香港(書くべきか・・・)

週末で、新著の草稿をほぼ完成させた。これを4月末に出版する事はほぼ決まったのだが、出版社より、年内に千円台の中国ビジネス書をもう1冊書いてくれという依頼を頂いた。

日本の書店で、僕の本(Q&A、用語集)の売れ行きが上がっているようで、新著の様な辞書的な本ではなく、読む本を早めに出してほしいという希望である。出してほしいと言っていただけるうちが花なので、書かなくてはと思うが、本当は別のものが書きたいなあという気持ちもある。しばらく前からビジネス書ばかり書くのに少々ストレスがたまり、毛色の変わったものが書きたくて仕方がない。4月に新著を出したら、1年かけて企業小説を書いて、どこかの賞に応募しようかと思っていた。すぐに受賞できると考えるほどお目出たくはないが、気分転換にはなりそうだ。

ビジネス文章は、感情を入れずに淡々と書くので、書きやすいがそれなりのストレスもたまる(あまり人が読んでくれないというストレスもたまる!)。昨年の秋口からコンシェルジュの華南シフトに「こぼれ話」を書きはじめたのも、ストレス解消のひとつである。ところが、雑誌側はあまりこれを載せたがらず、すぐに字数を削ろうとするので、毎月、編集者側と熾烈な戦いが繰り広げられていた。そんな訳で、このブログが始まり、ちょっとしたストレス解消になるのでありがたい。

さて、次に書くのはビジネス書か小説か・・・