日本のテレビ報道に違和感を持つ

先週末、日本にいる3人から、またロックダウンされるんだって?という連絡が来て、「何を言ってるんだ?そんな話は全くないぞ」と疑問に思い、ネタ元を探してみたら、6月12日のテレ朝Newsだった。
友人が教えてくれたのは、たまたまこれだが、他のテレビ局も大同小異とのこと。報道だけあって、間違い自体はないようにしているのだが、編集は、意図を持って煽情的、且つ誘導的(視聴者の誤解を招くようにしている)。タイトルの再ロックダウン危機、というのは完全なあおりだ。
そもそも、経済的にも民意の面でもリスクの高いロックダウンを、政府も再度やりたいとは思っておらず、やるとすれば感染者数次第。基本的に10人以内の感染者数で推移しており(報道で前日は29人と言っているが、これは輸入症例と呼ばれる、入国時の隔離状況下での感染者を含んでいるのではないか)、この感染者数でロックダウンをする筈がない。
更に、こちらで重視されているのは、社会面ゼロ(封鎖区域以外の感染をゼロにする)。まあ、これがなかなかゼロが続かず、市民がイライラしているが、それでも0~3人程度を行き来している状況で、これを見てもロックダウンの危機など迫っていないのが分かろう。
言ってみれば、台風被害でボロボロになっている住民がいる状況で、天気図に何の台風発生もないのに、「台風再来危機!?」と報道しているようなもので、今回は自分が渦中にいるだけに、久々に報道に対して腹を立てた。

また、全員PCR検査が行われたことをロックダウンに繋げるような報道をしているが、確かに、7月末まで、毎週末全員検査をする。それに際して、検査期間中はマンションを封鎖するが、僕の居住マンションでは、朝9時半~11時の検査で、マンション封鎖期間は9時~11時半。それが終われば問題なく出入り可能だ。
ロックダウンというのは、都市機能を封鎖することで、マンション単位の封鎖をロックダウンと同意義に扱うのは間違い。勿論、マンション単位でも感染者が出て2週間封鎖されるのは嫌だが、ロックダウンで困ったのは、配送スタッフがおらず(彼らも閉じ込められている)、物が購入できないこと。マンション単位の封鎖なら、物資の調達には問題ないので、この意味合いは全然違う。
まあ、マンション封鎖につながる管理を、僕個人は、全く歓迎していない点は、念のために断っておくが。

不満は、他にも多々あるが、長くなるので、別の機会(動画とか)で語る事にしよう。
因みに、上海在住の記者の方が、「私も2週間の封鎖に備えて、買いためをしてきました。ロックダウン中に飲みたかったジュースも買ってあります!」と見せる備蓄品が、僕に比べて圧倒的に少ない(おまけにジュースは1本だけ!?)のは笑った。「一本かい!コンビニなんて、どこでもガラガラだから、そんなに好きなら20~30本買いたまへ!」と突っ込みを入れたくなった。実は、記者さん自身、大してリスクは無いと思っているのではないか(笑)。
僕の備蓄(例えば水)はこんな感じ。中国生活合計27年は伊達じゃない。不測の事態の備えは絶えずしている。今回も、ロックダウン解除の前日から、毎日コツコツ準備してるが(これも、笑)、別に、買い物は問題なくできているぞ、という感じだ。

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