珠江デルタ式来料加工企業は貿易権が取れるか

昨日はブログに書いた通り、高級生ハムを買って家に帰り、深セン出張のぐったりした疲れの中でビールと一緒に味わった。
が、洋物ビールを買ったら、すっかり勘違いで2本とも黒ビールだった(1本ずつ買ったつもりだった)。家で冷やしている1本も黒ビール。
結局、3本とも黒ビールとなってしまい、爽快感が味わえなくなってしまった。
⇒ 普通のビールを飲んで落ち着いてから、ゆったり黒ビールを味わう作戦だったが。

生ハム(1パックHK$ 240)は確かに美味しかったけれど、前日のHK$ 40の生ハムの6倍美味しかったかと言うとそうでもない。
一緒に買ったHK$40のサラミの方が美味しかった。

という訳で、嬉しいやら悲しいやら微妙な気分であるが、ともあれすさまじく疲れていたので、ぐでーーーと脱力しながら味わうビールとハムはそれなりに楽しい。

さてさて、昨日チラッと書いたビジネスネタの内、制限分類関連・加工貿易企業の貿易権の話。
7月27日のブログ(この日のブログは2本有るけどビジネスネタの方)で書いた通り、先日の公告(商務部・税関総署2007年第44号)の結果、制限分類の加工貿易を行なう企業(東部地域)は、貿易権を有している事が条件となる。
この点、珠江デルタ式来料加工工場は、通常、貿易権が無いので、2007年10月23日迄に、貿易権の取得申請を行う必要がある。
では、一体貿易権の取得は可能かという点。


つまり、珠江デルタ式来料加工工場は、通常、三来一補を企業類型とする特殊な形式の企業(非法人型工場で、○○有限公司ではなく、○○廠という名称になる)だが、これでも貿易権は取得できるのか、という点。
結果は、「できる」という事で一件落着なのだが、概要は以下。

<東莞市対外貿易経済合作局加工貿易科にヒアリングした結果>
● 三来一補工場でも貿易権取得は可能。
● 同局は加工貿易・貿易権問題の対応する専門部門の設置。
  また、工商局と協議の上、内部細則を作成した。
● 手続は、経営範囲変更(「貨物の輸出入」を加える⇒自営貨物、他社貨物を含む)した上  で、貿易権の取得申請。

① 工商行政管理局で営業範囲の変更(貨物の輸出入を追加)
   ↓
②東莞市外経局のHPで対外貿易経営者登録申請表(自社・他社製品共に認めるので自営輸出入権申請ではなく外貿流通経営資格になるという説明)を取得。
   ↓
③鎮の外経局経由で、東莞市外経局国際貿易科に対外貿易経営者登録申請を提出。
 許可を取得。
   ↓
④外貨管理局、税関、税務局等の登記変更。


<深セン市>
深セン市も、関連通知(深貿工加字[2007]12号)を公布して、来料加工企業に貿易権の取得を促している。
また、これを機に、外資企業(現地法人⇒進料加工)への転換を微妙に誘導するようなコメントも通知には記載されている。
因みに、手続関連の申請書は通知のアドレスより取得。

あと、中山市にヒアリングした結果も同様であり、珠江デルタ一帯で、来料加工企業の貿易権取得に関して真剣に対応しようとしている姿勢は分かる。

ともあれ、制限分類製品を扱っている貿易権の無い企業(主に、来料加工企業)は、10月23日までに手続を行なわないと、加工貿易免許が取り消されてしまうので要注意。

深セン日帰り出張は疲れるよ

朝7時に家を出て深センの沙井に。
深セン駅到着は8時半で、現地到着は10時。
待ち合わせのロスタイムも有った訳であるが、深センは近いが、特区外まで行くのはそれなりに時間がかかる。

午後4時半まで仕事をして、香港のオフィスに戻ったのは夜の7時前。
ぐったり。
出張としては近い距離とは言え、やはり深センに行くのは大変疲れる。

夜の9時まで残業して帰宅する事に。

近くのフードコートで、生ハム・サラミ・オリーブ・ビールを買った。
先日、1500円位で幸せになったので、同じようなものを買ったのであるが、今回は、豚の足(乾燥させたもの)をそのまま切って包んでくれるという高級仕様だけに、全部で5000円もかかってしまった。
これは高級だ!

さて、どれほど美味しいか・・・



ビジネス的には、
● 三来一補工場(○○廠という形態)が、貿易権取れるか、という来料加工の存続に関わる  ヒアリングの結果が出たのでその解説を書きたい。
● 保税区域全般を規定する外貨管理規定が出たので、その解説を書きたい。

というのが有るが、疲れたので後日と言う事で・・・

1500円の幸せ?

一昨日はキックボクシング。
昨日は、連載原稿を7本(約7千字)書いてから、9Km走ってウェートとサンドバッグ。

今日は、さすがに体が疲れてジムに行くのがためらわれたが、2時間昼寝をしたら気力が蘇ってきたので、思い切ってジムに。
30分程度走ったら調子が出てきたので、速度を上げて10Km程度走ってやはりウェートとサンドバッグ。

帰りにスーパーで、生ハム・サラミに、ビール2缶買って家でささやかに完走祝い。
料金は100香港ドル足らずなので、1500円程度。

走ったのが気持ちよくって、最近、復活してきた筋肉がトレーニング後で張っているのが気持ちよい。
こんな気分は大学以来。
あと、生ハムもビールも美味しい!

「気持ち良い!しっかりがんばれば、1500円で幸せになれるんだぁ」と改めて気がつく。
運動を始めての収穫。

サンドバッグを蹴りまくり酒を飲まずに就寝

上海から香港に移動。
運良く、ビジネスクラスにアップグレードされた。
マルコポーロクラブのメンバーシップが、今回からゴールドに切り替わったので、そのご祝儀みたいなものか!?
ともあれありがたい。

ビジネスクラスなので、機内食はしっかり食べようと思ったが、今日は朝からカレーが食べたかったので、その気持が捨てきれず、食べすぎを覚悟してシャロンでビーフカレーを食べる。
食べながらフジサンケイビジネスアイの原稿を書く。

香港に到着すると、オフィスでE-mail整理をして、それからジムに行ってキックボクシングの練習。
今回は第3回目なので、やっと練習が本格化してきた。
サンドバッグを1時間、足首が痛くなるほど蹴りまくる。

疲れきったので、家に帰ると、酒を飲まずに倒れこむように就寝。

蘇州で朝からチキンバーガーを食べる事に

昨夜は部下のLu君と一緒に商業街に行く。
ここに行くのは3年ぶりの3回目。
まあ、日本料理屋の数が多いので、どこでもそこそこの味だろうという期待をこめて行ったもの。
無料面談を4時間以上やったので、体力消耗しており、「気付け薬!」という事で、ビール・日本酒をがぶがぶ飲む。

今朝はロビーに8時45分に集合して、タクシーで総合保税区まで行く事になっていた。
朝7時半に起きると部下のLu君から「起きてますか?」と電話がかかる。
僕が朝が弱いのを知っていての行動と思われる。
Lu君は張り切るときは、果てしなく張り切る。

その後、シャワーを浴びていると、また電話。
びしょぬれのまま駆けつけると「朝食は2階です」という連絡。
「僕は朝食食べないんだけど」と思いながら、「はいはい」と言って切る。

更に、8時40分にトイレに入っていると、また携帯がなっているので、おそらく「ロビーで待ってます」という報告だと思い黙殺。
もう一度かかってきたが、やはり黙殺する。

部屋を出てドアを閉めると、今度は部屋に電話がかかっている。
やはりLu君に違いないと思い、走って逃げる事にする。

ロビーに行くと、「朝食を食べませんでしたね。朝からプレゼンですから食べねばいけません」と言って、いらないというのに、無理やりケンタッキーに運び込まれる。
「朝、お粥以上のものを食べると胃がもたれて調子が狂うんだけど・・・」と思ったものの、昨日のおかゆの失敗がこたえて、チキンバーガーを食べる。
まあ、味は悪くは無かったけど、胃がもたれるなぁ・・・

そんなこんなで、張り切るLu君はマネージャーのようだ。
今度は逃げ出してやろう。

上海駅で22年後の写真撮影

蘇州総合保税区との共同セミナーのフォローアップを行うために、1泊で蘇州出張する事となった。
今回は電車で移動することにしたのであるが、上海駅の使用は実は22年ぶり。
如何に電車を使っていないかがわかる。
今回の出張は、部下のLu君と一緒なので、朝8時半に上海駅で待ち合わせる。
彼は、僕が朝弱い事をしっているので、当日の朝7時半に心配して電話まで掛けてきたのであるが(「起きてますか!遅れないで下さいね!」という電話が掛かってきた)、彼の家がある浦東からの道が混んでいたようで、彼の方が15分遅刻。
本当は、22年前の写真と同じ場所で、同じような時間に写真が撮りたかったのであるが、この関係で写真撮影は明日回し。
手持ち無沙汰なので、ケンタッキーでおかゆを食べて時間を潰す。
選択ミスでとんでもない味のものを選んでしまった。
まずい。

蘇州までは電車で30分ちょっと。
蘇州駅に着いたら15分ほどタクシー待ち。
更に、30分ほどタクシーに乗って総合保税区に到着。
なにやら、着いてからが遠い・・・

1985年8月の写真

さて、22年後の同じ場所(上海駅)での写真撮影の結果はこの通り。
全然、名残が無いような・・・

2007年8月の写真

22年ぶりに同じ場所で。
同じ場所の筈ではあるが、なんか名残が全然無い。
僕も違うが、場所はもっと違う。

ちょっと角度を変えた写真。

開業記念パーティーどうしよう・・・

昨年までは、「講演会の主催はしない」というのが僕の方針であった。
基本的に、組織がまだ小さくマンパワーが足りない(講演会を主催する余力が無い)し、講演の依頼だけで、年間30件以上あるので、人が整えてくれたお膳立てに乗った方が楽というのが理由であった。

それが、昨年7月にM&C上海解説記念講演会・パーティーを自主企画したのをきっかけに、「外高橋保税区との共同セミナー(今年2月)」、「蘇州総合保税区との共同セミナー(今年6月)」、更には、企画段階であるが、「加工貿易セミナー」、「外高橋保税区共同セミナ-第二弾」、「企業再編セミナー」、「中智との共同主催労務セミナー」などが年内に予定されている。

さすがにこれだけ企画すると対応が大変になるもので、部下があくせくした挙句、今年7月に開催する予定であったM&C上海開業記念パーティーが延期になってしまった。
⇒ お申し込み頂いていた方には申し訳ありません。


一応、9月の開催を部下には指示してあるが、今だに部下から企画が僕のところにまったく上がってこないので、本当に9月に開催する事ができるやら、大変不安である。
取りあえず、僕の持っているイメージとしては、以下の様なものであるが、一体どの様なパーティーなら皆さんに参加頂けるであろうか。
講演会の集客にはかなり実績・自信があるのであるが、今回のパーティーは、毛色が違う企画なのでなんとも勝手がつかめない。
漠然としたアイデアしかないので(全然、部下から企画が上がってこないとういのは、部下は僕以上にアイデアがないのであろう)、どなたか、ご意見頂ければありがたいです。
どんな企画なら参加したいと思っていただけるかですが・・・


●上海に会社を作って1年強なのでその記念。更には、「コンサルタントができるまで」の出版記念としたい。
●パーティー形式。食事・飲み物(ビール・ワイン・ソフトドリンク)はしっかりと。
●感謝の気持ちで、M&Cの会員の方は無料。
それ以外の方は、参加費を「コンサルタントが出来るまで」の中国販売価格と同額にして、参加記念に本を1冊贈呈。
若しくは、既に、この本を購入されていて、当日持参頂いた方は無料。

ここまではイメージがつかめているのであるが、これだけでは(何にも企画が立ってないので)楽しい会、役に立つ会にはならない。では、どんな企画をしたら良いのか。

⇒ コンサルタントができるまでにちなむので、人材会社と協力して、上海で起業した人、ビジネスを始めようとしている人を呼んで、意見交流やビジネス交流をするか?
中国でのベンチャービジネス開始の相談会を開くか?
さて??

日本から香港へ。あ~現実に戻ってしまった!

最終日に食べた刺身

日本から香港に移動。
これで夏休みも終わり。
のんびりしたよい休みであった。

最終日の夜は、懐石を教えている母親が漁港に行って、取れたての鯛、あわび、烏賊を漁師さんから買ってさばいてくれた。
大変美味しい。
因みに、皿は父親が焼いたもの。

日本酒が進む。
これは殆ど一人で飲んだのだけど、4日間で一升空いた。
まあ、丁度よいペースかな。

明日から現実に引き戻される!

深夜の台所で酒のつまみを作る

外出して家に戻ると夜の0時前。
両親は既に熟睡中。
外で軽くつまみはしたが、まだお腹がすいている。

冷蔵庫をあさると、ミョウガ、海苔、メザシ、油揚げ等があったので、ミョウガを刻んで鰹節と炒り胡麻をふりかけ、あとは、メザシと海苔、油揚げを炙ってつまみを用意。
冷蔵庫に冷やしてあった、〆張鶴の吟醸を飲みながらこれを食べた。
料理とは呼べないつまみであるが、なんとなく昔懐かしかったものだ。

思えば17年間台所には立っていないが(麺を茹でるのと、そばつゆ作るのは除く)。
でも、小学校の頃から自分で即席麺を茹でておやつにしていたし、台湾研修時代(1988-1989年)は、興が乗ったときは、ローストビーフ、とんかつ、オニオンスープ等も自分で作っていた。

それを思い出して、もう少し凝ったものを作ってみようかとも思ったが、夜も遅いし、壮絶な失敗品を作ったときの対処を想像してやめておいた。

条件が整えば(どんな条件だろう)、一度、17年ぶりの料理というのをしてみようかと考えた。

夏の日の怖い話を思い出す

デジカメを買い換えた。
僕が使っているデジカメは、5年前に買ったものなので、でかいし重いしで持ち運びが大変。
そのうち、持って歩くのが面倒になったので、会社の机に入れっぱなしになっており、2ヶ月以上持ち歩いていない。
開発区訪問をする時などは、同行の人に撮影してもらって、メールで送信してもらっているので、他力本願この上ない。
そんな事で、新しいものに買い換えたもの。
かなり小さくて軽いのでよいのだが、その分、充電式で乾電池が使えない。
持ち運ぶ前に、計画的に充電しなくてはならないのだが、そんな几帳面な真似が僕に出来るかどうかが問題だ。


全然関係ないが(ネタ切れの苦し紛れと言われそうだが)・・・
ベッドに横になっていたら、昔、こっくりさんで遊んだ事をふと思い出した。
こっくりさんとは言っても、僕が学生のときに試したのは10円玉を使うもの。
両親の世代がやったのは、割り箸を3本使って、この字型にして、動くかどうかで占うもの。
どこでやりかたが変わったのかと疑問に思い、インターネット検索してみたのだが、結局、(じっくり調べてないので)わからなかった。
僕は、こういった感じの遊び(占い?)は自発的にやるほうではないので、今まで二回しかやった事がない。両方中学生の時。

一度は、明らかに誰かが動かしているのが分かったので、直ぐにやめてしまった。
二度目は、暫く念じていると、突然(10円玉に触れている)人差し指の第一関節が、ずんっ!という感じで重くなり、色も紫色に変わってしまった。
目に見えない何かに指を押し付けられているような気がして、軽く触れているだけなので、指を離そうとしても離せないような気がした。
質問をすると、何かに動かされるように10円玉は不思議な動きを続けた(誰かが動かしているのかどうかは、やってる本人には分かるものだ)。
回答は回答にはなってなかったけど、怖くなったので2問で止めてしまった。
終わってからも、30-40分位は、人差し指の第一関節だけが紫色で、ドライアイスにつけた後の様になっていた。

あれはなんだったんだろうか。
集団催眠みたいなものであろうか。
いまだに不思議である。

今回も、中国とは何にも関係ないネタだったが・・・

中国ビジネスコンサルタント水野真澄のブログ