香港(久しぶりの店で昔を懐かしむ)

今日の午後は、久しぶりに東莞で講演会なので、午後1時に会社のダブルナンバーカーでオフィスを出発。
午前中は、若干二日酔いの中を決算・見通し作業に追われ、やっとの事でこれを終わらせ車に乗り込む。
「車の中では寝よう」と思い、目を閉じでうつらうつらすると、立て続けに電話が掛かってきて眠れない。携帯電話も良し悪しである。
会場には午後3時に到着。
やはり、ダブルナンバーカーだと早い。


思えば、前回東莞で講演をしたのは2002年だったので、東莞での講演会は3年ぶりという事になる。
その時は、城区の銀城ホテルが会場であったが、今回は、石龍鎮の金凱悦大酒店が会場。
初めてのホテルであったが、(東莞にしては、と言ったら怒られるけど)なかなかサービスがしっかりしておりよかった。
講演は4時半から2時間で、集まって頂いたのは、広東省に駐在している方々。
それだけに実務知識も深く、質疑応答も活気が出て、個人的には満足。質疑応答には30分の時間を取っていたが、フルに質問を頂いた。
桑畑君・亀一が持ってきた書籍も完売したし、サイン依頼も多かったし、「あぁ、来て良かった」と一安心。
東莞で会食を終えると、桑畑君は深セン経由香港へ。
僕と亀一は、広州へ。
僕と亀一の車中での会話。
水野「最近、香港でも、君に会いたいという人間が結構いるんだよね」
亀一「それは、僕に会いたいんですか、亀一に会いたいんですか?」
水「君と亀一は同一人物の筈だがどう違うんだい?」
亀「亀一は水野さんが作った、無口で無表情なキャラクターですからねぇ。僕じゃなくて、亀一に会いたい人と会う場合は、無表情にしていないと、期待を裏切る事になるから気を遣わなくちゃいけないと思いましてね」
この会話から判断すると、どうやら、亀一は、自分の事を無口で無表情ではないと思い込んでいるらしい。
やはり、自分の事はよく分からないという例であろう。