上海⇒香港(広州保税区での区外分公司登記完了と綱渡りの原稿書

丸紅広州保税区法人(8号令に基づく国内流通権を取得済)の、区外分公司開設登記が終了したとの報告があった。
広州の場合は、省政府認可が必要なので、区外分公司開設に当たっても、保税区⇒市⇒省と認可申請を上げていかないといけないので時間がかかる。
更に、保税区企業が区外分公司を開設できる事を、地方通知で明確にしている上海市とは違い、その他の地域では、保税区企業が区外に分公司を開設できる事を明確にした規定が無いので、広州の場合は、手続に2ヶ月の時間を要した(途中で紆余曲折もあった)。
広州保税区では、区外分公司登記をしたのは2件だけ(丸紅広州法人は2番目)という事なので、上海と比べれば随分展開が遅い。
もう1社も国内流通権を取得しているという事なので、それ以外の会社は区外分公司を開設していないのであろうか。
こんな感じで、(進展が遅れていた)広州保税区でも、一応、区外分公司開設の経験は出来た事になるので(上海外高橋、深セン福田保税区では、既に経験豊富です)、手続のお手伝いなどを希望される場合はご一報を。
因みに、広州の場合は、営業性・非営業性という区分を営業許可証に記載してくれないので、税務上の取扱は、税務局と個別に交渉する必要がでてくる。
なんらかのガイドラインを早く文書化してくれるとありがたいのであるが。


今日は、2時半発の便に乗って香港に。
昼食は空港で食べる事とする。
空港内で始めて入る店(caféとか英語名がついていた店)に入り、メニューを見せてというと、ウェイトレスが「なんとか炒飯、牛肉ラーメン、鍋焼きうどん、なんとかは美味しい・・・」と暗誦を始める
メニューを見せてくれよと言いたかったが、丁度、牛肉麺が食べたかったので、それを頼んで、「飲み物は何が有りますか?甘くないもの」というと、今度は、飲み物の名前を暗誦しだす。
結局、冷たい烏龍茶を注文すると、料金が合計90元。
嘘だろ!?と思ったら、烏龍茶(小さいコップ1杯・普通にいれたお茶を冷ましただけ)が45元。飲み物だけで粘る客を想定して、飲み物単価を高く設定するのはある程度やむを得ないが、この値付けはひどい。
メニュー見せずに、品物の名前をとうとうと暗誦するのはこういう理由か!と合点がいく。

飛行機の搭乗は時刻通り。
だが、毎度のように1時間飛ばない。
機内は冷房が切れているので酷く暑いし、隣の女性の香水がきつくて、本当に気持が悪くなる。
そんな中で、「中国ビジネス・投資Q&A・最新版」のゲラをチェック。
オフィスに着いたら最終校正なので、それまでに終了させないといけない。
300ページ弱であるが、さすがに自分で書いた本なので、それ程時間はかからない。
機内の3時間で完了させる。

香港に着いたらふらふら(吐き気がする)。
それでも、エアポートエクスプレスの30分で、来週月曜のNNA中国ビジネス講座の原稿を書かねばならん。
週末は、コンシェルジュの原稿2本だし。
あ〜!!と(追い詰められて叫びたいけど)叫ぶ元気も無い。
とは言え、かなり綱渡り状態だったけど、今日のノルマは無事完了。
週末も執筆だぁ(声が消え入る感じ)