出張の目的は、深セン大工業区の視察と工業用廃棄物回収業者との面談。
深セン大工業区は、広東省で2箇所の国家級輸出加工区(広州・深セン)を有する開発区で、深セン市街地から車で1時間弱の場所にある。
今まで行く機会が無かったのであるが、最近、同開発区に進出する企業のご相談に乗った事もあり、これを機会に視察する事にした。
行きは道の選択を間違えたようで(必ず渋滞する道を選んでしまった模様)、深センから同開発区に到着するまで2時間弱かかってしまったが、渋滞が無ければ40分程度で行くらしい。
規模の大きな開発区であるが、今ひとつ特徴に欠ける気がしないでもないが、深センという立地のよさと、輸出加工区という武器を有しているため誘致は順調な様で、誘致担当の人間もどことなくのんびりしている。誘致担当者の説明を聞き終えると、工業用廃棄物回収会社の董事長と面談及び会食。会食後は、会社と分別作業場を見せて頂いたが、作業場にはダンボール箱、布切れが積み上げられており、どこから見ても、ゴミ置き場そのもの。会社もゴミ置き場の管理作業室と言った感じ。但し、廃棄物の回収は規制がかかっている業種なだけに、結構な利益をあげているようで、同氏は立派なベンツに乗り、港湾等への投資も準備している模様。何とも、人は見かけに寄らないものである。
視察後香港に戻るともう午後6時。PCを開けると、急ぎの質問が多数入っている。
観念して近くのスーパーでカップ麺を買って夕食を済ますと、午前一時まで残業。何とか、全ての球を投げ返した。
明日は朝の7時に家を出て北京出張。
大変辛い。