先週に出した会報を貼り付けます。
<会報>
中国本土と香港の双方で、入国管理が強化されています。中国では、中国本土に渡航する場合、搭乗の2日前以内発行された、「PCR検査、及び、血清IgM抗体検査(新型コロナウイルス抗体検査)の陰性証明」が必要になるというもの。対応の指定病院は、URLご参照下さい。
また、香港は、中国本土・マカオ・台湾からの入国の場合を除き、ホテル隔離強制(自宅隔離が不可に)というものです。
新型コロナウイルスの世界的な感染者数増加を受けて、中国本土および香港入境に際しての防疫措置強化が公示されました(ビザ取得手続に関連するものではありません)。
なお、中国本土の措置は11月8日に、香港の措置は11月13日から運用が開始されますので、渡航予定がある皆様はご注意ください。
中国・香港の規制強化措置を、中国大使館・香港政府の発表を抜粋する形で、以下の通り記載しますが、詳細は元となるURLを記載しておりますので、こちらをご参照下さい。
尚、制度開始直後のため不透明な点も少なくありません。ご質問は、中国大使館などに直接お問い合わせください。
1.中国本土の防疫措置強化
2020年11月8日より、日本から中国本土へ渡航する旅客に対し、搭乗の2日前以内発行(検体採取日から起算。例:フライトが11月8日の場合、6日、7日、8日に検体採取した陰性証明が認められる)のPCR検査および血清IgM抗体検査(新型コロナウイルス抗体検査)の陰性証明の提示が要求されます。
(1)日本から直行便で中国本土へ渡航する場合
空港チェックインの際に、PCR検査および血清IgM抗体検査の陰性証明の原本とコピーの提示が要求されています。
※健康状況証明書の申請・提示は不要です。健康状況証明書はこちらからダウンロードできます。
http://www.china-embassy.or.jp/chn/lsfws/lstx/P020200818511761014904.pdf
尚、日本での検査機関リストは、駐日本中国大使館の公示をご参照下さい。
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/t1828630.htm
(2)日本から第三国(地域)経由・乗継で中国本土へ渡航する場合
日本と経由・乗継国における、2回のPCR検査および血清IgM抗体検査が要求されます。
外国籍の旅客は、陰性証明取得後に、パスポート(顔写真のあるページ)、陰性証明、署名済の健康状況声明書のスキャンを、指定メールアドレスおよび経由・乗継国の中国大使館(総領事館)へメールで送付します。
書類のチェックが完了した後、健康状況声明書がメールで返信されるので、これをプリントアウトして空港へ持参します。
本措置の詳細については、下記の中華人民共和国駐日本大使館の公示を必ずご確認ください。
また、本件に関するご質問は、駐日中国大使館・総領事館に直接お問い合わせいただきますようお願いします。
公示本文
(日本語)http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/t1828630.htm
(中国語)http://www.china-embassy.or.jp/chn/sgxxs/t1828624.htm
関連Q&A
(日本語)http://www.china-embassy.or.jp/jpn/lsfu/t1828632.htm
(中国語)http://www.china-embassy.or.jp/chn/sgxxs/t1828626.htm
2.香港の防疫措置強化(ホテル予約確認書の提出義務化)
11月13日以降、搭乗日または搭乗14日前の期間に、中国本土・マカオ・台湾以外(ただしハイリスク地域は含まない)に滞在歴がある場合、香港のホテル予約確認書(中国語または 英語)を、搭乗手続前に航空会社へ提出することが要求されます。
またその予約期間は、香港への到着日から起算して14日間以上とされています。
つまり、中国本土・マカオ・台湾以外の地域からの香港入境は、自宅隔離が不可となり、ホテル隔離が強制されます。
なお、資料の提出の拒否や虚偽または誤解を招く情報を提供した場合は、最大で、1万香港ドルの罰金および6か月間の禁錮の罰則が適用されるので注意が必要です。
本措置の詳細については、下記の香港政府のプレスリリースを必ずご確認ください。また、本件に関するご質問は、香港政府に直接お問い合わせいただきますようお願いします。
香港政府のプレスリリース
https://www.info.gov.hk/gia/general/202011/03/P2020110300613.htm?fontSize
在香港日本国総領事館
https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona_2020_72.html