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上海(全体会議)

朝7時半にロビーに集合し、全員で出社。
9時から終日全体会議。
30人程度の出席者で、長春・北京・天津等、各地から主管者が参加している。
長い会議であったが、30分程度の時間を貰い、コンサルティング展開に付いてプレゼンをする機会ができたのでありがたかった。
現在、華東以南を主な舞台としてコンサルティング展開を行っているが、天津・北京・大連等で、僕の活動に賛同してくれれば、活動の基盤を一気に広げる事ができる。
天津会社の社長より、是非一緒に!との意見を貰ったので、具体的な対応を練ろうと思う。


発表では、先ず、この4年間の業務展開を説明したので、少々思い出に浸ってしまった。
思えば、コンサルティング業務を始めたのは、2002年の事(下準備は2001年中盤から)。
当時は、サービス内容も決まってないし(当然、料金体系も)、僕の知名度も無い。
コンサルティングの組織もない中で、社内で協力してくれる人を探し、暗中模索のまま、気合と根性論だけで、数千万円の請負額を予算化した。
それを何とか達成し、それから毎年、(これも気合と根性論で)請負予算を倍倍にし、4年連続達成してきた。
今のグロス収入を、倍にした段階で、ベンチャー市場に上場する可能性が見えてくる。
早くこれを実現させ、5年を目処に上場を実現したい。
そんな内容を、会議と懇親会で発表。
将来の話となると、皆な、僕が単なる夢物語を語っていると思っているのでは。
実際、目標は、まだまだ影も見えないほど遠いので、夢に近い感覚なのかもしれない。
拠点(組織)、人、サービスパッケージの充実、提携先の開拓・・・、まだまだ課題が山積している訳だし。
ただ、人が信じてくれなくても僕は本気。
ゼロから4年間でここまで来たわけだし、今までだって、人から「どうせ無理だよ」と言われながらここまで来たわけである。
夢は必ず実現させる!という意思を持って、ひと頑張りしてみよう。


最後は、(またもや)伊藤屋で会食。
昼の弁当も伊藤屋だったので、まさに伊藤屋デー。
これだけ、各地から大勢の人間が集まったのは久しぶりだし、前向きな会議だったので、皆な幸せそうに飲んでいた。
中には、無意味な(失礼!)乾杯を繰り返し、ヘベレケモードとなっていた人もいたが。
残念なのは、一番安い飲み放題パッケージだったので、悪い(一番低いグレードの)酒しか飲めなかったのと、頼んだ料理が多すぎて、一番美味しそうだったすき焼きが、全く食べられなかった事。
残った料理を持ち帰りたいくらいであった。
ともあれ、たくさん騒いで、紆余曲折があって、最後は、仲の良い広州会社社長と2人でバーに。
お互い(広州会社+コンサルティング部)、今年は予算達成できそうなので、簡単にお祝い。
最後に、ほっと一息。

香港⇒上海(会議出席の為上海へ)

中国現地法人の全体会議があるため、午後1時初の飛行機で上海に出張。
今回は香港華南会社社長と一緒。
また、国内便で、広州会社・深セン会社の社長も上海出張するので、現地で合流する。
宿泊は、今年8月に上海で開かれた3ヵ年計画作成会議の時と同様の旧錦江ホテル。
香港華南会社の社長が、その時に行った、ホテル敷地内の焼肉屋が気に入っており、数日前から、「焼肉!」と宣言していたので、食べ過ぎにならぬ様、昼食はお粥にしておく。
お粥とはいえ、アワビ粥(HK$ 125位)。
値段ほどは美味しくない。

順調に上海到着するも、空港からホテルまでの道が混雑しており、ホテルに到着したのは午後5時半。
ホテルにチェックインすると、そのまま食事開始。
どんどん頼んで、焼きまくったので、早々に会食は終わってしまった。
最後に値段当て(最も近い人が無料で、残りを3人で配分)をしたが、ビールが思ったより高く(ピッチャー1杯100元)、僕はかすりもしなかった。
会食が終わると、明日は会議があるので、早めに寝よう、という事になり(香港華南会社の社長より、夕食の終り際に、「飲みに行かずに、このままちゃんと寝るように!」と釘を刺される)、全員でホテルの部屋に戻る。

とは言え、夜の8時半に寝るのも早すぎなので、一人でホテルを抜け出し、先週も行ったバー(花木蘭)に。
オーナーの方より、「ブログに書いて頂き有難うございました」と言って頂く。
僕の紹介の仕方が、読んでもどことも分からない簡単な書き方だったのと、読んで頂いているとは思わなかったので、「いやはや」と恐縮して、あまり挨拶になっていない挨拶をする。
響の水割りを3杯飲んでホテルに。
心地よく就寝。

香港(宴会続き)

来年早々、北京に現地法人を設立し(卸売り企業の認可を取得した為)、北京常駐代表所の業務を移管する。
一般論から言って(過去の実例を見るともれなく当てはまる)、非会計店から会計店に組織変更をする際には、大きな混乱が生じる。
まあ、経理処理を例に取れば、経費管理だけの単純な内容(常駐代表所)から、複雑な処理に適応する必要がでてくるし、財務・与信管理・その他の事項にも、同じ事が当てはまる。
そんな訳で、混乱を未然に防ぐ為には入念な事前対応が必要で、その一環として、北京・上海の経理スタッフが、香港に一週間研修に来た。
主要アイテムは、会計システム研修。
講師は、香港華南会社経理部長のマイケル氏。
彼の会計システム・経理実務処理のスキルはたいしたもので、本社でも有名。
更に、英語・北京語も堪能なので、十分、外部から金を取れる人材である。
僕は、研修に全く参加していないので(会食に二回付き合っただけ)、中の状況は分からないが、講師経験が豊富なマイケル氏なので、任せておけば大丈夫であろう。
因みに、11月5日のブログで取り上げた、「普通語は何とか分かってきたが、北京語はまだまだ?の研修生」も研修に参加した。


夜は寿司。
最近、宴会続きで過食。
デスクで、「昼は中華で夜は寿司だよぉ(大変だ)」と言ったら、桑畑君と領家さんがこちらを向いて、「良いじゃないですか!」と言われる。
寿司屋は、「香港寿司普及委員会・会長」の様な活躍を見せるYさんに紹介してもらった、初めていく店。
カウンターに座って、寿司屋の雰囲気を楽しみながら食べるのは、1年ぶり。
凝った寿司をいろいろ出していただき、大変美味しかった。
ヒレ酒も飲んだし。
ただ、本音を言えば、豆腐と油揚げの方が好きだな。
あと、鶏のささみの塩焼き程度があれば。

香港(失敬な谷垣君)

先週は上海張り付き状態で、重要な会議もこなしたので、極度の疲労で週末はダウン。
顔が引きつるほど押し寄せた、クライアントの方々からのご質問を必死でこなしていると、谷垣君が雑談に来る。
その時の会話。
(谷垣)そういえば、先週の宴会の時に、社長が「水野君は唯我独尊タイプだから」と言ってましたよ」。
(水野)それはひどいね。
これでもかなり気を遣ってつもりなんだけどな。
まあ、気の遣い方が人とは違うかもしれないけど、裏表は無いし、そこを理解して欲しいもんだよね。
(谷)水野さん、早速こんな感じで明日のブログに書くでしょう。
   ⇒ 昨日、谷垣君が僕にこんな事を言った。彼がこの様な話を僕にした理由を推測すると、彼は能天気な様でいて、結構社内で気配りをする方なので、好きに振舞っているような僕を内心面白くないと思っているに違いない。
今度から気をつけよう。

(引き続き・谷)毎日水野さんのブログ読んでるから、水野さんの書きそうな事も文体も分かっちゃいましたね。
今日からゴーストライターになれるくらいですよ。
ほっほっほっ(と去って行く)。

相変わらず人を先輩とも思わぬ失敬な男である。
どうも、物書きの弟なので、自分も文才があると思っている節が有る。

因みに、最近、彼のお兄さん(以前、ブログでも書いた谷垣吉彦氏)の作品が読めるサイトを発見したので読んでみた。
ラストアーチというのが、オール読物の大阪ミレニアムミステリー大賞を取ったもので、贖罪の日々というのは、同紙推理小説新人賞の最終選考に残って、森村誠一氏に絶賛されたものらしい。
前に、谷垣君に、「君の兄さんは中国で数ヶ月生活したら、色々発想がわいて良い作品書くんじゃないかな。旅費くらい出してあげなよ」と言った事が有るが、「何故僕が!?」とつれない反応であった。
そろそろ、考え直して実現させて欲しいものである。

<余談>早速、ブログを読んだ谷垣君より、「記事の内容はともあれ、この写真(上)では、僕の能天気さが表現できてませんので、これを使ってください」というコメントと共に添付の写真が届いた。
なにやら、湾仔のバーらしきところで、見知らぬ人と踊っている写真の様である。

上海(華東と華南は既に一体化が随分進んでいるもんだと感心)

昨夜、バーで飲んでホテルに帰る途中、ついついコンビニによってカップ麺を買ってしまう。
トマト風味牛肉麺という、如何にも僕好みのもの。
今日の朝食にしようと思ったのであるが、昨夜の上海料理屋で最低消費の罠にはまった過食が堪えており、全く食べられず。
一日延ばしにする事に。

朝食を食べずに、知人から紹介を受けた企業の方を訪問する。
華東における、保税区・保税倉庫経由の取引に関わるフォーメーション。
外高橋保税区から華南の保税区域への保税転送が絡む取引で、弁護士事務所に数万米ドル払って作ったフォーメーションが成り立たない事が数日前に発覚した!と嘆いておられ、この対応を2時間弱かけて協議。
本当は、ここまで手の込んだ話は、スポットベースの別料金となるのであるが、即座にご入会の意思表示を頂いたので、初回限定サービス!という事で、対応可能なフォーメーションを整備する。
上海の原田さんにも同席してもらい、その場で税関にも電話をかけて、確認しながらの作業。
しかしながら、商流に関していえば、華南・華東は既に一体化が随分進んでおり、切り離せない関係になっているもんだと感心する。

そんなこんなで感心し、面談後食事をしていると、香港の知人(随分会っていない)から突然電話。
何かと思えば、「数週間前に、上海の●●さんと食事をしましたね」という。
何やら無二の親友とか。
どう考えても、接点が見当たらなかったような2人であるが、華南と華東はこんなとこでも随分近いんだ、と感心。

上海(気に入っているバーに行けてよかった)

朝から何件か面談。
朝は、香港でのクライアントの上海オフィスを訪問。
ここは、香港+日本でお世話になっていた方々が、移動になり駐在している。
と言う事で、上海でもご入会を前向きに検討頂けるという事になり、大変感謝する。
僕の思惑が上手く行けば、来年より香港・上海が半分半分の生活になりそうなので、ともあれ、上海生活の仲間に入れていただこう(夕食の相手も探さなくてはならないし)。

それが終わるとオフィスに。
上海現法の管理部長より、「君は僕の事をブログに書いたね」と指摘される。
これは、「上海の駐在員が伊藤屋で嬉しそうに店の人と話をしていた」というくだり。
「よく分かりましたねぇ」というと、
「そりゃあ、いつも君のブログを読んでて、僕に教えてくれる人間がいるんだよ」と言われる。
変な事を書かなくてよかった。

社内打ち合わせ後、知り合いから紹介があった企業を訪問。
この企業は、華南にも顧客企業が多い為、現地の状況調査(進出制限、環境制限、その他ビジネス参入における運用など)の必要があるという。
そんな事で、早速ご入会の意思表示を頂く。


夜は上海料理。
上海現法の人間が、個室を予約してくれていたのであるが、個室の最低消費が酒抜きで1500元という事で、何を頼んでも最低消費に満たない。
上海蟹を頼み、ガルーパを頼み、必死の思いで注文して、やっと最低消費を5元超過。
なにやら、「がっちり買いましょう」という感じ。
会食が終わると、前に一度行って気に入ったバーに。
男三人で、水割りを飲みながら四方山話。
落ち着いたひと時を過ごして就寝。

香港⇒上海(空港でばったりと人に会う)

朝10時発の便で上海に出張。
朝食を食べていないので、空港のレストランで(一度も食べた事が無い)アワビ粥を食べようと、楽しみにしてチェックインすると、携帯電話が鳴る。
誰かと思えば、書店に張る、僕のポスター(DVD用)の作成をしてくれている編集の人から。
最終案の確認を求める為の電話であるが、彼も偶然空港にいるという。
急遽、空港内で軽い打ち合わせをする事に。
編集者曰く、「運良く、チケットがビジネスクラスにランクアップされたので、ラウンジに一緒に行きましょう」。
結局、アワビ粥は断念し、ラウンジで無料の食事にありつくことに。
シュウマイ、餃子が1個入る籠が可愛らしかった。


上海には12時過ぎに到着。
寒かろうとかなり身構えていたのであるが、思ったよりも暖かくて拍子抜け。
空港から(3年来の)クライアントの方のオフィスに直行し面談。
それから、レンタルオフィスを視察して、ホテルにチェックイン。
E−mailを見ると、昨日のブログを見た父親から、「身だしなみはしっかりしなさい」と叱責E−mailが入っていて、「げっ」と思う。
夜は7時より外灘にて、クライアント候補さんと会食。
取引形態の違いによるタックスコストの違いを質問され、それに答える。
入会の意思表示を早々に頂いたので、楽しく会食。
赤ワインを何本か空けて、夜の11時前にはお開きに。

香港(朝から会議)

北京から総代表が出張にきているので、今日は朝の8時半から会議。
会議の準備があるので、8時頃から社内はてんやわんや(ちょっと大げさ)である。
会議が午前中に終り、午後の仕事が終わると懇親会。
知らない内に、総代表の真向かいに位置する事になる。
場が盛り上がってきたところで、総代表より、「水野君。今日はカジュアルデーじゃないから、ネクタイしないといけない日だぞ」と指摘を受ける。
「いや、会議の時はちゃんとつけてましたよ(これは事実)。いまは勤務時間外だから良いのです」と申し開きをする僕。
「いや、水野君はちゃんとした格好してましたよ」と、一応フォローが入る社長。
「そうですよね。いつもの水野さんの格好に比べたら、今日は随分良い方ですよ」と、フォローする振りをして足を引っ張る谷垣君。
いろいろな騒ぎのなかの会食であった。


因みに、広東ウォーカーで、浜田さんの連載が始まった。
注:メンバー紹介はこちら
取りあえず、6ヶ月の約束の連載。
「一番最後のページなので、宣伝みたいで嫌ですよねぇ」という浜田さんではあるが、香港ポスト(月一回で2年程前からの連載)に続いての連載なので、華南での知名度もちょっと上がる事であろう。

次は、誰を売り出そうかな。
あれこれ考えていて思いついたのが、広州会社の麦さん。
僕とは、7年くらい一緒に仕事をしているが、日本語も上手だし、なかなか良い持ち味を出している。
穏やかで明るい性格なので、日本人受けもしそうだし、亀一とコンビで売り出してはどうかな、と考えた。
中国の流行語(特に、華南で流行っている)とか、日本人が陥りがちな間違った中国語の例、とか、そんな感じの企画で、「小麦&亀一の●●解説」という感じで連載したら面白いかもしれない。
麦さんの笑った顔と、亀一の仏頂面が良いコントラストになってよい気がする。
ちょっとマネージャーになったような気分。
早速企画を練ろう。

香港(急に寒くなってきた)

11月になっても、暑い日々が続いていた香港であるが、1週間ほど前から急に寒くなった。
外はまだ良いのであるが、家は北向きだし、会社は(香港ではどこでもそうだが)冬でもクーラーが効いているので、大変寒い。
今週は上海出張なので、寒さに弱い僕としては、少々身構える。

季節が秋になってくると、何故か思い出すのは新入社員の時の事。
会社の志木寮に住んで、会社では深夜残業、休日出勤を繰り返していた時である。

大学時代は自宅から通学していたので、初めての一人暮らし(寮だけど)。
家からみかん箱一個の荷物を宅急便で送り、あとは、トランク一つで会社の寮に引っ越した。

会社の寮・社宅は、十数年前に、軒並み立派な施設に建て替えられてしまったが、僕の新入社員当時の寮は古かったし、特に志木寮は、一番古くて汚なかった。
その代わり、寮費も数千円/月だったけれど。
個室ではあるが、広さは3畳あるかないか。
壁は薄い板で、隣の部屋の人の鼻歌が聞こえる程。
クーラーも暖房も0時には切れてしまうので、会社から帰ってきたときは既に暖房は切れており寒い(風呂も余熱で暖まっている状態なのでぬるい)。
朝、6時半に寮を出るときは、暖房が切れたままなので、冬は凄く寒くてワイシャツを着るのが辛かった(これだけ狭い部屋ならトイレの暖房機でも暖まるのではないかと思い、3000円弱で買って試したが、さすがにダメだった)。

残業から帰るのは、大体1AMで(終電まで仕事をしていた)、寝るまでの1時間、2缶のビールを飲む事、たまには部屋でインスタントラーメンを食べるのが楽しみだった。
最初の半年でカップ麺に飽きてしまったので、袋麺を食べたいと思い、1980円でコンロを買った(これもいまだに値段を憶えている)。
これをベッドの脇の床に置いて、しゃがみこんで麺を茹でたのが今でも思い出深い。

新入社員当時で、会社で働く事自体がまだ辛かったし、寮での生活も辛かった。
慣れない会社生活、新入社員という理由で軽く見られる事に対する悔しさや反発、残業ばかりで足りない自分の時間、いつもの睡眠不足。

あれから18年経って、仕事の責任も重くなったけど、やはり、新入社員時代が一番辛かった。
そんな意味で、新入社員の頃は、台湾・福州の研修時代(2〜3年目)と並んで、強く思い出に残っている時代。
それから、徐々に会社での生活も楽しくなっているような気はする。

ただ、新入社員の頃は、たまに居酒屋やラーメン屋に行けば楽しかったし、六本木に行けば(お上りさん的な居心地の悪さはあったけど)何やら舞い上がったりもした。

楽しい事も辛い事も新鮮。
あれだけ、全てが新鮮に感じられるのは、若いときの特権だった様な気がする。

そんな昔の事を、寒くなってくると何故か思い出してしまう。

香港(かなり普通の一日)

2週間出張が無かったおかげで、業務もそれ程忙しくない。
出張に行かなければ、意外にまだ余裕が有るのではないかと考えてしまう。
ともあれ、新しい本の執筆は、気力が充実してくるまでまだ少し待つ必要が有るし(1冊書き上げてから、数ヶ月は書く気にならない)、直近の原稿は書いてしまってあるしで、比較的のんびり過ごした1週間であった。
その分、面白い事が殆ど無く、ブログのネタも無いけれど。

この一週間の出来事としては、「DVDの販売の開始」。
僕の講演DVD(ゼロから始める中国進出成功講座:ライブドア・NS総研)が完成し、販売が開始された。
中華圏に関していえば、肝心の中国はDVDの輸入販売手続が面倒なので後回し。
香港・台湾で、先行販売する事となった。
初めての試みなので、「全然売れなかったらどうしよう」と心配していたが、有り難いことに出だしはなかなか順調。
やはり、本を読むよりDVDの方が楽でよい(頭に入りやすい)のであろうか。
これは発見。
このDVDは、日本ではライブドア・デパートでネット販売。
香港・台湾ではOCS経由の販売のほか、香港の日本語書店で購入できます。

あと、今週書いた唯一の原稿が、読売新聞の原稿。
「中国の領収書」というテーマで、「当たりくじ付き発票と台湾の統一発票との比較」、「飲食娯楽業で、発票を渡すのを嫌がる理由(最近、随分改善されてきたが)」等などを紹介した。

因みに、今週土曜日(19日)に、掲載される内容は、「現金販売は安全か」というテーマ。
僕が出会った偽札の話を引き合いに出して、純粋な現金渡しは、現金の真偽判定が難しいので、安全な方法とは言いがたいという点を解説。
やはり、リスク回避の点では、国内信用状、銀行保証手形等を活用した方がよい。
つまり、「現金販売=与信を与えない取引(本当の現金に限らない)」と理解すべきであろう。
蛇足ながら、僕が昔聞いた話では、「中国では現金販売が重要だ」といわれて、60日の与信を与えて、60日後に現金を回収に行っていた人がいるようであるが、これでは笑い話。
因みに、写真は、次回原稿用の、当たりくじ付き発票の写真。