うさぎも暖房で目を細める

うさ丸を間接的に飼う事にした、と杉山君に言ったとき。「な~んだ、金出しただけじゃないですか」と身もふたもない事を言われたが、確かに、昨年の11月末に買って以来、ペットショップで選んだ時を含めて2回しか会っていないという状況を考えると、あながち否定できないものがある。
とは言え、送ってもらう写真を見ると、それはそれで可愛く感じるものである。
という事で、暖房の前で目を細めるうさ丸の写真。
やはり、暖かい場所はウサギも気持ち良いのであろうか。

温度差が辛い季節

数日前に上海に移動。
香港では20度近かった気温が、一気にマイナス1~2度だ。
こんな感じで温度差がある時期が一番体に堪える。

上海到着後、陸家嘴に直行し、丸紅時代の先輩の(元上司であり、先輩であり、友人である)高橋さんと会食。
高橋さんも、中国で働きたい気持を優先させて、丸紅を退職して今の会社の上海総経理になっている。
人間の生き方、縁というのは味わい深く面白い。
夜の11時までくつろいで会食。

僕よりちょっと上の世代の丸紅社員には、中国語能力が非常に高い人がいるのであるが、高橋さんもその一人。
発音、言い回しという表面的なものではなく、聞き取り、通じさせる力が僕よりはるかに上だ。
やはり、不便な時代(1980年代前半で、まだ、中国人スタッフが雇えなかった頃)に中国で駐在し、鍛えられているからであろう。
現場で鍛えられるというのは強い。

話変わって、この数日、中国PEの本を書いている。
丸ごと一冊、中国PE課税の本で、全体で7部構成。
3部まで書き終わり、4部も来週中には終わる予定。
2月末、最悪、3月末には書きあがる予定。

こんなマニアックな本を書いて楽しいと思っている自分は、人から見れば不思議かもしれないが、興が乗ってきたところで、一気に書き上げよう。

香港のオフィス移転完了

オフィスの入り口と会議室の窓からの景色

香港のオフィス移転が一応完了した。
一応、というのは、会議室の内装がまだ終わってないので、打ち合わせが新オフィスでできず、しばらくは、NACの会議室を使用させてもらっているため。
早く完成させねば。

場所はチムサッツイのハートアヴェニューというところで、パブが周りにたくさんあって誘惑が多い。
本当は、ホンハムにしたかったのだが、手ごろな面積の部屋に空きがなく、かといって、急いでオフィスを探さなければいけないので、急転直下で決まったのがこの場所だ。
水嶋さんが下見に行って、送ってくれた写真を見ただけで決めてしまった。

これで、香港、上海はオフィス移転完了。
広州は拡張完了。
横浜のオフィスも契約したのは昨年春なので、1年以内に4か所のオフィス契約をした事になる。
慌ただしい1年だった。

まあ、ニュースがあるのは良い事だ。
オフィス代稼ぎに引き続き邁進しよう。

努力は裏切らない

昨年末の講演会の成果で、いろいろな案件の引き合い、ご相談を頂いている。
やはり、大変でもやってよかったというのが今の正直な気持。
努力は裏切らない。
そして、怠ければすぐにつけが回ってくる。

昨年末、しばし講演会を休みたいという様な弱音を吐いた事を反省して、顧問企業数が300社になるまでは(年内に達成したい)馬車馬の様に働き講演会をしようと改めて心に誓ったこの一両日であった。加工貿易の最新事情 取りあえず現時点で決定している講演会は以下の通り。
今後、たくさん入れていく予定。

①2月21日(火)名古屋・東海日中貿易センター主催
加工貿易の最新事情(加工貿易制度の変遷、来料加工廠独資転換の現状と見通し、
加工貿易企業運営の注意点、契約締結時のポイント、加工貿易企業の移転価格上の注意点)
②2月24日(金)東京・企業研究会主催
製造、販売の中国シフトと日本への利益還元方法
詳細・お申し込みはこちらから
③3月15日(木)深圳・政策金融公庫(日程未確定)
④3月22日(木)広州・水野コンサルタンシー主催
加工貿易の現状と今後、流通税改革が広東省企業に与える影響と対策、
外貨管理規制の現状と今後の注意点 
⑤4月19日(木)大阪・皮革連合会(日程未確定)
⑥6月7日(木)東京・チェイスチャイナ
鈴木康伸会計士、江口拓哉弁護士との共同講演。
⑦6月19日(火)東京・みずほ総研
中国外貨管理と人民元対外決済。
⑧ 9月6日(木)東京・みずほ総研
中国での組織再編。

焼酎が好きになった

前は焼酎が嫌いで、このブログでも、「やはり焼酎は体質に合わない」と何度か書いた事がある。
ところが、しばらく前に、炭水化物抜きダイエットを2週間弱やり、その一環で、醸造酒を飲まず、蒸留酒だけ飲んでいたら、焼酎が好きになってしまった。
一方、ビールがあまりおいしく感じられなくなった。
慣れというのは不思議なものだ。

20才の頃から、まず一杯目はビールというのが体に染みついていたのだが、その呪縛から解き放たれたような気がする。

話は違うが、先日日本で杉山君と飲んだ折の写真。
一週間で3回も一緒に酒を飲んだ。
何やら、3か月分飲んだ感じだ。

もんじゃ焼きを食べる

先日の浅草で。
杉山君に何が食べたいか聞くと、もんじゃ焼きが食べたいという。

お好み焼きに特別な感情を持つ人は少なからずおり、山口県(岩国)出身ながら、広島で学生生活を送った杉山君も、お好み焼き・広島焼きにはそれなりの思い入れがあるようだ。
とは言え、僕はお好み焼きが好きではない。
嫌いではないが、特別食べたいとは思わない(焼きそばは好きだが)。
特にもんじゃ焼きは、学生時代に一度食べて、「もういいや」と思ったので食べていない。

「そんな期待しない方がいいよ」と言ったのであるが、「いや、食べたいです」というので、飛び込みの店に入った。

頼んだもんじゃ焼きは二種類。
餅・チーズ・明太子と、あとは何を食べたか忘れてしまった。
時間をかけて作る。

まあ、美味しいと言えば美味しいのだが、食後に、「他にもっと美味しいものがあったのではないか(他のものを食べた方が満足できたのではないか)」、と思ってしまうのは、昔食べた時の感想と同じ。
杉山君も、「美味しかったですが、一度食べればそれでいいです」との事だ。

ただ、二人で食べていると、若い女性が一人でふらっと店に入って来て、もんじゃを焼いていた。
自然な物腰は、下町っ子だな、という感じで格好良い。

下町っ子は一日にしてならず。
付け焼刃ではまねできない。

初心に戻れた気がする正月

今回の旧正月は、講演会の連続で、全く休めなかったけれど良い正月であった。
昨年末の講演会の連続があまりに体力的・精神的に苦しかったので、暫く講演会を控えようと思っていたが、4回の講演会で、大勢の方々に熱心に話を聞いて頂き、また、色々な言葉を頂き、講演会と本の執筆が、僕の活動の原点だという事を思い出した。
一層、有益な情報とノウハウを提供できる様に、もっと努力をしていこう。
講演会も休まず開いていく。

また、昨年10月下旬からストップしていたPE課税の本も執筆再開。
2月中には執筆完成させたいと思う。
新しい本の執筆依頼もあるし、今年は3~4冊本を出そう。
初心に戻って。

横浜中華街のチャーシューメン

25日に日本から香港に移動。
2週間ぶりの香港だ。
日本では雪が降り寒い日が続いたが、香港は8度。
ただ、部屋に暖房設備が一切ないので、日本より却って寒さが身に染みる様で辛い。

話変わって、先日横浜での講演会の前に、中華街で食べたチャーシューメン。
中華街風のシンプルな麺を、ふと食べたくなり、11時過ぎに飛び込みでメインストリートの店に入った。
目当ての店が11時半営業開始であったので、やむを得なしという感じ。
ただ、スープも麺も生ぬるい。
チャーシューの味もいまいちどころか、積極的に不味い。

チャーシューメンの850円という値段はよいとして、一緒に野菜炒め(空芯菜かほうれん草の炒め物)を頼もうと思ったら、1,600円もするので断念した。
小籠包も1,200だ。
中国で食べれば、2品合わせて500円という感じだろうに。
やはり中華街のメインストリートの値段は高い。

講演会は成功であったが、その前の昼食は不発であった。

横浜での講演会無事終了

横浜シンポジアが入る産業貿易センターとシンポジア会場(1階席)

昨日は横浜で講演会。
告知開始が1月上旬となり、2週間ちょっとしかなかったので心配したが、定員100名(一階席)のところ、告知開始ほどなくして140名程度の申込みを頂き締め切ったので、2階席にもお座り頂く形となった。
昨夜の大雪の影響で、朝の気温は0度近くと寒い中、大勢のご来場を頂き、有難うございました。
因みに、横浜市主催の講演会なので、市内企業と市外企業の価格が違ったが、市内・市外半々というご来場で、中部地方からお越し頂いた方もいらしたとの由。

会場の横浜シンポジアが入る産業貿易センタービルは、僕が大学生の頃、生まれて初めてパスポートを作りに来たので懐かしい。
商工会も入っているビルで、横浜市民には馴染みがあるビル。
尚、壇上のホワイトボード(大人の身長くらい)と比較すると、スクリーンの大きさと会場規模が分かる。重厚な造りの会場だ。

懇親会場と窓から見えるベイブリッジ

ここは講演会後の懇親会の会場。
窓からベイブリッジ、氷川丸、みなとみらいが一望にでき、大変すばらしい景色。
こんな会場で講演会、懇親会ができたのは、贅沢な感じがする。
日本拠点として横浜を選択してよかったと思うひと時であった。

講演会は、第一部は当社の松本顧問が中国の市場戦略を解説。
二部は僕が、人民元の国際化、今後の加工貿易政策、貨物代金決済の改革、上海市で施行されている流通税改革を解説。

聴講者の中国ビジネス経験度が把握できず、中国未経験者も相当数いるのではないかと心配したが、講演会終了後は、非常にレベルの高い質問を頂き、また懇親会では、1時間半、乾杯以降ビール一口も飲む時間がないほど、たくさんの方にご質問、ご挨拶を頂いたので、ほっとすると共にうれしかった。

これで旧正月期間の4回の講演会は無事終了。
特に、最後の3営業日は毎日講演会だったので、講演が終了すると、一気に疲れと安心で力が抜けた。

ともあれ、成果のある日本出張であった。
この一週間で講演会にお越し頂いた、延べ350人の皆様。
そして、講演を主催頂いた、横浜市、日中投資促進機構、皮革連合協会の皆様。
有難うございました。
心より感謝いたします。

雪の日の講演会と懇親会

深夜0時半の中央線

昨日は、市ヶ谷で日中投資促進機構主催講演会。
日中投促さん主催の講演会は、昨年3月11日の大震災の中、4時間に渡る講演をやって以来。
朝目を覚ますと雪。
東京で今年最初の雪だ。

交通の乱れが怖いので、14時半の出番ではあるが、12時前に会場到着。
途中、上海で買った傘が壊れて若干濡れたが、それ以外は順調。
因みに、壊れた傘は20元で買った安物で、軽さ・デザインは悪くないのだが、ともかくすぐ壊れる。
100元で5本買ったのが、続々と壊れていくのが、何やら清々しいくらいである。
壊れなければよい傘なのだが、というのは、ちょっと苦しい言い方か。

講演は無事に終了。
18時半から新橋の西安刀削麺で懇親会。
久々に会った弁護士の江口さん・華鐘の能瀬さんから、「水野さん年取りました、あっ違う、貫禄付きましたねえ、と言われる」。
長い髪をかき上げながら講演をするのが水野さんのイメージですが、と能瀬さんから言われたが、短い髪が気に入っているので、伸ばすつもりは今のところない。

外貨管理の重鎮桑田良望さん、弁護士の江口さんにチェイス主催の講演会(僕と共同講演)をお願いし、快諾を得たので、年内に実現したいと思う。
桑田さんとは、理論(桑田さん)と実務(僕)に分けた外貨管理セミナーになる予定。

懇親会では白酒も供され、勢いよく乾杯を繰り返して立てなくなる方が数名出るなど、これまた中国風情の宴席だった。
僕は、約10年前に白酒でひどい目にあい、その後、警戒しながら飲む様になったので無事切り抜けた。

2次会が終わって中央線に乗ると大混雑。
0時半なのに乗れない人がいる状況。
日本の通勤はまさに苦行だ。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ