裏山歩きで香港の自然を楽しむ2

これまた突如現れるダムのようなものと本格的な貯水池

すでに70分ほど歩いている。

歩いていけば、バスに乗れる道に出ると言われたが、さてどう行けばいいのだろう、と考えだす。
ただ、道行く人々の顔がのんきなので、心配する必要はまああるまい。

そんな事を考えていたら、ちょっと先にダムのようなものがあるのが目に入る。
「そう言えば、大きな貯水池の脇にバスが走る道があるので、こっちの方に歩けばよいのだろう」とひとり納得し、歩き続ける。

それを通り過ぎると、本格的な貯水池が。

貯水池とそこにかかる橋

貯水池は思った以上に大きく綺麗。
遊泳禁止の看板が掛けてあるが、さすがに泳ぐ気にはならんな。

かかっている橋も、何となく西洋風で洒落ている。

のんびり歩いて2時間でコースは終了。

歩き始めて2時間弱。
のんびり歩きだけど。

貯水池の反対側の橋を、バスが走っているのが見える。
おっ。ゴールが近いぞ。

と思っていたら、始まりと同様、これまた唐突に終わる感じ。

出口にはタクシーが泊まっている。


家の近所でビールを飲んで散歩終了

出口のすぐ脇はバス停。
なんて便利なんだ。

ただ、バスがなかなかこなくて、結局、30分待ち。

家の近くに着いたのは、夕暮れが始まる頃。
バスを降りたところでレモンコークを買い、それを飲みながら歩いていたら、パブが見つかったので1杯だけ。
ステラビールのドラフト。

ここから家まで歩いて10分。

今日の散歩は終わり、

裏山散歩で香港の自然を楽しむ

家の近くの車がよく通る道をふと曲がるといきなり山歩きが始まる。

香港は意外に自然が豊かだ。
小さな面積に、山も海もコンパクトに詰め込まれている。
昨日も一昨日も先一昨日もジムで走ったので、今日は裏山を歩こうと考える。

裏山(パーカー山)を登って下れば、タイタムまで行けるのだが、実は12年太古城に住んでいて、まだそこまで行った事がない。
久々に天気の良い今日がチャンスだ。

そんな訳で、バスに乗る用のオクトパスカードと、200香港ドルを持って家を出発。

これは家のすぐ裏の道。
下の写真は、1分後に道を曲がったところ。

ここから山歩きがスタート。

歩き始めて30分たつとこんな景色に

登りは結構傾斜が辛い。
舗装されてはいるものの、ともあれ黙々と歩く。
一人だから黙々歩くのは当然か。
と、思っていたら、ラジオを持って歩く人、パンパンと手を叩きながら歩き続ける人がたくさん。
前から不思議なのだが、手拍子をしながら歩くのは、どういう効能があるのだろうか。
上腕部のトレーニング?

なんか、昔、震えながら首を縦に振って、顔の前で手拍子をしながら歩き続けるおばさんがいて、ぎょっとした事を思い出す。

ともあれ、歩き始めて30分後にはこんな景色に。

1時間でこんな感じ。見下ろす海とふと姿を見せる貯水池がいい感じ。

更に歩き続けて1時間。

すっかり自然の中にいる感じ。
見下ろせば海が。

更に、10分歩くと、小さな貯水池を渡る橋がある。

水の中には魚や亀が

水は結構澄んでいて、中には亀や魚がいっぱい。

魚にパンを放り投げている人とかもいる。

端午節はQ&Aの改定作業

すっかり忘れていたが、28日は端午節で休日。
中国ビジネス投資Q&Aの改定作業に没頭。

全部でQ56の内、第一部が28個。
この改定がすべて終了。

Q16 対外送金
送金関係の環境が大幅に変わっているため、全面書き換え。

Q17 中国内の外貨決済
微修正

Q18 外貨の保有と人民元への換金
一部環境が変わっているため(貿易ユーザンス登記管理制度開始の関係等)、半分程度の改定。

Q19 人民元の特徴と運用
微修正

Q20 出張所での人民元入金
後半結論部分を書き換え

Q21 現地法人の債権代理回収
修正なし

Q22 個人に対する外貨・人民元の管理
外貨管理制度の変更により全文修正

Q23 中国における手形と小切手
修正なし

Q24 加工貿易
微修正

Q25 加工貿易保証金
制度改定を踏まえ全文修正

Q26 リース取引
会計(会計準則)、外資リース企業の増加、増値税法改定(割賦販売との関係)という変化を踏まえ全文修正

Q27 不動産売買・賃貸
税制改定、不動産管理政策の変更を踏まえ、三分の一程度を改定。

Q28 傘型会社
修正なし。

という感じ。
第二部(会計・税務)は、会計(会計準則の導入)、税務(税法改定)、流通税法(増値税・営業税)改定、香港と本土の租税協定改定、移転価格税制本格稼働、日本の配当金課税と外税控除制度の改定、という状況を踏まえ、かなりの部分が全文修正になる予定。
ただ、6月中には完成できるであろう。

作業が終わり、かなり肩がごりごりに凝っているが、ともあれがんばろう!

知りあいが発熱で隔離された

最近、知り合いが二人中国で発熱し、病人に隔離された。
結局、普通の風邪という事で、2~3日で解放されたそうな。
なによりだ。
でも、同行者も結果が出るまでホテルで待機を要請されるらしい。
これは後で文句言われそうだ。

まあ病院の人は親切で、特段緊迫感はなかったようである。
ただ、結果が出るまで、中国の報道にでるのかなぁ、日本の報道に出るのかなぁ、と不安だったようだ。
そうだよなぁ。
病気になっただけなのに、間違いを犯したような受け止め方をされるから問題だよなぁ。
世論ってやつは怖いよな。
と、話を聞いてうなづく事しきり。
ただ、中国で隔離されても、親切に扱ってもらえるというのは朗報だ。
外国での突発事項というのは、不安をかきたてる。
やはり、何事も経験してみないとわからないという事はある。
経験は貴重だ。

つくりたてで悪くないのだがさすがにもう一品欲しい

今日は12時発の便で香港に移動。
最初は、駅で何か食べようと思っていたが、またもや時間がなくなった。
車内で弁当を頼んでみる。
2日連続車内での食事だ。

たまご炒めを頼んでみる。
できたてで、まずまず美味しかったが、全部ネギのたまご炒め。
さすがに飽きる。
もう一品おかずがあったらいいのに・・・

揺れる電車。
テーブルなし。
この状態で、麺を頼んでいた人がいたが、さぞかし食べにくいだろうなぁ。


華南の移動は結構ハード(18時間ぶりの食事はワンタンスープ)

食堂車のワンタンスープは泰国製

今週は香港華南滞在。

香港華南滞在時は、電車・タクシー乗り継ぎの移動が大変多く、移動が大変。
どうにもきつめのスケジュールを組みがちなので、香港華南滞在時は、まともに昼食をとる時間がないのが通常。
結果として、駅の付近にあるマクドナルドで簡単に食事を済ます事が多い。
ここ半年間で、ずいぶんマクドナルドを食べたものだ。
これだけ食べると、さすがにうんざり。

今日は、朝の仕事をこなすと、深圳(羅湖)経由で東莞の石龍鎮に。
ここでお客様を訪問した上で、広州に。
広州到着は午後3時。

移動続きでまたもや昼食を食べる時間がない。
前日の夕食は午後6時だった。
朝食を食べていないので、18時間くらい固形物を胃に入れておらずふらふらだ。

さすがに辛くなったので、石龍から広州東駅の25分間は、食堂車で過ごす事とする。
食べたのは18元のワンタンスープ。

上海ワンタンと銘打たれた泰国産品。
国際的だ。

18時間ぶりの食事には足りなかったけれど、味はまずまず。

桜色の激安?

桜色の激安というのは海老天巻の事だったか

香港でオフィスの近くを歩いていたら、元気寿司がビラ配りをしていた。
香港で有名な回転寿司屋で、昼時にはいつも行列している。
亀一が香港に来た時、たまに連れて行くと、「うまいっすわ」と喜んでもくもく食べる。

寿司ネタは、日本と同じのもあるが、ちょっと趣向が違うものも少なからずある。
例えば、海老フライ巻とか、とんかつ巻とか、生サーモンを山葵マヨネーズで和えた軍艦巻とか。
なんか、こういうものだと割り切って食べれば、それはなかなか美味しい。
香港の回転寿司屋では、こういうものを主流に食べていた方が、安くておいしい気がする。

そんな感じの元気寿司のビラ。
「桜色の激安」
海老てんぷら巻きの様だ。
一皿HK$6は安い。
期間限定の様だけど。

因みに、香港では、平仮名の「の」というのは、すでに中国語の仲間入りをしている感がある。
そこらの看板に、当たり前のように平仮名の「の」が使われている。

かなりお得に見受けられる3品セット

もう一枚。
「午後の自選三食」
寿司 ⇒ 4個入り5種類の中から1種類
料理 ⇒ 小海老フライ、鳥から揚げ、蟹子さらだの中から1種類
汁もの ⇒ おでん、シジミ汁、うどんから1種類

これでHK$ 39というのは、かなりお得だ。
これも期間限定プロモーションの様だが。
でも、写真で見るに、ちょっと小さいかな。
追加しないと、満腹にならない気がする。
でも、誇大広告じゃないから(たぶん)良心的でいいか。

でも、寿司のオプションが、サーモンに偏重しているのは少々難だ。
マグロの人気が徐々に出てきているとは言え、まだ、香港の人はサーモン好きなんだなぁ。

などなど考え、ちょっとビラに見入ってしまう。


スタバでドーナツを食べながら税務動向の解説を書く

美味しいが濃厚なドーナッツは1個(小)食べると満腹

昨日は、目が疲れて神経が疲れて・・・
という状況だったので、仕事を午後6時半に終わらせジムで走る。
ジムが空いていたので、のんびり走ってサンドバッグ。
家に帰ってビールを飲むと、比較的早めに就寝。

今日は、朝9時半に目覚ましをかけたが、結局、お昼近くまで寝てしまった。
週末は、本当に目があかない。
一週間分の疲れが本当に襲ってくる感じ。

昼食を食べて(冷やしぶっかけうどん)、午後2時から会報作成作業。
2009年は、非居住者課税を強化する(非居住者の納税方法確立元年にする)と、国家税務総局が指針を出しているので、やっかいな弁法、通知が年初からいくつか出ている。
ちょっと遅れたけれど、その内容を解説しようと思ったもの。

家で書き始めたがいまいち筆が進まず。
近くのスターバックスに移動。

甘いものが食べたかったので、チョコレートオールドファッションドーナツ(HK$17)を頼んで食べる。
濃厚でおいしいが、日本人(の酒飲み)にはくどいなぁ。

やっぱり、ミスタードーナッツとかの方が、遥かに美味しく感じるのは日本人だからか。


インフルエンザとSARSのじわりと迫る恐怖の思い出

インフルエンザ報道の華やかな中、香港⇒北京⇒上海⇒香港と移動した。
若干、体温検査や健康情報報告が面倒なものの、総じて大きな混乱はない様な気がする。
今日乗った機内の乗客が、半分マスクをしていたので、SARSの頃を思い出したが。

ただ、2003年にSARSを経験した身としては、今回のインフルエンザの状況は、さしたるものではないと感じてしまうのもやむを得まい。
何しろ、あの当時は、毎日死者が増加。
それが、刻一刻と報道されていたものだ。

出張極力自粛という事で香港華南に留まっていた。
病原菌が詰まった部屋に閉じ込められる様な恐怖。
そんなものを感じながら、日々を過ごしていた。
公共の場所(電車、エレベーター等)では、(マスクをしている事もあるが)人々は口数が少なくなり、どんよりとした雰囲気。
でも、恐怖と、逃げ出してたまるか!という意地の両方が胸にあった。

乗客が少なくなるので、飛行機の便は少なくなり、空港はがらがら。
たとえば、香港・台湾便は、通常は30分おきに便があるので(他の航空を含めればもっとだ)、チケットさえ買えば、好きな時に行って、一番早い便に乗せてもらえるのだが、その当時は一本のがすと、数時間次の便がない状況であった。

今のこの自由な中華圏で、こんな感じで行動の制限が行われるというのは、予想だにしない事だった。


2003年と言えば、僕のコンサルティングビジネスが、立ち上がりかけた時。
2001年に準備を始め、2002年に最初の商売が入った様な感じだから、1年でSARSが流行した事になる。
出張者もなく、進出案件も暫定的にストップ。
「せっかく立ちあがりかけたビジネスを、こんな病気ごときで駄目にされてたまるか」と悔しくて、仕方がなかった。
これに屈して、オフィス内に身をひそめることは、心情的にできなかったので、会ってくれる方がいれば、深圳でも東莞でも行ったし、連載の取材で広東省にも行った。
大々的に告知して、無料コンサルティングを受けたりもした。
その行動が正しかろうがどうだろうが、ともあれ、せめてもの抵抗だった。

今回のインフルエンザは、そんな怖さとは次元が違っている感じがする。
ただ、感染すれば報道にさらされ、症状の程度に拘わらず、(語弊ありと言われるのを承知で言えば)さらし者にされる恐怖がある。
そちらの方が怖いな。
SARSは病気が怖かったが、今回は人が怖い。
そんな気がする。

相次ぐ通信不良の後はへぎそばで一杯

飲み終わって記念写真

ここ数日、機器関係のトラブルが続出。
中国携帯  :壊れたので買い替え
香港携帯  :落として、声が出なくなる。要買換え
会社E-mail :サーバー問題にて繋がらず。復旧作業中
PC :買った時からいまいち問題あったが、ウェブにインプットする時、漢字変換が殆どできなくなる。Google, yahoo等を使うとき非常に不便。
BlackBerry :会社E-mailが使えないので、使えず。

という事で、通信関係の問題が一気に噴出。
何かに祟られてるのか!という状況で、これだけ問題がおこると、もう嫌になる。

買い換えるものは買い替えて、一刻も早く復旧しよう。
いらいらの限界だ。

そんな状況なので、職場の人々(上海の会社はNNAの建物の中に入っているので、NNAの方々と、という意味だが)と飲みに行く。

昨今、宴席が続いているので、そばとちょっとしたつまみで、しみじみ細々と酒が飲みたいと思い、水車屋という店に行く。
僕は初めて。
新潟のへぎそばというのが有名な店だそうだ。

4人で八海山を1.2升飲み、へぎそば、だしまき、冷奴、あと何故かカレーコロッケとフレンチフライを食べる。
皆なほぼ同年齢なので(僕が45歳で一番年上だけど)、まずまず話が弾み、昔懐かしのネタで盛り上がる。

ついでに、2日連続、名古屋弁は4声では収まらない。
8声くらいに分類できてもおかしくない。誰か分類してくれないか。
というネタ。

ともあれ食べ終わると、何故か店の出入り口に米が置いてあったので、皆で米を持って記念写真。

久々の大吉でしみじみと・・・

大吉の外観

月曜日(5月18日)の夕方より、E-mail、会社のHPが不通となっています。
現在復旧作業中ですが、その間、E-mailを頂いた方で、お急ぎの方は、別途お電話頂ければ幸いです。

さて、昨日(19日)の夜は茂名南路の焼き鳥大吉で会食。
上海の生活基盤が、すっかり虹橋に移ってしまっているので、なかなか以前の生活圏(花園飯店、衡山路付近)に行く機会がなくなっている。
ただ、昨年9月の香港の会社設立以降、数ヶ月は、茂名南路の漢庭ホテル(ビジネスホテルチェーン)に泊って、上海法人の立ち上げ準備をしていた。

漢庭ホテル自体は、ビジネスホテルにしては、なかなか居心地が良かったけれど、ビジネスホテルだけに部屋も簡素で、週末に泊まる時は、なんとも侘しい思いをしたものだ。

大吉は、ここから歩いていける店。
店の方は(日本語が流暢な)中国人の方が経営しており、日本人はいないのだけど、不思議に落ち着く店で、一人でも行きやすい。
週末上海滞在で、侘しい時には、一人でここに出かけて酒を飲んだ。

元々、時事通信の宗澤さんに教えて頂いた店なのだけど、週末一人で店に行った時にばったりお会いして、励まして頂きつつ、ご馳走になった事もあった。
そんな事が懐かしかったので、久々の時事通信さんとの会食で、大吉を指定。

たかが半年前だけど、そんな思い出もあり、なんとも懐かしい大吉であった。
良い日本酒がないのが残念ながら欠点だけど、焼酎(黒霧島)を飲みながら楽しく会食。

酒飲みには、狭い店内がなんとも居心地が良い。