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香港(元気がないと指摘される)

本来は、ホームページに載せるつもりで日記を書き出したのが2004年10月の頃(このブログに掲載が始まったのは11月分より)。

そんな感じで、淡々と書いてはいるが、昨日「最近元気が無い感じがブログを見ていて分かるよ」と指摘される。確かに、ここ暫く、気が滅入る事が多かったので、精神面・体力面共に低調。ただ、調子の波はどうしても有るもので、1〜2週間過ぎればまた上り調子になるであろう。運気を変えるためには行動する事。まずは、人と会って話すところから始めようと考える。そんな訳で、コンサルティング会員の方々に対する、「無料面談受け付け」をやる事にした(本来は、E−mail・電話による対応が原則)。元々、会員になって頂いている方を対象としたミニセミナーをやろうと思ったのであるが、1対1の方が質問しやすいのではと考えて、企画を変更したもの。面談企画中にご意見を聞き、そこで要請があればミニセミナーをやってみようと思う。

話し変わって、今日は本社にいる同期よりE−mailを貰う。彼の課でコンサルティング会員になってくれるという事。彼は同じ大学出身なので、内定時代からの知り合いであるが、酒に強い人間で、一緒に飲む人間を潰してばかりいた印象が強い(香港にも良く出張にきたので、当社の人間は少なからず被害に有っている)。それでも、こういう事があると、たいそう良い人間に思えてくるから、僕も現金なものである。

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香港⇒マカオ⇒香港(打ち合わせ出張)

朝のフェリーでマカオ出張。インキュベーションセンターの運営について話し合う。出資者ではない(単なるアドヴァイザー)の僕ではあるが、董事会の定例メンバーと化している。ただ、マカオは将来的にビジネス環境の整備が進むであろう事は確かで、こんな感じで、今のうちから下地を作っておくのは重要。インキュベーションセンターも、開始が遅れたが、やっと5月下旬にスタートできそう。貸しオフィスだけでなく、中国ビジネストレーニングコース、会社設立代行・記帳代行・税務申告代理等のサービスも提供できるので、中国進出の足がかりとして使ってもらいたい。華南シフトの対談予定のマカオ貿易投資促進局局長とのスケジュールがなかなか折り合わず困る。彼も出張が多いようで、しょっちゅうマカオ不在。最悪、さらに1ヶ月延期となる。まあ、急ぐ話でもないので、ノンビリいこう。

仕事が終わると、関係者の内、相対的に若い(絶対的には若くない)人間で会食をすることになる。「出資者の一人(広州在住日本人)」・「マカオ人出資者の部下」・僕の三人。場所は、インキュベーションセンターの董事長(マカオ人)の方が経営する日本料理で、サンバ寿司、という如何にも本格的でないネーミング。料理は、寿司・刺身だけでなく、タコスっぽいメキシコ料理などいろいろ。名前を見たときは、まったく味は期待しなかったが、タコス風料理・Spicy Tuna Roll等意外に美味しく、(日本料理と考えずに)無国籍料理と考えれば結構いける。日本酒の品揃えもまずまず。久保田千寿4合、八海山2合、マカオビールたくさん飲んで、全部でHK$ 700という値段はたいへんリーゾナブル。飲みすぎで少々気持ち悪くなったが、夜のフェリーで帰任。

香港(通常業務)

今日はオフィスで通常業務。朝一番で、恵州進出が決定した企業の方(日本より出張)が来社され、簡単に打ち合わせを行う。昨今の情勢に関して、共同通信、ジャーナリストの方より電話での取材を受ける。SARSの頃をなんとなく思い出す。政治的な話は専門外なので、ここでは割愛するとして、事象のみを捉えると、今後、日系工場でのストライキ等が増加しないか、不安な面はある。珠江デルタ一体は、内陸部からの出稼ぎ労働者が多く、潜在的に待遇の不満・工場定着率の低さが上げられる地域である。昨今の中国進出ラッシュで、労働力の需給バランスにもそれなりの変化が生じてきた事から、昨年より工場でのストライキが増加傾向にあり、これを踏まえてか、各地域が規定する最低賃金も、引き上げが続いている。今までは、ストライキも、待遇が総じて見れば低めの香港・台湾企業での発生が多かったが、これが、免罪符を貰ったような感覚で、日系企業で発生すると怖い。この点、リスク管理の対策を練るべきで、提携先のトータルリスクマネジメント会社と対応策が打てないか、協議を始めたところ。
全然関係ないが、自宅の天井から水が降ってきた。上の階の人間が洗濯機の水を出しっぱなしにした模様。日本の感覚なら大問題だが、こちらの人たちは、大家にしても、管理人にしても、「水も止めさせたし、意外に目立たないので、問題ない。良かったね。漏電したら連絡してね。しないと思うけど」という対応で、大変のりが軽い。感覚の違いを感じるなぁ。

香港(初めての中国ビジネス改定)

いまひとつやる気にならないまま、ずるずる来てしまった、初めての中国ビジネスの改定に本格的に取り掛かる。この本を執筆したのは、2002年の1月〜5月なので、ほぼ3年前の事になる。その間、僕自身の文章もずいぶん変わった様で(成長したと思いたい)、第一章の改定作業を開始した途端にいらいらして、思わず全部書き直したくなる。ともあれ、そういう訳には行かないので、本にマーカーを引きながら、改訂作業を進める。ゆとりを見ても、5月末には改訂作業は完了できる見通し。我ながら、やり出すと早いなと思う(なかなかやり始めないのが問題。結局、帳尻が合ってしまう!?)。あと、ライブドアのブログ開始は、少々デザインに時間がかかっているようで、若干の延期となった。尚、週末(土・日)は、酒を飲むのを控えることにしているのであるが、最近、少々気が滅入る事が多く、両日飲んでしまい少々反省。但し、改訂作業で疲れきった後の水割りはなかなか美味しかったが・・・。

香港(社内サッカー大会)

今日の夜(夜8時〜9時半)は社内サッカー大会が開かれる。丸紅香港華南会社対繊維関連会社の対抗戦。繊維関連会社は、業務のみならず会食・飲み会も全て団体で行動する軍団的結束を発揮して、駐在員全員参加。一方、香港華南会社は駐在員は僕一人だけで、香港人社員が主力となった。但し、駐在員の体力不足が露呈し(そこらで転んでいるのは大体駐在員)、駐在員の少なさが決め手となって香港華南会社が3対1で勝つ。僕は2回シュートを試みるも決まらず。

試合後、サッカー場近くの中華料理屋で会食。夜10時に会食開始、というのは香港的に見ても遅め。店の人は、如何にも早く店を閉めたそうで、翌日の朝食メニューに、看板を付け替えたりしていた。夜11時半まで会食。広東語が飛び交う会食なので、僕の広東語能力では殆ど付いていけなかったが、なかなか楽しかった。

その後、インド系香港人のスタッフと二人でバーに行き、酒を飲みながら話をする。彼と話をするのは初めてなので、これも、サッカー大会の副産物。海外で生まれ育つこと、教育、言葉、仕事に対する考え方等、率直な意見を交換し合った。尚、希望通り、一日に複数枚の写真を載せられるように、ブログのシステム修正してもらったが、いま一つ使い勝手がわからず四苦八苦。何度の修正しながら写真をアップ中。

香港(窓からの景色)

上海エクスプロラの代表よりE-mailがあり、「最近、ブログに写真が載ってませんが何か理由がありますか?使い勝手が悪ければ、システム修正しますので、遠慮なく言ってください」との連絡を頂く。単に、写真を撮るのをサボっていただけなので、少々恐縮する。ただ、「現在は、1日に1枚の写真しか掲載できないが、複数枚の写真が載せられるようにできればありがたい」というお願いをし、システム修正を検討いただくことにする。

という背景があるので、先ずは、写真を撮らねばならない。昨日、散髪したのであるが(あまりに髪が長くて、偽芸術家のようであった)、それを撮ってもあまり面白みがない。何かいいネタがないかと考え、オフィスの外の景色を撮ってみる。

オフィスの前は、香港の返還式典が行われたタマール広場。その先にはビクトリア湾が広がっている。その、タマール広場の先が、現在埋め立てをしている。自動車道の拡張をするらしい。埋め立て作業の進捗をつぶさに見るのは初めてなので、興味深く見守っているが、本当に少しづつ海が陸になっていくので面白い。以前、歴史博物館で、昔の海岸線を示す地図を見たことがあるが、今とはかなり違っていて(随分、埋め立てられた)驚いたことがある。この先も、どんどんビクトリア湾が小さくなっていくのかなぁと考えると、少々残念な気がする。僕が香港に赴任した1997年は、まだカイタック空港が使われていた頃で、窓の外をひっきりなしに離発着する飛行機が横切っていた。新空港完成でそれが見られなくなった時は、少々さびしかった。赴任して8年経過。窓の外の景色もだんだん変わっていく。

香港(今後の展開を考える)

ここの所、コンサルティングビジネスの仕組み作りを真剣に考えている。今年中に、今までより大きな仕組み作りを終わらせたい。僕のコンサルティングビジネスは、始めて4年弱になっている。もともと、僕のノウハウをベースに商売を行っているので、「会計・税務・進出・撤退関係・外貨管理・取引方式の構築」が主軸。それに関連する、「経営コンサルティング・組織変更(合併・分社・持分買取)関係コンサルティング」を加えた業務を中心に据えて、徐々に業務範囲を広げている。また、この4年間の間に、信頼できるパートナーと提携を結び、「通関関連業務・市場調査・企業信用調査・労務管理・リスクマネジメント」に関しては、サービスを提供できる下地ができている。今年は、これらの業務をもっと総合的に対応できるよう、組織作り・仕組み作りを行うことが目標。これができれば、トータルソリューション企業が誕生することになり、夢に一歩近づくことができる。果たして年内に構想がまとまり、具体的なアクションに移れるかどうか・・・。今のビジネスを始めて以来、毎年勝負の年となっている。

尚、ここ暫く、中国ビジネス面でアゲンストの状況にはなっているが、ともあれ、今までと変わらず、(表層に左右されず)本質を見極め、腰をすえた対応をしたいと思う。

上海⇒香港(帰任)

上海での仕事を終え、朝便で帰任。

いつも込み合っている浦東空港ががらがらであった。

香港に戻ると雨。湿度が高くて少々まいる。

僕が香港に赴任したのは、1997年の4月11日(金)なので、既に8年が経過したことになる。当時はまだカイタック空港。蒸し暑いなか、ごみごみした空港に到着した8年前の気持をなんとなく思い出してみる。

オフィスに戻ると、幾つか仕事が待ち受けているので、これをこなして、7時よりの会食に参加。銅鑼湾にある不思議な日本料理店で、赤ワインを飲み、フォアグラ寿司等、創作風日本料理を食べる。味的にはまあまあといった感じであるが、雰囲気が面白い。

楽しく会食。

<ご連絡>

コンサルティングHPの認知度がまだ低い様です

水野真澄の中国ビジネスコンサルティング

一生懸命データ更新していますので、是非アクセスください。

また、コンサルティング会員(規定配信付き)コーナーでは、契約書・申請書・その他の雛形(日中対訳付き)や、過去に配信した規定(毎月、20本程度を配信)を検索機能付きで掲載していますので、会員の方は、是非アクセスください。

上海(会議など)

今日は8:30に出社し会議。

と思ったら、出番が午後まで無い様なので拍子抜け。

急遽、何件かアポイントを入れる。

アポイント前に、予算概要の説明を考えていると、思った以上に数字が込み入っており、自分でもわからなくなってくる。アポイント前まで、電卓を叩き、記憶を手繰りながら必死でメモ書きをつくり、やっとぎりぎりで間に合わせる。何事も事前準備は必要だと痛感。

その後、アポイント、予算説明を無事に終え、商売も一つ決め、夕方は無事に上海料理で会食。

会食に参加した方々が、思った以上にブログを読んでくれており、嬉しい限り。やはり、自分の文章を読んでくれる方を増やす、という意味では、ブログは役に立つなぁと実感する。

このブログも、一週間のアクセス数が、1500〜2000程度になってきた。

もう一頑張りというところ。

会食が終わると8:40PM。本当は、金茂大廈(グランドハイアット)のバーに行って、ジャズを聞きながら一杯飲みたいところであるが、今日は大人しく部屋に帰って早く寝ることにする。

明日の朝便で帰任。

香港⇒上海(上海出張)

昨日は、疲れもあり執筆意欲が湧かず、原稿を書くのが嫌で仕方が無かったが、華南シフトの締め切りの為、落とすわけにはいかず、夜11時より原稿を書き始める。

全然、気合が入らないだけでなく、元々の企画が変わってしまった(マカオ貿易投資促進局・局長との対談が1ヶ月延び、急遽、深セン大工業区の紹介になった)ので、更に、書きにくい。

それでも、見開き2ページ分(2000字)書かなくてはならないので、うなりながら午前1時までかけて、やっと書き上げた。

今日は、12時発のフライトで上海出張。

家を9時に出て、一旦会社に寄り、会議資料を整理してから空港に向かう。

空港はそれ程込んでおらず、あっさりチェックインできた。1時間半前にゲートに到着してしまったので、暇で仕方が無い。スターバックスでコーヒーを買って、のんびりと飲みながら書類を読む。今回の出張は、コンサルティング関係ではなく、2005年度の予算説明が主目的。

発表用の資料を金曜日に作成。簡単な計数表2枚だけの資料だが、これをもとに、ぶっつけ本番で発表しようと思っていたが、空港で会議の時間割を良く見てみると、発表時間が1時間15分もある。コンサルティング関係であれば3時間でも4時間でも話せるが、予算説明で1時間15分というのはかなりきつい。話す事あるかなぁ、といささか心配ではある。

ともあれ、上海到着。夕刻には、新天地でイタリアンを食べる。

実は新天地で食事をするのは2回目なので、なかなか目新しい。入ったイタリアンは、料金は香港並みであるが、雰囲気、料理共に満足。大変楽しく会食をする。

その後、虹橋路のバーへ行き、カクテルを飲む。

ともあれ、楽しくゆったりと過ごした上海初日。明日は朝から会議なので、ちょっと気合を入れねば。