香港(昔泊まったホテルというのは)

昨日は、仕事が終わったら散髪+染髪に行く。
自分としては、かなり黒い髪になったつもり。
これで、来週の日本講演もばっちりだ(今まで散々、まっ茶色の髪でやっておいて、と言われると返す言葉も無い)。
終わったら夜の9時。
スーパーで、「ひらめ、中落ち、烏賊の刺身」とビール一缶買って帰り、家で食べる。
早めに就寝、しようと思ったが、NNAの原稿を書かないといけない事を思い出し、ベッドから這い出し1回分書く。
租税条約がらみの通達が二本(恒久的施設+金利免除)でていたので、これを書く事にしたのであるが、実はそれ程たいした通達でもない。
今週はネタがないもんで・・・

ところで、先日、ブログにコメント頂いた方に対するご回答で、「初めて中国にきた時に泊まったホテルを考えると、自分も贅沢になったもんだ」という感想を書かせて頂いたが、その時のホテルは因みにこんな感じ。



これは、最初に上海で泊まったホテル。
申江飯店といったと思う。
トリプルで1泊45元。
3人で泊まったので、一人15元づつ払った。
この部屋で、40度の熱を出して倒れて、服務員のお兄さんに夜間病院に連れて行ってもらったことが思いで深い。
トイレ、シャワーは共同。



これは、次に行った杭州で。
駅前で輪タクのおじさんに「いい宿がある」と騙されて連れて行かれたホテル。
外から見ると単なるトンネル。
1泊9元(二人で泊まったので、4.5元づつ)位だが、窓は無いし、ドアの鍵はかからないし、ホテル中の人が出没して、闇換金を持ちかけられたり、大変ひどいホテルであった。
今まの半生で、最悪の部屋。
悪夢の様な1週間であった。



これは、広州の華僑酒店。広州駅の近く。
ドミトリーで、一人12元くらいだったと思う。
この部屋が、1ヶ月の中国滞在で一番よかった(香港は除く)。
良い記憶があったのであるが、改めて写真を見るとひどい部屋。
随分感覚が麻痺してたんだな。この頃には。

その数日後に行った香港で、「スパゲティハウス」に行って、軟らかくなるまでゆでたパスタを美味しいなぁ、と思って食べたくらいだから。
まあ、僕は決してバックパッカ−礼賛派ではないのだけれど、こんな経験をすると、逞しくなるのは確か。20代の時にやったのは、それなりに役に立ったと思う。
でも、もうやりたくないけど。