〆の火鍋は出前一丁入りが香港流!

二次会では港南中学や上永谷談義

広州からホンハムに着いたのが午後4時前。
オフィスで打ち合わせを2件して会食。

先ずは、日本人倶楽部のさくら。
昨年、丸紅退職時に、一旦、メンバーシップを返上しているから久しぶりだ。
広州から香港に戻ると、さすがに日本料理が美味しいと思う。
日本人倶楽部の料理も、ずい分レベルが上がったな。
トイレに行く時に、警備のおじさんに、「久し振り!」と声をかけられ握手したり、子供のプレイルームを眺めて、自分の子供が小さかった時を懐かしく思い出したり。
久々の日本人倶楽部は懐かしい。

食事の後は二次会で、思いつく80年代の洋曲を歌いまくる。
なんでこんな事になったのかな?と思い返すと、ミュージカルのママミアの話題で盛り上がったからだ。
出張者の方は日本で、僕は2年前に上海で見た。

あと、出張者の方が、僕とほぼ同年代で、僕の実家と近所。
そんな訳で、僕が行っていた中学校(港南中学校)とか、上大岡の話でもりあがった。
香港でこんなローカルネタは珍しい。
学校の話題も、高校までは遡る事はあるが、港南中学、日野小学校まで行くとは思わなかった。
これまたノスタルジックな雰囲気。

火鍋屋で最後のビール

二次会が終わると、久々に〆の火鍋。
よほど盛り上がらないと、〆の火鍋は食べないので、久しぶりだ。
僕がよく行く寧記火鍋に。

僕の好きなものだけを入れた鍋

僕の好きな、魚の皮の揚げたの、油揚げボール、湯葉、烏賊団子、そして出前一丁!
日本でいう〆のラーメンが、こちらでは、〆の火鍋(僕の場合はそう)。

ラーメンに比べてスープが脂っぽくないので、ラーメンよりヘビーでなくてよい。
魚の皮の揚げたのを、一瞬鍋に入れて、たれをつけて食べるとこよなく美味しい。
たれをつけた油揚げボール(生根)が、口の中でぐにゅっといくのも素敵だし。
そして、生麺ではなく出前一丁がなんとも嬉しい(勿論、生麺も頼めばある)。

さんざん飲んで散会。
明日は労働節のお休みだから!と心地よく帰宅。

香港・広州で感じる回転すしの高級感?

広州の料理店とすし盛り合わせ

1泊二日で広州。
東莞、深圳日帰り出張はしょっちゅうであるが、広州に泊まる頻度ががくっと減った。
ただ、広州は、僕がコンサルティングを始める切っ掛けとなった場所の一つであり、好きな場所であるのも確か。
広州法人も営業開始するので、もう少し頻度を上げなければならないか。

ここ数日、華南の日系企業の方々とお話していると、「やっと在庫調整も終わった様で、荷動きがでてきました。回復は思ったよりも早かったです」という発言を多く聞く。
表情も数か月前よりずい分明るくなってきている。
景気の後退基調でも、伸び基調でも商売が取れるのが僕の仕事だけれども、やはり、前向きなご相談の方が、気分もよい。
ちょっと元気づけられる今日この頃。

広州から香港行きの電車に乗る前に、オフィスの近くで、広州副総経理の麦さんと食事をする。
日本料理が食べたいと僕が言うと、「広州人の客が多い(日本人客は殆どいない)店ですが、人気のあるところです」と言い、東京という店に連れて行ってくれる。
高級なコンセプトの店である。

お好み焼きと蟹子サラダ

寿司の盛り合わせ、お好み焼き、蟹子サラダの3品を頼み、二人で分ける。
これで390元なのでかなり高い(麦さんの交渉で、350元くらいにしてもらった)。
それでも客でいっぱい。
引き続き、中国人の消費力を見る思いだ。
まあ、座席がゆったりとしていて、のんびり出来たので、雰囲気料という感じもあるかな。
VIPカードを作ると安くなるようだけど。


面白いのは、入口に回転寿司カウンターが二つ有る事。
先日、香港で連れて行って頂いた日本料理店(主たる客が香港人の高級店)も同様の作り。
高級店に回転寿司、というのは、完全に日本人の感性には合わないけれど、中国では、回転寿司が随分市民権を得ているものだ。
香港の店は内装がかなり凝っていて、回転寿司カウンターも中々良さそうな具がまわっていた。
西洋人も沢山いて、ちょっとしたバーの雰囲気であったが。

麦さんの言。
「座席で定食や麺を食べるより、回転寿司の方が高いから、別に安いイメージはないですよ」との事。
そういう考え方もあるか。

発想変えれば、見方も変わるということかな。