新しい本の執筆が完了した

1月からしゃかりきになって書いていた本がやっと完成した。
正式タイトルはまだ決まっていないけど、保税区域の活用マニュアル。

保税区、物流園区、輸出加工区、保税港区、総合保税区、保税物流中心B型、保税倉庫、管監倉庫等、保税区域や保税倉庫の特徴と活用方法を纏めたもの。

保税区、物流園区の事を語る人は多いとはいえ、これだけで1冊本を書く人間はいなかろうと、ちょっと悦に浸ったりする。
しかし、組織変更・撤退マニュアル、加工貿易マニュアルに引き続き、保税区域マニュアルというのは、我ながら書く本がニッチになってきている。
どうも、誰も書かない(書けない)本を書くのに喜びを見出している感もある。
やはり、職人としての血が騒ぐんだろうな。

ともあれ、本が書きあがった時は本当にほっとする。
執筆完了の打ち上げをしなくてはいけない(単に、酒を飲む口実が欲しいだけだけれど)。
ただ、年内にあと2冊執筆依頼があるので、一息ついたらすぐに執筆準備にかからなくてはいけないけれど。


話変わるが、ここ暫くブログの調子が悪かった。
日常の出来事を、全然、面白おかしく書く事ができない。
マカオでタイ料理を食べた時などは、海辺で気持ちよかったし、広州で食事をした日本食レストランは、内装・味共に、「広州の和食もここまでレベルアップしたか!」と感心する場所だったけれど、どうも、力を込めて書く気にならない。
体調やメンタルが悪いわけではないし、仕事関係の文章は快調に書けたのだが。

確かに、今までを振り返ってみると、ブログの様な軽い文章と仕事の文章が、両方調子よく書けるというのはあまり無いような気がする。
どちらかが調子良いとどちらかが悪いし、その波が交互に来る感じ(とは言え、両方調子悪い事はある)。

頭の中が、仕事頭と娯楽頭に分かれていて、どちらかが調子良いと片方が駄目になるのであろうか。
なにやら不思議な気がする。

しばし、仕事頭が続くのかなと言う気がするけれど、こればっかりはいきなり切り替わるから自分にも分からない。