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2年前に言った事

社員全体の会食の後は、岩田さんと酒を飲んだ。
岩田さんと会うのは2年半ぶり。

2008年の4月(福岡)と10月(香港)に会って以来だ。
酒を飲んでいる時に岩田さんが、「前回水野さんと話した時に印象に残ったのは、”死ぬ時は前のめりになって死にたい”という言葉です」と言われた。

すっかり忘れていたので、「そんな事言ったっけ・・・」と考え込んだが、2008年4月は、前の会社を辞めるべきかどうか悩んでいた時。
そして、10月は今の会社を立ち上げてすぐの時だ。
恐怖と不安のさ中の発言と考えればうなづける。

もしかしたら利口な選択ではないのかもしれないが(今となっては結果オーライだが)、自分の大事なものを守るために決断して走りだす。そして、やれるところまでやってやる、という覚悟が、そう発言させたのだろう。

そんな事も思い出話になった今、こうして再会して美味しい酒が飲めるのは、本当にうれしい。

福岡社員旅行:海鮮

岩田さんと集合写真

社員旅行初日の会食は海鮮だ。
焼鳥が好きな僕ではあるが、福岡に来て海鮮を食べない訳にはいかない。

宴席には、5年ほど前からの友人(福岡在住)の岩田さんも参加して頂いた。
というか、場所のアレンジなど全てやってもらった(ありがとうございます)。

そんな訳で、岩田さんに予約して頂いた座敷と岩田さん。
下の写真は集合写真。

座敷の周りの生簀と釣りをしている状況

座敷の周りにはいけすがあって、魚が釣れる。
魚が釣れると刺身にしてくれる。

宴会向けの楽しい店だ。
皆な喜んで釣りをしていたが、お店があまり欲が無いのか、なかなか釣れない。
魚はお腹をすかしていないのであろうか。

無事に鯛が釣れて刺身に。

あわびの刺身も。
たいそう楽しい店であった。

福岡到着(社員旅行)

上海発の朝便で福岡に到着した。
1時間で到着なので、上海から廈門に行くのと同じような感覚だ。
近い。

日本時間で1時過ぎには、ハイアットリージェンシーホテルに到着し、部屋にこもって仕事。
今日の公式行事は18時半からの会食のみだ。

とは言え、(去年も同様であったが)旅行期間中の公式行事はそれしかない。
明日は、社員は適宜観光(自由行動)するが、僕は部屋で休息&仕事をした後、ホテルでクライアントの方と業務打合せ。
明後日には、僕だけ1日早く帰任。
そんな感じで、何とも縛りの無い社員旅行だ。

仕事以外で束縛される事もする事も嫌いな僕が企画すると、こんな感じの旅行になるのは必然か。
まあ、1年間頑張ってくれた社員へのプレゼント、という位置づけなので、それも良いであろう。

因みに部屋はこんな感じ。
良いホテルだが、中国のホテルのスペースに慣れていると、如何にも狭く感じる。

尚、今朝は浦東空港に早く到着してしまったため、空港のマッサージを試してみた。
45分の足マッサージだけのつもりであったが、かなりセールス熱心なので、手のマッサージ(足マッサージと同時進行)が着いてしまい、また、ミルクティーを頼んでしまった。

ただ、これら全部で250元。
空港の待ち時間を、手と足のマッサージを優雅に受けてつぶせると考えると安いものだ。

耳の調子

1年ほど前、右耳がよく聞こえなくなった事がある。
耳鼻科に行っても原因が分からないので、整体に行って背骨を整えてもらい、マッサージに頻繁に行ったら回復した。
極度の凝りと、骨のゆがみが原因だったようだ。

その後、しばらくは問題がなかったが、1ヶ月ほど前から、左耳がおかしくなった。
方耳が良く聞こえないので、自分の声の調節もできず、会話も難儀した。
これも整体とマッサージで回復。
講演会の直前に回復したので、間に合ってよかった。

移動が多く、また、絶えず重い荷物を抱えているので、体にも影響が出てくるのであろう。
ともあれ、なるべくマッサージに通って、ケアしなくては。

なすびで会食

数日前の話になるが、講演会の準備で香港から水嶋さんが上海に出張してきたので、社内で会食をした。
会食場所は、福泰商務酒店の「なすび」。
以前、よくこのホテルに泊まっていたので、昼食に何度か使用した。

家庭的な美味しさがある料理で、気に入っている。
これはメンチカツとカニクリームコロッケ。

八丁味噌のもつ煮と、牛タンカレー。
思い出の面(学生時代の思い出、友人)では横浜が故郷だが、味覚は名古屋の影響が色濃い僕だ。
八丁味噌が大変うれしい。

そして豪華寿司と明太子。
明太子が優しい味で、ご飯をたくさん食べてしまった。

ちょっと食べすぎたなあ、と反省したが、味にもサービスにも満足できる良い店だ。

飲み屋でのマニアな会話

大学の頃は合気道をやっていたので、その仲間たちと頻繁に酒を飲んでいた。
そうすると、話題も関節のひねり方が主流になる。
がたいの良い男たちが、「関節をひねる時は項やるんだよ。手首のここを押さえればもっと効率的だ!」等と言う会話を繰り返し、その内、実演し出す。

はたから見ると、酒に酔った男同士が手を握って、関節をぐねぐね回し、その内、酒をひっくり返したりするので、何とも奇妙で迷惑な集団であった。

会社に入っても似たようなものだ。
経理の人は計上科目で盛り上がり、外為の人間はL/Cで盛り上がる。

香港に、卯佐木という焼鳥屋があって、元上司が経営していたので良く行った。
一人で食事をしていると、後ろから、「立替金を調べろと言ったら、本当に立替金しか調べないんですよ。仮払い金とか諸預け金はどうしたって感じです!」という会話が聞こえてきた。
経理の人と思われるが、如何にも楽しそうに、その話題で30分ほど盛り上がっていた。

別の日には、金型で盛り上がっている人がいた。
何らかの金型を他の地域まで運んだ話をしていて、「●●金型ならまだ分かりますが、△△金型ですよ!」と言って、5人ほどの人たちが大笑いしていた。
僕は聞いても内容がさっぱり分からなかったが、如何にも楽しそうに、最初から最後まで金型で笑っていた。

人それぞれ。
酒の話題もそれぞれだ。

まあ、どんな話題でも(第三者からは理解されなくても)楽しく笑って飲めればそれでよいのだが。

強く念じれば

日本の事務所開設に関して、たくさんの方からお祝いの言葉を頂き嬉しい。
その中に、「強く念じれば、望みは叶うんですね」という言葉があった。

その通りだと思う。
強く願って、挫折しそうになっても、その夢をあきらめなければ、夢は叶うものだと思う。

日本事務所は、まだ所長の杉山君と横幕さんの2名から始める小さなオフィスだが、小さくて大きな一歩となる様に、この先大きくしていこう!


花園飯店で講演会

5月31日、上海花園飯店(オークラホテル)のジャスミンルームで講演会を開催。
NAC名南との共同講演会だ。
80名の定員だったので、事前に満員の申し込みを頂き締め切らせて頂いた。

花園飯店で講演会をするのは6~7回目であろうか。
その内、4回が、300人収容のメインボールルーム。

昔は、大規模講演会に固執していたので、花園飯店での講演会=メインボールルーム、という思い込みがあった。
今は、適切規模(聴講頂く方との距離がそれなりに近くて、質問も頂ける規模)の講演会の方が楽しさを感じるし、参加頂ける方々の立場に立つと、その方が良い筈と思う。
そんな訳で、100人程度の規模の講演会が多い。

ただ、花園飯店のメインボールルームは、過去に、大切な節目で使用したので(2006年の上海上陸、外高橋保税区との提携、今の会社の開設記念講演)、思い出深い場所である。
来年には、一度(何かの記念の折に)、久しぶりにここで講演会を開きたいなと思う。

因みに、事前準備、当日の運営はNAC名南さんにまかせっきりだったが、大変適格な対応を頂いた。
共同講演社の近藤さんも、はきはきとした講演ぶりだ。
若い方々に頑張ってもらい、気持のよい講演会であった。

日本拠点開設の新聞報道

水野コンサルタンシーの日本事務所開設に付いて、現時点で、日経新聞、時事通信、NNAより記事にして頂きました。

<日本経済新聞>
2011年5月27日 朝刊(神奈川・首都圏版)第35面

ミズノ・コンサル、横浜に拠点
香港等で中国ビジネス支援を手掛けるミズノ・コンサルタンシー・ホールディングス(水野真澄社長)は26日、横浜市内に日本拠点を開設した。
(以下、省略)

<時事通信>
2011年5月26日 16:14

香港のコンサル会社が横浜に事務所=林市長のトップセールス第1号
横浜市は26日、林文子市長の「海外企業横浜誘致トップセールス」の第1号として、香港を拠点に置く水野コンサルタンシー・ホールディングスが決まったと発表した。
(中略)
同ホールディングス(水野真澄代表)は香港を拠点に、日本企業の中国でのビジネスに関する情報提供やアドバイスを行っている。水野氏は大手商社丸紅に入社し、香港華南会社コンサルティング部長などを務めた後、独立。香港、上海、広州などで活動し、開業2年半で400社以上の日系企業にコンサルティング業務を提供した実績を持つ、中国ビジネス展開の第一人者という。
(以下略)

<Daily NNA>
2011年5月27日

水野コンサルティングが横浜に事務所、来月始動
中国ビジネスを専門的に手掛ける香港の水野コンサルタンシーグループ(Mizuno Consultancy Holdings Ltd水野真澄社長)は、26日、横浜市に日本代表事務所を開設した。
6月1日から業務を始める。
水野コンサルティングと横浜市が共同発表した。
(以下略)


こうしてみると、すっかり外資企業だ。
その通りだが・・・

日本拠点開設と思い出話

2008年9月と同じ景色を眺める

5月26日に、日本拠点開設に関する記者発表を行い、日経新聞の取材を受けた後、オフィスまで歩いて帰った。
長年の念願かなっての日本逆上陸。
感慨無量だ。

そんな事を考えながら、遠回りして歩いていたら、偶然、2008年9月(起業早々)に歩いた場所にたどりついた。
因みに、これが2008年9月の状況。顔がやつれている・・・

当時、横浜の景色を眺めて、「何時か、横浜に逆上陸するぞ」と思ったが、何分、本体の香港法人自体が、生き抜けるかどうか分からない頃だった。
横浜進出は、夢のまた夢、という状況。

それが、1年ちょっとで会社を軌道に乗せ、3年未満でみなとみらいにオフィスが持てた。
顧問先も、丸紅の子会社でやっていた時代よりも多い。

3年でここまでこれた事に、まずは満足している。
そして、この3年間、僕を支えてくれた方々、付いてきてくれた部下に、改めて感謝。

ただ、まだ中間点。
目標の30%程度の達成率。

しばし感慨に浸ったら、また、走りだす事としよう。

因みに、これは横浜のニューグランドのボールルーム。
何時か、ここで記念パーティーを開きたいものだ。

2012年に想定している、法人転換時かな。