麻婆豆腐を作る

麻婆豆腐が好きだが、自分で作ったことは数回しかない。基本的には、中村屋のレトルト(これがなかなか美味い)を買って豆腐を入れて作っていたが、久々に料理することとした。最近YouTubeでお世話になっているリュウジレシピだ。

なかなか上手くできた。翌日は。ラーメンにかけて麻婆ラーメンにする。昨今のインターネットの発達は有難い。

青山で会食

青山で会食した。この前日は渋谷。数日後は西麻布と、僕とは縁が薄い場所での宴席が続いた。とはいえ、1990~1993年に、外苑前のエグザス(昔あったフィットネスジム)に通っていたので、慣れない中でも、比較的なじみが有る。
一軒目はピッツェリアサヴァティーニ。つまるところは、サヴァティーニの廉価版だが、この店は、僕の人生を、それなりに変えた会食の場所で、思い出の場所と言える。どんな会食かというと、2005年、香港から日本帰任が避けられなくなってきたとき、一緒に食事をした同僚に愚痴をこぼすと、「うちの部門(組織)で、コンサルティング会社設立の稟議をあげてやろう」と言ってくれた。結果、2006年にM&Cという丸紅100%出資のコンサルティング会社ができ、僕が社長を務めるのだが、その2年後、ドタバタ劇が有って、僕は丸紅を退職して独立することになったもの。小さな会食が人生を変えることも有る。


この日の会食は、全く人生には影響のないものであったが(笑い)、写真を撮るのは忘れた。ともあれ、程々に食べたので、バーにでも行こうとするのだが、歩いても歩いても全く見当たらず。やはり、アウェイは辛い。かろうじてバー使いできそうな居酒屋を見つけたのでそこに入る。さすがに、何か食べるものを頼まないといけなかろうと思い、フレンチおでん(大根、卵、プチトマト)というのを注文した。

旨い。特に、トリュフ風味を聞かせた卵+リゾットはかなり旨い。ただ、想定外のボリュームだ。イタリアンを食べた後注文するものではなかった。必死に卵を平らげ、満腹に苦しみながらワインを1杯飲んで退散したのであった。

横浜中華街(Bar Great Wall・湖南人家)

1月4日はクライアント様兼友人と会食であった。横浜駅での会食後に、中華街付近に移動してバーを探す。

まず山下町を探し、数軒発見するのだが、どうもピンとこない。入りたい、という気にならず、次は元町を探すことにする。

因みに、上の写真のこの場所は、昔シルクロードと呼ばれることも有った。中国(中華街)と西洋(元町)をつないでいるから、という事だが、知っている人が殆どいないので、あまりポピュラーな呼び方ではなかったのか、若しくは、すぐに廃れたのか。


そんな感じで元町を歩くが、バーどころか、何の店も開いていない。元町は夜が早い街なのか、それとも新年早々だから開いていないのか。早々にあきらめて中華街に戻る。

旧正月前で、中華街はいつも以上に中国感を出している。さて、良いバーは有るか。この時点で、既に30分くらい歩きまわっているので、二人ともうんざりしかけている。

関帝廟を抜けたあたりに、ちと怪しげな(というか、いけてなさそうな)Great Wallという看板が見えてくる。「あそこはダメですよねえ」と話すも、念のために見てみようと近づき、のぞき込む。驚くことに、落ち着いた感じの雰囲気良いバーだ。外のネオン看板以外は素晴らしい。

早速入ってみることに。良いバーだ。店の方も淡々とした中に優しさが有る、嫌みのない接客だ。素晴らしい。

僕はマッカラン、友人はチャイナブルーカクテル。

2杯飲んで、満足して店を出る。普通はここで帰宅するが、友人が勢いに乗り、「ラーメンを食べましょう!」と提案。最近、3次会に行くことはまずないが、気分が良いので「行きましょう!」と即答する。

二人とも知っている杜記で刀削麺を食べようと思ったが、時間が遅く開いていない。どこかないかと歩き回り、湖南人家という初めての店に飛び込んだ。これも良かった。

夜遅いせいか、客は全て中国人で、顔見知りの様な感じ。ともあれ、アットホームで店の人も気さく。料理もなかなかうまい。おまけに、店名の割には湖南料理っぽくない(湖南料理も選べばあるのだろうが)のが良かった。個人的に、四川料理は好きだが、湖南はあまり好きではない。

ともあれ、バー、レストランと良い店に2軒連続行き当たり「新年早々縁起がいいぞ」と喜び、気分良く帰宅する。

中国でのワクチン接種顛末記

先日の野毛での会食時に、大学の友人に僕のワクチン接種顛末を話したら、彼はメディアの人間だけあって、「面白いし、興味深いので是非書いた方がよい」との発言があった。
僕自身としては、面白いかな?と半信半疑だが(というより、たいして面白くなかろうとも思う)、何らかの役に立つ方もいるかもしれないので、簡単に自身の経験を書いてみたい。
僕は、上海でシノファームというワクチンを3回打った。2回が2021年で、3回目が2022年の12月。一時帰国直前だ。
早く3回目を打ちたかったのだが、上海で外国人が3回目接種できるようになったのは、確か2022年の2月で、その時僕は一時帰国中であった。
2022年2月23日に中国に戻り、青島で21日間隔離。隔離が明けて上海に戻ったらロックダウンに突入したので、ワクチンが打てる状況にはなかった。
さて、6月にロックダウンが明け、ワクチンを打とうと思えば打てたのだが、個人的には、PCR検査に悪い影響が出ないか心配だった。ワクチンは、ウィルスを身体に入れる訳なので、理屈として陽性反応が出るのではと素人ながら考えたのだ(実際、1回目のワクチン接種直後は、激しいのどの痛みという、コロナ症状に近い副反応が出ている)。
周りに聞くと、「接種後48時間以内はPCR検査しないように、という政府説明が有った気がする」と複数人が言う。ただ、2022年下半期の状況は、48時間以内の陰性証明がないと、実質的に外出不可(乗り物に乗れない、建物に入れない)で、生活に支障が出る。更に、マンションに1名でも陽性者や濃厚接触者が出ると、マンションが封鎖されて、全員PCR検査となるので、ワクチン接種直後に、この様な事態になったら大変だ。この場合のPCR検査は避けようがないし、陽性判定が出れば、強制的に集中隔離施設行き(現在は自宅療養可能)で、これは避けたい。
こんな感じのリスクを考慮すると、打つ決心がつかなかったが、日本の入国措置が一時帰国直前に緩和され、WHOが承認したワクチンを3回接種をすれば、日本入国時にファーストパスが使えることになった。とすれば、「打った方が良かろう」と、迷った末に覚悟を決める。
ともあれ、接種直前にPCR検査をして時間的余裕を付ける。そして、接種後、大事を取って3日間は検査はやめようと思っていたが、接種翌々日に急遽避けられない宴席が入った。そうなると、夜の宴席前にPCR検査の結果が出さないといけない(レストランに入れない)。判定結果が出るまで、概ね6時間は見ておく必要が有るが、そうなると、48時間経過時かっきりに、検査をしなくてはいけない(判定結果が遅れれば、遅刻やむなし)。
そんな経緯で、結果が出るまでの6時間はビクビクしたが、無事陰性結果が出て胸をなでおろし、宴席に直行した。
そんなこんなのワクチン(シノファーム)3回接種であった。
ちなみに、中国の友人達大半が打っているのはシノバック(外国人はシノファームが多い)。
シノバックの評判が悪かったりするのだが(信用性は分からないが、効かないという人間もいる)、今回ウィズコロナ転換後、人が続々感染する中、直近でシノバックを打った人間は、総じて症状が軽いようにも思う。
ゼロコロナ政策下では、ワクチン接種の必要性が薄いので、大部分の人は、2021年の2回接種で止まっている(既に1年以上が経過している)が、例外的に2022年に入り、シノバック接種した友人は、症状が軽いように思える(本人の発言をもとにすれば)。
とすれば、シノバックも効き目が有るのではないか、と個人的には思ったものである。勿論、医学知識がない僕には判断はできないが。

年末の宴席2件(関内+野毛)

年末年始も宴席であたふたしておりました。新年のご挨拶が遅れ失礼致しました。本年も何卒、宜しくお願い致します。
という事で、2022年末の話になるのですが・・・

この日は、水野ベトナムの安藤執行役員と会食。コロナでお互い長い間国際間の往来ができていなかったので、会うのは実に3年以上ぶり。安藤駐在員も2022年は、ホーチミンで6か月間マンションの敷地から外に出られなかったとのことだ。報道量が圧倒的に違うので、中国の事ばかりクローズアップされるが、ベトナムの方がロックダウン大変だったのかとびっくり。写真はみなとみらいのオフィスから、宴会場の関内まで歩いた時に撮った、旧横浜正金銀行本社ビルの写真。

そして、これは大学の同級生と会食した時の写真。彼は、大学時代に、ザ・ガマンという番組で2位か3位になって、大手テレビ局に就職した人物。まずは、僕のオフィスが有るランドマークタワーの地下にある、世界のビール博物館で集合。1時間ほどビールを飲んで野毛に移動した。


やはり、夜のみなとみらいはきれいだ。

会食場所は野毛の鷹一という海鮮料理。ここは、石川県のクライアント様から紹介してもらっただけあって、魚は抜群の旨さで値段も良心的。予約しなければ絶対に入れないという名店だ。

まず牡蠣を2個頼むが、あまりの旨さに二人とも絶句して、即座に2個追加。

サザエとカワハギも旨い。個人的に、サザエの刺身が有れば絶対に頼む。つぼ焼きも行きたかったが、そこそこ料理を頼んでいたので我慢した。

いか焼売にイカ。フグのひれ酒。全部旨い。ちなみに、彼は学生時代からせんだみつおに似ていることを売りとしている。愛称は、いまだにせんだかせんちゃんだ。

写真は撮り忘れたのだが、これにフグチリ&雑炊で〆た。

満足して帰宅。横浜での会食だと、帰宅時間が短くて済むので有難い。

大阪商工会の講演

2023年1月27日に、大阪商工会主催の講演会を行います。無料ですので、ご興味がある方は、是非、お申し込みのほど、宜しくお願い致します。定員は100名ですが、現在74名のお申込みの様ですので、まだお席が有ります。
お申込み・詳細は、こちらをご参照下さい。

プログラムは、この様な内容です。2022年12月に実施した早稲田大学の講義の内容と似ていますが、コロナ政策の変更(ウィズコロナへの大転換)を踏まえ、アップデートしています。
Ⅰ. 中国情勢の今後
-中国の経済動向
-コロナ政策の今後と日系企業の活動に与える影響
-日中情報ギャップと報道の虚実
-香港・台湾の位置付けを政策の連続性で読み解く
-中国の現在と日本の位置づけ

Ⅱ. 中国ビジネスの今後
-日本企業にとっての中国(国際社会で巨大化する存在感、巨大な市場とリスクの分析)
-国際的なリスク分散の必要性から日本企業が注意すべき点