香港⇒東京(日本の寒さはシャレにならん)

朝の便で日本出張。
搭乗は10時から開始であるが、9時に飛行場に到着したので、朝食を食べようかマッサージをしようか「う〜ん」と考え、結果としてマッサージをしてもらう事とする。
いつも行く(とうか、数回行った事がある)、仙足という場所以外に、クイックマッサージの店がある事を前回発見したので、そこを試してみる。
結果として、こちらの方が当たりであった。
たまたまマッサージ師の人が良かっただけかもしれないので、次回、もう一度試して結果を出そう。
30分のマッサージでHK$250という値段は、香港相場では高い(中国内地の相場と比べると、べらぼうに高い)が、日本と比べると、それほど気にならない感じかな。
マッサージ後は、かなり軽くなった感じがするので嬉しかったが、重い鞄を持ち歩いているので、暫くすると、直ぐ肩が凝ってしまう。
荷物の多さを何とかしなくてはならない。
持ち運ぶ書類の多さは致し方が無いとしても、せめてもう少し軽いPCが欲しい!

飛行機では、一心不乱に講演会の準備と資料整理。
これだけ、直前まで追い詰められるのは珍しい。
離陸ぎりぎりでやっと準備が完了する。
因みに、機内食のシーフードカレーが大変不味かった。


日本に到着すると、ともかく寒い。
暑い香港に慣れきっている身としては、悲鳴を出したいくらいの寒さである。
成田エクスプレス⇒東京駅からタクシーで、何時も宿泊する飯田橋のホテルに到着すると、既に夕方6時。
軽く荷物を準備すると、大学時代の友人(釜口君)と早稲田で会食。
彼は、最近独立して、不動産鑑定士事務所を開業したので、久しぶりに会って、早稲田で飲もう(開業祝いをしよう)という事になったもの。
ところが、早稲田は入学試験中(春休み?中)という事で、店がどこもやっていない。
暫く歩いて探そうとするが、あまりの寒さに辛くて、早稲田で飲むのは断念する。
結果として、また飯田橋に引き返して、神楽坂で飛び込みの店に入る。
料理は可も無く不可も無く、という感じであまり感動はなかったが、酒はいろいろ揃っていた。
田酒(日本酒)、魔王(焼酎)等を飲むが、明日の講演が気になり、量は飲めず。
店を出て、宿泊のアグネスホテルのバーで軽く飲んで解散。
気心知れた中なので、ゆったりと飲めた。
彼は、個人向けに、不動産鑑定のポイントを解説した資料を作成中との事。
今後の発展を期待。

香港(出張準備で更新が遅れに遅れ・・・)

=日本出張の関係で、更新が随分遅れてしまいました!すみません=

来週は日本出張。
特に、月曜日は、午前(日中投資促進機構主催)、午後(NNA主催)共に講演会なので、準備にあたふたする数日間であった。
NNAの講演会では、主催者の依頼に応じて商業企業の現状・手続等を解説する事になったが、ブログでも「しっかりした資料を準備する」と書いたため、それなりのものを作らなくてはならない。
プレッシャーで却って筆が進まずあせる。

出張前の残務整理に追われた事もあり、作成が遅れに遅れたが、ともあれ、昨日夜10時半迄残業して、やっと完成させる。
着任したての水本君には、「先に帰っていいよ」と言ったのであるが、気を遣って彼も同じ時間まで仕事をしている。
なれない環境の為、へろへろになっている感があるので、倒れない事を心の中で祈りつつ、せっかくなので、業務終了後、残業流れの焼き鳥屋に付き合わせる(既に、フードコートでドリアを食べた彼にとっては、いい迷惑だったかもしれない)。
0時半まで夕食、兼酒。


NNAのセミナー用の資料は、まずまずのボリュームになったので、これにもう少し手を加えて、「外資商業企業設立マニュアル」をつくろう。
これは、会員企業の方々に配信予定。
因みに、資料の中で外資商業企業の設立実績をピックアップしたのであるが、商務部の発表では、昨年10月時点で、新規設立に関する申請件数約1000件(内、認可実績は独資約335件。合資約15件)、保税区企業の経営範囲の拡大に関する申請件数約50件(内、認可実績は30件)との事。
10月以降、うちの会社も、上海・広州・青島で保税区法人の営業範囲の追加(国内販売権の獲得)を行っている状況を鑑みれば、保税区企業の認可実績は、この数字よりも、かなり増加していると推測される。
今年の3月1日からの地方政府に対する認可権限委譲の段取りは整ったということか。

香港⇔上海(上海日帰りは大変)

昨夜は、かなり遅くまで宴会。
3時間睡眠で飛び起きて上海日帰り出張。
行きの便は満席で、真ん中の席でひたすら眠り、首が痛くなる。
上海到着すると、打ち合わせ3件。
終わると夜便で香港へ。

広州・深センは当然として、廈門日帰り出張も何度かしたけれど、上海日帰りはきつい。
香港に戻ったのは夜11時でくたくた。
もう日帰りはやめよう。
疲れが溜まると、発想がネガティブになるのでいかん。

香港(厄が明けて良い事いろいろ)

セブののん気な写真を貼り付けて、数日間ブログを更新していなかったので、仕事をしていなさそうな印象を持たれがちであったが、一応、現場復帰してちゃんと働いている。
昨日、谷垣君より、「全然ブログ更新してないじゃないですか。毎日癖で見ちゃって、ヒット数だけ贈呈しちゃいましたよ!」とクレームを受けてしまったので、早速更新する事に。
先週は、特に面白い事(ネタ)がなかったが、個人的には、厄が明けたのが大きい。
(いままで知らなかったのであるが)節分で切り替わるようなので、先週の2月3日で、後厄終わり!
本当に、昨年は、体を壊したり、眼底出血をしたり、財布を落としたり、精神的に追い詰められたり、散々な年であったがこれで終わりだ。
後厄が明けた途端、「新著出版!」
講演会の集客好調!
あと、この1年半努力している件が大詰めで、ほぼ決まりそう!
と言う感じで、調子が出てきた。
(この1年半努力している件というのは、ある意味では、人生の転機になるような出来事ですが、まだ書けないので、2ヵ月後くらいに公表します)。


あと一つのニュースは、コンサルティング部増員。
本社から水本君がやってきた。
彼は、先月まで、本社の経理部で、税務調査対応、移転価格税制の対応をやっていたし、過去に工事事務所で経理・管理業務を4年ほどやっていた事がある。
という事で、プロジェクトものや国際税務に強いので、強力な助っ人になるであろう。

香港(旧正月終わり)

香港は、4日間(土〜火)の旧正月休みだったけど、セブ島でのんびりしてきた。
ファシリティには若干目をつぶり、ともあれ、のんびりできるホテルを選んだ。
PCも持っていかず、時計も外し、電話も切って、4日間の音信不通。
考えてみれば、こんな事はずっとなかった。
ホテルは良かっし、のんびりできて、体調も気力も回復。
今日から仕事スタート!

香港(追加講演会+亀一ブログの評判)

2月13日に、東京で日中投資促進機構主催のセミナーで講師をする事は、前のブログに書いたけれど、講演会一つの為に帰国するのももったいないと思い、NNAに頼んで、同日の午後にミニセミナーを企画してもらった。
ミニセミナーにした理由は、それくらいの方がゆっくり話せる、というのと、(僕の思いつきでお願いしたので)告知期間が2週間しかなく、どの程度の方に参加頂けるか、自信がなかったため。
という事で、定員30名の場所でこじんまりとやります。
是非、ご参加下さい(申し込みはこちら)

テーマは、(NNAから依頼のあった)商業企業の話、あとは、最近のビジネスネタ(会社法改定、外資企業の常駐代表所設立禁止の動き、技術指導に関するP/E認定、外資企業の借入制限の結果)。
商業企業に関しては、関連規定(邦訳)一式、手続の流れ、必要書類などの資料を含んだマニュアルを準備。
また、各種形態(新設・保税区企業の経営範囲の追加)のメリット・デメリットの比較と注意点、認可実績等も説明するので、参加費用分の価値はあると思います。
⇒僕自身、商業企業の新設+保税区企業の経営範囲追加は、両方とも何件か認可取得しているので、自分の経験を踏まえて、細かい実務の話・裏話などを紹介します。


さてさて、亀一が快調にブログを更新している。
●「実は、ブログを書くのは嫌だったが、水野に無理やり書かされた」とか、
●「忘年会の間、水野がカメラを持ってネタを探していた」とか、
舞台裏を明かしだしている。
これから、どの様な舞台裏が明かされるかと考えると、少々心配である。

ブログを彼に書かせたのは確かに僕で、昨年の秋に桑畑君・杉山君に、「君たちは営業なんだから、先ず知名度を上げなくてはいけない。金はかけられないのでブログをやりなさい」と指示したもの。
ところが、暫くして、桑畑君に「ちょっとお話があります」と会議室によばれ、何かと思えば、「僕は裏方が好きなのです」と断られ、亀一も一向に始める様子が無い。
そこで、亀一の直属上司の広州会社社長にお願いして、「業務命令として取り組め」とプレッシャーをかけてもらったもの(業務命令でブログを書かせる上司も珍しい)。
ともあれ、亀一ブログはそこそこ評判が良く、「あんな無愛想な顔と、不思議な敬語を使う割に、文章は面白い」という読者(谷垣君)の声。

亀一と言えば、成瀬さんであるが、彼女を採用したのは、以前のブログに書いた、佐野元彦という、歌手の様な名前の僕の同期。
彼と、別件でE-mailをした際に、「成瀬さんは面白い人間だね」と書いてみたところ、「販売力は未知数ですが、その面白さに賭けています」という回答が返ってきた。
やはりそういう狙いか。

因みに、亀一と成瀬さんをパッケージで売り出すと面白い、というのが僕のアイデアであるが、亀一としては、「自分を手なずけるなどと言っている人間とコンビにされるのは嫌だ」と思っているようである。

香港(亀一ブログを始める)

丸紅広州会社コンサルティング部に入社以来1年半、無口・無表情さと、どこかおかしい敬語で、不思議な注目を集める亀一が、ブログを始めた。
杉山竜一のコンサルティング部下日記というもので、僕の部下として、こき使われている日常を日記にしたらしい。
ブログを初めて1週間が経過した様であるが、実弾(銃)を打って世界の成和を訴えたり、成瀬さんから手なずけると宣言されて憤ったりという、亀一らしい日常が綴られている。
ご一読を。

香港⇔マカオ(ビジネスネタを二つ)

今日は朝一からオフィスでバタバタ業務をし、11時にオフィスを出発してマカオへ。
顧問をしているインキュベーションセンターの董事会に出席し、午後4時に再度マカオ出発。
午後5時半に香港帰任して、あとは残業という慌しい一日。
まだ残業中ながら、ちょっと気分転換。
純粋なビジネスネタを二つほど。
一つは、外資企業の常駐代表所開設禁止の動きに関する続報。
もう一つは、管監倉庫を活用した加工貿易二次加工(以下の形式)の禁止。
● 加工貿易一次加工⇒(輸出手続)⇒輸出管監倉庫⇒(再輸入)⇒加工貿易二次  加工⇒輸出というスキーム

先日のブログで、広州で外資企業の常駐代表所の開設登記を認めないという公告が出されたという内容を書いた。
その時は、地域的な動きかどうか不詳という話を書いたが、その後、他地域の状況を調べてみると、同様の動きがあるようである。
まだ、華南地域・華東地域しか調べていないが、全国的な動きである可能性がある。
ともあれ、広州の工商行政管理局の説明である、「会社法の改定」という根拠は、(会社法には、外資企業の常駐代表所開設に付いては触れていないのは確かだが)会社法の当該条文(第14条)自体に変化が無いので、少々信憑性に欠ける。
税収確保が目的であろうか(常駐代表所は非課税単位なので⇒外国企業の常駐代表所は見做し課税の対象となるケースが多いが、外資企業の常駐代表所はならない)。
ともあれ、既に開設している外資企業の常駐代表所、特に、保税区法人の区外常駐代表所の扱いがどうなるかが心配である。


話変わって、もう一つ。
国家税務総局より、「保税倉庫及び輸出管監倉庫から搬出する材料・部材に関する税収処理方法に関する回答(国税函[2005]1153号)という通知が公布された。
これは、上海市税務局よりの質問に対する回答として出されたもので、増値税の規定というよりは、加工貿易全般に関する通知(関税・増値税双方に関連する内容)で内容は以下の通り。
● 中国内の企業が、国外の外国企業から仕入れ、保税倉庫から搬出して税関で進料加工手帳手続を行う材料・部品に対しては、進料加工の免税証明を発行する事に同意する。
● 一方、中国内の企業が、輸出管監倉庫から搬出する材料・部品に対しては、進料加工の免税証明を発行しない。

この通知に基づけば、中国内で来料加工 or 進料加工をしたものを、一旦、管監倉庫に入れて(輸出手続を取り)、それを再度中国に戻して加工貿易形式の2次加工をする事はできないという事になる。
加工貿易企業間で、一次・二次加工が行われる場合、通常、転廠(深加工結転)形式が使われるが、転廠形態だと、加工貿易企業間で価格がバレバレになってしまう。
これを嫌って、一旦、香港に出して、再度、中国に入れるというケースが少なくない。
ただ、華南はさておき、華東の場合、香港を使うのは時間的なロスに繋がるので(それでも結構採用されているが)、物流園区、保税区、管監倉庫等を代替案として採用するケースが有る。
その内、管監倉庫は、このスキーム上、採用不可だと言うことが明確になったもの。
この通知が、税関総署ではなく、国家税務総局から出されている点(一応、税関総署に確認したという記述は有り)、若干、引っかかるが、ともあれ、管監倉庫を使った中国再輸入スキームは、考慮の対象外とした方が安全ということは言えよう。

北京⇒広州(小出さん久々の登場)

昨日の夕刻に北京入り。
今日は朝8時半から10時迄大事な打ち合わせをすると、そのまま飛行場に向かい、広州へ移動。
北京支店経理部長の佐藤君も広州に同行。
佐藤君は、エアチャイナのプラチナカードを持っている(年間90回位乗らないと貰えないらしい)ので、ついでの僕も、チェックインは楽だったし、車で飛行機まで運んでもらえたりしたので楽だった。
あと、2人とも、非常口の隣の席にしてくれたので、(広くて)くつろげてよかった。
なかなか有用なカードらしい。
僕も、旧正月明けから、毎週上海・香港を往復するので、単純計算上は、毎月8回飛行機に乗ることになる。
良いカードがもらえるかな?
写真は広州(新白雲空港)到着の佐藤君。
コートを着ているのが、北京の人っぽい。


広州出張の目的は、広州会社の董事会(決算承認)と忘年会。
ともあれ、予算達成したので、皆な安心して歳を越せる(旧暦)という感じ。
忘年会の様子はまた明日。
忘年会には、元広州会社経理部・コンサルティング部で仕事をしてくれていた小出さんも、ちょっと顔を出す。
出産・育児という事で、惜しまれながら退社をしたのであるが、数年して、育児が楽になったら復帰をして欲しいもの。
でも、まだ数年かかるだろうな。
因みに、忘年回があまりに騒々しいので、子供さんは怯える事しきり。
これだけ酔っ払いがいるというのも、情操教育に悪いだろう。
取りあえず、子供さんと一緒のところを一枚(これ以上怯えさせないように、フラッシュを焚かなかったので、大変くらい写真になってしまった)。

広州⇒香港(昨日の忘年会・亀一たじたじとなる)

忘年会は、毎年異様な盛り上がりを見せる。
ついでに、駐在員の誰かが潰されてヘベレケになる。
今年はどうなるか、興味半分・怖さ半分で参加。
うちの会社の場合、香港華南会社のアニュアルディナーは醒めているのに対し、広州・深セン会社の忘年会はかなり盛り上がる。
うちの事例で判断してはいけないが、ドライな香港人のメンタリティと、盛り上げようとする内地人のメンタリティの差が出ているような気がする。
香港華南会社からは、社長・副社長・谷垣君+水野が出席。
僕は広州会社の兼任辞令も持っているので、どっちの立場(当事者?ゲスト?)か微妙なところであるが、ともあれ参加。
一昨年は、審査のO部長も参加したが、その際、りんご運びリレー(棒にりんごを引っ掛けて運ぶゲーム)で、酔って手元がおぼつかずうまく運べないので、やけを起こして地べたに座り込んみ、りんごを食べてしまった。
このアナーキーさが妙に受けた様で、広州会社のスタッフより、不参加を惜しむ声が強かった。
広州会社の高橋社長も、いつもは健康上の理由から酒を控えているのであるが、この日は率先して盛り上げようと乾杯を繰り返しており、少々心配になる。


先日のブログで紹介した、前世は異星人と思われる成瀬さんは、ラッキードローで良い賞品があたった様でご機嫌。
「日本の友達と話して初めて知ったんですが、水野さんは、中国ビジネスでは有名なんですねぇ。そうと知っていたら、あしたのジョーの話なんかしないで、ビジネスの話すべきでしたよ」と挨拶される。
酒が強い様で、酔ったそぶりも見せず、色々な人間と乾杯している。
2次会になると、「水野さん、次は誰を潰してきましょうか!」と目を輝かせて指示を仰いでいた。
相変わらず興味深い人材である。
彼女は、「今年の目標は、半年以内に亀一さんを手なずける事と、水野さんを酔い潰す事です」と、野心を語っていた。
亀一を手なずけるのは問題ないが、僕を目標に加えるのは止めておいて欲しい。
最後に、「私の事をブログに書くなら、成瀬は回線売ってます(よく知らないが、日経企業向け通信回線販売の仕事らしい)、海鮮ではありません!と書いておいてください」と、20代とは思えないギャグを飛ばしてご満悦であった


2次会はカラオケ(外に、広い公共スペースがある店なので、そこを貸切にした)。
自然発生的に、乾杯が繰り返されている。
酒が弱い亀一も、同僚の女性から乾杯を迫られたじたじとなっている。
⇒ 乾杯させられるのが辛い様で、そのあとこっそり帰宅してしまった。


ともあれ、酒が飲めない西村君(広州会社経理部長)が、知らない内に乾杯させられ潰れていたりとか、谷垣君が、同期のI君(広州の事業会社出向中:少々酒癖が悪いようだ)に酔って首根っこをつかまれ、あまりに痛くて怒って帰ってしまったり、僕がホテルに戻る時に乗ったタクシーが車に追突されたり、という様な悲しい事件はいくつか発生したものの、ともあれ、一応、無事に会は終了したのであった。
因みに、自動車事故は、横から追突されたので、軽く中央分離帯に突っ込んだが、すぐリカバーできて(乗客の僕は)問題なし。
運転手は喧嘩していた。