香港⇒東京(早稲田大学の夜間コースで講義をする)

午後6時半〜8時半に、早稲田大学のビジネスコースで中国ビジネス制度の講義を行う。
と言う事で、朝9時半香港発の飛行機で日本へ。
受講者数も多くないし、報酬も少ないので、完全に逆ざや(報酬<コスト)の為、有給休暇を取っての帰国。
ただ、大学時代、怠け者で全然勉強しなかった事が、未だにコンプレックスになっているので、大学での講義依頼というのが大変嬉しく、個人的には大喜びで参加。


先週1週間体調を崩しており、執筆も業務も進んでいなかった為、昨夜は夜11時まで残業となった。そんな訳で、今日7時に家を出るのはちょっと辛かったし、何より激しい肩こりで頭痛がする。道路が空いており、空港に早めに到着したので、思わず空港のマッサージ(仙足)に飛び込む。
2ヶ月前にここで揉んでもらったときは、「高いのでもう行く事はないであろう」と思ったのだが、背に腹は代えられず。20分揉んで貰ったが、筋が自分の体ではないように、ゴリゴリと音を立てる。チップも入れてHK$ 260(3600円)。
今回は、「相場より高いけど、苦しさから開放されるなら良いや」と肯定的に評価する。


成田到着は午後3時。
成田エクスプレスに乗って、新宿経由、高田馬場に到着したのは午後5時という微妙な時間。
タクシーに乗って早めに早稲田に行き、コーヒーでも飲もうか、クイックマッサージでもしてもらおうかと考えたが、思えば9年ぶりの早稲田界隈なので、誘惑に勝てずに、重い荷物を抱えて、小雨の中を早稲田まで30分かけて歩き、懐かしい場所を見て回る。
(ローカルネタですが・・・)源兵衛、寿司安、ニュー浅草、大学時代夜通し飲んで、始発を待つ時に行った吉野屋など、懐かしい場所がたくさん残っている。
やはり学生街は、移り変わりが少ない。
一番驚いたのは、これは今の時代には受け入れられないだろう、と思っていた「三品」という店がまだ健在だった事。
ここは、牛(牛丼の頭)、カツ、カレーの三品を組み合わせた料理だけを置いてある店で、量が半端でなく多い。
大学時代で、合気道をやっていた時(食欲が旺盛な時)大カツ牛(大盛りのご飯に、トンカツと牛がのっている)を頼んだら、8割食べたら過剰満腹で気持が悪くなって、体育館のベンチで30分横になっていた事があるくらい。
今なら半分も食べられないと思うけど、次回の訪問時には食べてみたい。


そんな感じで、一時間歩き回っていたので、服がびしょぬれ。
持っていたジョルダーノのTシャツに着替えて講義(大学を舐めてるのか!とか言われそうな格好であった)。
ともあれ2時間、質問も(受講者数の割には)たくさん頂き、満足して終了。
2時間ちょっとかけて、横浜の実家へ。
移動続きの一日であった。
本当は、合気道時代の友人(独立して不動産鑑定士事務所を開業すべく現在準備中)と、久しぶりに大学近辺で飲みたかったのであるが、あまりの慌しいスケジュールで、今回はそれが適わなかったのだけが心残り。