冷凍さぬきうどんで軽い実験

今年は結実の年という事で、総じて運勢がいいらしい。
そんな事を親が教えてくれたら、なんとなく嬉しかった。

以前は、自分の運のよさに自信があったので、占いなどは、全く気にしなかったのであるが、やはり、小さいながらも会社の運営をしていると、縁起も担ぐようになってくる訳か。
会社経営者に、風水や占いに凝っている人が多いのも分かる気がする。
まあ、悪い予測はさておいて、良い予測はありがたく受け取って盛り上がる事にしよう。


話変わって、以前、香川県で刊行されたという、「おそるべきさぬきうどん」という本の存在を知って、一度読みたいと思っていたが、先日の講演会の時に、時間調整で古本屋に行ったら、新潮文庫からリメイクされたものが置いてあった。
喜び勇んでさっそく購入。
四国は一度も行った事がないので、今ひとつイメージがわかないが、まだ見ぬ素晴らしいうどんになんとなく期待が高まるものを感じた。
が、仕事で行く機会はまあなさそうだし、念願のお遍路も、休みが取れないしで、実際に食べられるのは何時になる事やら。

そんな事を考えていると、文中に、「冷凍うどんのつゆをお湯で薄めずに、そのままかけてぶっかけうどんにしても美味しいのでお試しあれ」と書いてあった。
何時も食べている冷凍讃岐うどんでさっそく実験。

ゆでた冷凍讃岐うどんを水で洗って冷やしてどんぶりに。
同時に、濃縮うどんつゆをそのまま入れて、上に、生卵と、ねぎと、おろし生姜と、てんかす(ユニーで買ってきた)をかけて出来上がり。
冷やしたので、うどんがいつもより美味しく感じる。

濃縮つゆを、そのままかけたらかなり濃かったので、これは2倍か、2.5倍くらいにした方がよかったが、まあ、ちょっと暖かくなった香港で、満足してぶっかけうどんを食べたのであった。

平和な休日のささやかな幸せ。
おそろしくささやかだけど。