讃岐うどんを食べて講演会

昨日は開業記念講演会だった。
台風接近で、はらはらし通しの数日間であったが、無事に開催できて一安心。

僕の過去の記念講演では、雨予報が出ても、一度も雨が降らなかった。
よって、天候改善に関しては、若干期待していたのだが、「さすがに台風では、雨は避けられなかろう」と半ば観念していた。
が、結果として、雨も降らず、絶好の講演会日より。

助っ人を頼んだ斉藤さん(用語集の共同執筆者)とは、11時半に待ち合わせ。
昼食を食べたが、斉藤さんは、極度の緊張のため(本人談)、僕は腹痛のため、双方食欲なく、日経新聞本社ビル下の讃岐うどんを食べる事とした。

食券制であるが、卵がない(卵天ぷらはあるが)。
おかしいなと思っていたら、卵と天かすは無料でもらえるようだ。

僕は豚たれ付けうどんを。
斉藤さんは通常の讃岐うどんを注文。

本格的で美味しいうどんだ。
ただ、豚たれの味が濃いので、たれは殆ど飲めず。
次回は普通の讃岐うどん(かけ)にして、卵と天かすを入れる事にしよう、と心に誓って店を出る。


開業講演会は満員。
申し込みは早々に締め切られたが、その際には、200人の定員のところに、35名様キャンセル待ちという状況。
満員は分かっていたのだが、天候も崩れず、会場いっぱいの方にお集まりいただきほっとした。

今回は、たくさんの方にお申し込み頂きありがとうございました。
また、今回受講頂けなかった方は、申し訳ありません。
次回、更に充実した講演会を実施する事で、お礼とお詫びに代えたいと思います。

尚、曾我瓜生糸賀法律事務所との共同講演会も2回目。
息も合ってきた感じか。

順調に講演会は終了。
今日は打ち上げだ!

2002年3月から今日へ

今日は日本開業記念講演会だ。

昔を知る方から、2002年3月の粤香交流会で、緊張して順番を待っていた水野さんが懐かしい、というコメントを頂いた。
粤香交流会は、香港と広東省の商工会の連絡会で、900人くらい参加していたと思う。
場所は、香港コンベンションセンター。

10分話すだけだったけど、生まれて初めての講演という感じの発表だったので、極度に緊張して、トーキングペーパーを読みあげただけ。
また、〆の発表だったので、数時間の会議の間、15分に一回は緊張でトイレに行っていた記憶がある。
最初の本(中国ビジネス投資Q&A)が、翌月出るタイミングで、表紙だけ出来ていたので、冒頭に、「来月こんな本を出します」と表紙を見せて発言たら、後の懇親会で、親切な方々が、「買うから本が出たら連絡して」と言ってくれた。

あれから約9年。
全てがあの日から始まったんだな、と思うと感慨深い。

さて、これから出発だ!

台風を越えて(?)日本到着

無事日本到着。
台風で飛行機に影響があるかと心配したが、飛行機はほぼ15分の遅れのみ。
飛行中も殆どゆれず、快適であった。

とりあえずホッとする。
台風とにらめっこしながらの日本開業記念講演会というのは、なにやら僕らしいが、ともあれ記念講演会に日本に到着できないではシャレにならない。
まずは一安心。
また、到着時、日本は雨も風もないので拍子抜けする。

機中では、腹痛が治まらないため、まず2時間睡眠。
その後、明日締め切りの時事通信の原稿を書く。
非法人形態の組織の特徴と注意点という内容で、常駐代表所、分公司(経営性・非経営性)、弁事処の特徴を解説した。
最近、国内拠点再構築の関係で、このようなご質問が多い。

さて、明日(21日)は日本開業記念講演会だ。

因みに、昨日は搭乗の3時間前に香港空港に到着して、ラウンジで仕事をして飛行機待ち。
その時食べたワンタンメン。

昨日の夜は

昨日は香港の禅八で会食だった。
店を決めた理由は、しゃぶしゃぶなら油も落ちるし、野菜も多くてヘルシー、というものであるが、店に行って、佐賀牛網焼きを食べたら大変おいしい。

美味しさに取りつかれて、佐賀牛ステーキを追加。
ご飯も二杯。
食欲に取りつかれた様な状態になってしまった。

今朝は腹痛。
正露丸が効いてくるのをひたすら待っている状況。
そんな訳で、ちょっと調子に乗りすぎた感じだが、肉とご飯を堪能した幸福な時間であった。

因みに、その後は、昔Yuzenにいた内田さんが開いたバー(BUTLER)に初めて行く。
Mody RoadにあるMODY HOUSEの6階だ。
九龍側にバーができたのは、大変うれしい。

同期と道門で会食

刺身盛り合わせとアナゴ白焼

丸紅時代の元同期が4月に上海に赴任したので、彼指定の道門で会食する。
中山公園は僕のテリトリーではないので、知らなかったが、インターネット検索すると評判が良い店だ。
赴任早々なのになかなか良い店を知っているものだ。

彼は丸紅香港時代に一緒に仕事をした仲なので、同じく香港時代の同僚谷垣君も同席。
香港駐在経験者3人での会食だ。
しかし、ここ数年、会社を問わず香港駐在経験者の上海異動が大変多い。

刺身が売りの店の様で、確かに鮮度が良く美味しい。
ただ、47歳二人と43歳一人で、刺身の好みもあっさりだ。
タコ、イカ、こはだ。
そして谷垣君が選んだアナゴの白焼。

ただ、揚げものもなかなかだ。
ライスコロッケは、チキンライスをコロッケにしたもので、泣かせる味だ。
これは次回も食べよう。

車エビのフライは、驚くほど大きかった。
コストパフォーマンスの良い一品。

最後の〆は僕だけそばを頼む。

しかし、会食した同期と会うのは3年ぶり。
かつてはイケイケだった人間が、すっかり良い人間になっていたのに驚く。

歳は良い様に人を変えるというのもあるものだ。
気心の知れた3人で、楽しい会食であった。
店も良かった。

3年前の今日は

思い起こせば、丸紅に辞表を出したのは3年前の今日だ。
当時のコンサルティング会社に出資していた部の部長、部門長席の連中の、陰湿な嫌がらせが腹にすえかねた。

辞表の提出自体は、標準様式に「自己都合」と書いて郵送しただけなので、一瞬で終わったが、それからが大変だった。
退職するまでの一ヶ月半は、彼らが、僕の退職に際して、「退職後はコンサルティングをしない。顧客・部下を勧誘しない」という誓約書を書かせようと社内根回ししたり、僕や当時の同僚は、それに憤ったり。
様々な思惑が混ざった濃密な時間であった。

(通常の社員は結ばされない)特別扱い?の誓約書は、結局、人事部から「法的に無効」と一蹴されたようだが、彼らも面子上取り下げられなかったようで、形式的な(骨抜きになった)誓約書に差し替えられた。
「拒否する事もできるよ」と人事部長席から言われたけれど、早く決着をつけたかったし、誓約書の件が決着するまで退職手続が始められないと、人事の担当者たちが嘆いていたので、8月20日前後に、サインする事を決めた。
人事の担当者からは、「ありがとう!」と真剣に感謝された。


退職の日(最後の出社日)。
既に返却不要という全社決定が出ていた過去の僕の書籍の印税を、夕方17時半(終業時刻)の時点で、出資部の連中はまだ、「返せ」とごねていた。

退職後、僕なしで運営できると思ったコンサルティング会社の運営が立ち行かなくなったので、今度は僕と顧問契約を結んで相談事項を全て僕に投げるようになった。
旧コンサルティング会社のお客様には、「水野が従来通り対応するので、今までと何も変わらない」と告知した。
顧問契約の内容とは違うのだが・・・

僕の退職後、9ヶ月後に旧コンサルティング会社が立ち行かなくなり解散が決定したら、それまで殆ど交流が無かった銀行のアドヴァイザリー部門に、顧客を移管しようとしたが失敗したらしい。
僕の会社に流れるのが我慢できなかったようだ。

そこまで躍起になって僕をつぶそうとしたのに、社内の賛同も顧客の支援も全く得られず自滅した。
はた迷惑だったが、ある意味、可哀そうな連中とも言える。

そんな風に思えるのは、3年の月日が経過して、その後の双方の明暗が分かれたからであろう。
今では良い思い出になってしまった。
怒りはないなぁ。

あんなに大変だった出来事でも、その後の推移が順調ならば、良い思い出に姿を変える。
目の前の状況に打ち勝つ事。
その努力をして成功すれば、殆どの事は、良い思い出に姿を変えるものだ。

彩寿司で会食

上海で、万科広場の彩寿司で会食した。
僕は細巻きが好きだ。
握りを食べずに細巻きで終わらすのが普通。
筋子、いくらなどを細巻きにしてもらうと幸せだ。

そんな感じで幸せな〆だった。

知人が訪ねてくると

知人が旅行・出張で訪ねて来ると、何時もはない様な事が起きたりする。

数年前、上海に両親が訪ねてきた時、住居の下で中国人の男性二人が口論していたが、途中で殴り合いになってしまった。
中国に累計16年暮らしているが、人が殴り合いをするのを見たのは初めてか2回目だ。

また、1988年に台湾留学している事、祖母と母親が台湾訪問。
当時、マナーが悪かった台湾のタクシーの運転手(今とは大きな違いだ)が、道路を高速ですっとばすので親が悲鳴をあげたら、運転手が更に調子にのって、「大丈夫大丈夫」と後ろを振り返りながら運転した事がある。
当時台湾で1年暮らしたが、後ろを向いて運転する運転手はその時が最初で最後だ。
まあ、これは、親が悲鳴を上げるので、運転手が面白がって、かえってそういう反応に繋がったのであろうが。

更に、亀一と広州以外でタクシーに乗ると、何故か、何時もは遭遇しない様な変な運転手に出くわす。

そんな感じで、めったにない事ではあるが、たまの旅行でそういう場面に遭遇すると、上海は怖いとか、台湾でタクシーに乗ってはいけないとか、そういう印象が植えつけられるものだ。
これは困った事だが、何故、こういう事が起きるのか、ちょっと不思議な気もする。

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ