香港隔離4日目

9月30日。国慶節休みの前日で、当然のように忙しい。長期休暇前の駆け込みだ。
昼は中華三昧。中華三昧四川味噌味が袋麺の中で一番好きだが、この日は広東醤油味。既製品のチャーシューをオーブントースターで焼いて、冷凍葱を入れただけで、見た目はかなり本格的。中華三昧、大したものだ。

夕食は、少量のおかずを、たくさん作ろうと考える。マカロニサラダ、きんぴらごぼう、オクラの梅肉和え。
因みに、小学校5年生の時に、「エミールと探偵たち」を読んで以来、マカロニサラダが大好きだ。レストランでこれがあると、状況を問わず、必ず頼む。問題は、ある店が少ないことだ。

親子丼の頭。もう一瞬前に火を止めた方がよかった。卵が微妙に硬すぎ。

ブロッコリーと豚肉の炒め物。冷凍庫に、去年かった豚肉のハンバーグっぽいものが有ったので、少々不安を感じながらも使ってみた。

そうして軽く一杯。今のところは、まだ辛さは感じない。

明日から、中国は国慶節の長期休暇だ。

隔離2~3日目

一夜明けると、隔離2日目だ。前にも書いたが、到着日起算なので、家に着いたらもう2日目。
前日は、空港での検査結果待ちが大変だったので、午前中はのんびりしていたいところだが、国慶節前で、ともかく忙しい。長期休暇に入る前に、質問は全部投げてしまおうと考えるのが人情で、これはいつもの事。あたふたと仕事をしながら、昼食を食べる。カップうどんに卵を落とす。卵は冷蔵庫内に有る10個で14日間持たせる必要がある。貴重品だが、初日と2日目で2個消費してしまった。そういえば、昔(30年前)、丸紅の先輩から、「リビアのベンガジに短期駐在したんだけど、物資が無くて、同じ事務所の駐在員たちが、こいつは朝から卵を食べやがった(贅沢だ)、と真剣に喧嘩するんだぜ」と聞かされたことを思い出す。そこまでひどくはないのだが。

夜になると、冷凍ゴボウをレンジがけして、マヨネーズかけてサラダにしたり、そうめんを食べたり。
まずは、麺つゆを作ろうと思ったら、鰹節が無く愕然とする。今まで、だし系を切らしたことは無かっただけに、これはうかつだ。8ヶ月も不在にすると、住居内の状況は、記憶に全くない。ただ、既製品のつゆが有るので、これを活用することにする。
日本酒・みりん・醤油を加熱して、これを加えると、まずまずの味になった。そばつゆにはこだわりがあるので、最低でもひと手間かけたい。

そして3日目。引き続き、忙しい。

昼はスパゲティボンゴレ。あさりは、水嶋さんが買っておいてくれていた冷凍品だが、思ったよりも上手くできた。


そして、少量のおかずを何品か作って食べる。隔離生活で、野菜が取りにくいと思うと、積極的に野菜を食べている。ついでに、野菜ジュースも飲んでいる。これだけ、意識的に野菜を摂取するのは、生まれて初めてかもしれない。

深酒にならないよう、軽く一杯。