中国において活動します」と言っておいた。
33年前に、中国関係の仕事をしたいから総合商社に入り(その当時は、まだ中国が注目されていなかった頃だ)、12年前に、好きな仕事を続けたいから独立した。いま、方向性を変えるくらいなら、あの時、丸紅を辞めたりはしていない。その意味では、自分は一貫して迷いがない。