1月2日時点で100問中95問まで完成していたので、1日あれば書けるところだが、まったく書く暇がなくてじりじりしていた。
これで100問全部書けたので、ちょっと嬉しい。
とは言え、まだ草案が出来ただけ。
全部チェックしなくてはいけない。
暫くまた忙しいので、完成は、旧正月前後か。
そして出版が3月末か4月早々。
あと一息だ。
1月2日時点で100問中95問まで完成していたので、1日あれば書けるところだが、まったく書く暇がなくてじりじりしていた。
これで100問全部書けたので、ちょっと嬉しい。
とは言え、まだ草案が出来ただけ。
全部チェックしなくてはいけない。
暫くまた忙しいので、完成は、旧正月前後か。
そして出版が3月末か4月早々。
あと一息だ。
すっかり温度感が狂ってしまう。
飛行機の中では、来週(19日)香港で開く講演会のレジュメを作っていた。
1万5千字程度のレジュメになったので、なかなか書くのに時間を要し、あっさり5時間経ってしまった。
19日のセミナーは2部構成で、一部は中国における非居住者課税の強化に付いて。
二部は、香港から見た中国ビジネス再編成のポイント。
第二部の内容は、「統括会社としての香港の位置付け」、「来料独資転換」、「香港が関係する中国事業再構成(出資持分譲渡による)の注意点」というもの。
レジュメ作りの絡みで、考えをまとめていると、2009年は、香港にとって有利な制度改正が行われている事が分かる。
例示してみると、
1.日本の税制変更
まずは、日本のタックスヘイブン対策税制改定(子会社からの配当を合算対象から除外)と、受取配当金課税制度の変更(子会社からの受取配当金の95%を非課税とする一方、外国税額控除の適用を制限)。
これにより、香港での持株会社設立がやりやすくなり、且つ、香港経由の投資の方が、日本からの対中直接投資より最終的な税コストが有利になる可能性がでてきた(香港・中国本土の租税協定の関係上)。
2.中国の税制改定
特定の組織変更に際して、特殊性税務処理(組織変更時の課税を繰り延べる処理)が認められた。
よって、日本⇒香港、日本⇒中国という出資を、日本⇒香港⇒中国という間接出資形態にする場合、一定要件を満たせば持分譲渡時の課税が免除(繰り延べ)される。
3.日本の税制変更
2009年12月に、再度、タックスヘイブン税制が改定。
ポイントを列記すると以下の通り。
① トリガー税率の引き下げ(25%⇒20%)。
② 保有出資比率割合の緩和(5%⇒10%)。
③ 一定の出資比率を有する事を条件に課税免除される配当の扱いの変更(課税率考慮の対象に)。
④ 地域統括会社の場合は、持株会社と見なさない事となった。
⑤ 販売業である地域統括会社と、被統括会社の取引は、関連者取引と見なさない事となった。
⑥ 実態はあるものの、非関連者基準を満たさない場合の合算課税における、人件費10%控除制度の打ち切り。
⑦ 適用除外要件を満たした場合でも、一定の所得は合算対象に。
対象となるのは、出資比率10%未満の会社からの配当・株式譲渡所得、債権利子所得、工業所有権・著作権(当該外国子会社が開発した場合を除く)、船舶・航空リース所得。
香港企業にとって重要なのは、④と⑤で、今まで、持株会社という形態であれば、自動的に実態を否定されていたものが、実態のある地域統括会社であれば、これから除外される事となった。
また、⑤に付いては、進料加工を行う企業にとって大きい。
現時点では、卸売業の場合、売上、若しくは、仕入の50%超を非関連者と行っていないと実態を否定されているが、地域統括会社との売買は、関連者取引と見なされない事となった。
4.人民元対外決済の試行措置
2009年7月から開始された、人民元決済の試行措置は、現時点では、影響が小さいが(意図的に、大きな影響が出ないようにコントロールしているのではないかと考えている)、適用対象が拡大し、何より、香港での人民元調達が可能となれば、一気に重要性を増す。
香港の、中国の人民元金融センターとしての位置付け向上、更には、香港に地域統括会社を設立した上で、人民元決済センターとする事の可能性が拡大する。
この様な変更は、今後、2~3年で、確実に出てくると思う。
その意味では、人民元の対外決済は、これからが重要だ。
上記の理由で、香港に地域統括会社(アジアを含む)を設立する必然性が、この1年で拡大したような気がする。
数年前までは、コストが相対的に高く、且つ、日本の税制を考慮した上でのトータルコストを判定すると、却って不利になるケースが多かったので、僕としては香港の活用を全面的に肯定できない面もあった。
これが、随分変わってきた気がする。
対中ビジネス拠点としての香港の重要性が増すのは、これからと言えるのではなかろうか。
おかげで、溜まっていたEmailの整理も出来たし、身体も少し楽になった。
あと、飲み始めたブルーベリーエキスのおかげかどうかは分からないが、目の調子もよいようだ。
面談後は、来週火曜日(1月19日)の講演会のレジュメを作りながら移動しよう。
今週末は休み無しだ。
(1月11日の出来事です)
日本は休日。
こんな時に、休むべきか働くべきか、という疑問は、何時も生じる。
何せ、日本、香港、中国本土で全部祝祭日が違うため。
今までは、結局、どこかが平日であれば働いていたので、今日は割り切ってのんびりする事にする。
12時にホテルをチェックアウトして、先ずは、近所のうどん屋に。
さりげないうどん屋で、さりげないてんぷらうどんを食べた。
上品な味で美味しい。
食べ終わると、錦帯橋を渡る。
五段あるので結構長い。
渡るのに300円かかる。
渡ると、向こうは城下町の様になっているようだが、時間の関係で今回は見られず。
途中まで渡って引き返す。
下を流れる川の水は大変きれい。
橋の隅で、はとが川をのんびり眺めている様に、のんびりとまっている様がほほえましい。
錦帯橋を渡ると、岩国駅経由広島。
そしてバスで広島空港経由羽田まで。
横浜の実家到着は夜7時半。
ともあれ、黒字決算確定ご褒美旅行(2泊3日)はこれで終わり。
のんびりした楽しい旅であった。
明日から戦線復帰だ。
(10日の出来頃です)
岩国国際観光ホテルで温泉につかると外食に。
亀一推薦の海鮮料理屋に。
ここは、すし屋と炉辺焼が合体したような所で、なかなか盛況だ。
先ずは刺身という事で、生だこ、イカ刺し、サザエ刺しを食べる。
海鮮が売りの割には鮮度がさしてよくないが、これは如何な事か。
と思いながらも食べ進む。
なぜか、たこ刺しとイカ刺しの味の区別が付かない。
似た系統の味なのは確かだが、まったく一緒の味だ!?
サザエはなかなか美味しい。
肝も美味しく食べられた。
亀一が揚げ物が欲しいというので、蟹コロッケを頼む。
仏頂面で食べているが、カメラを向けると急に楽しそうになるのがさすがだ。
最後はふぐ鍋。
2000円は安い。
木の蓋が鉄に挟まって、火をつけた段階では取れないが、温度が上がると緩んで自動的に蓋が外れる事になっているようだ。
ただ、途中で火が消えてしまったので、スムーズには外れず。
山口にくると、気軽にふぐが食べられるのは、大変素敵な事だ。
最後に、地酒の五橋を持つ亀一。
ラベルがづれてて名前が見難いぞ。
なかなか飲みやすくてよい酒だ。
店においてあったのも、鮮度が良くてすっきり飲めた。
昼に福岡を出発。
目的地は岩国だが、新下関で途中下車。
新下関の駅は、思ったよりも小さい。
そこから2駅で下関駅に。
目的は唐戸市場。
ふぐを食べる事。
下関の駅を降りると、なぜかロンドンバスという名称の観光バスがある。
何故、ロンドンバス?
下関駅からタクシーで10分弱行くと唐戸市場。
ここでふぐが食べらるのが途中下車の目的。
新下関駅でも下関駅でも売店にはふぐがたくさん売っている。
期待が募る。
やはり年に一度は食べたいふぐ料理。
唐戸市場は人で一杯。
店も多くて何を食べるか迷う。
取り合えず、サザエのつぼ焼きを2個。
500円。
座る場所がないので、立って食べるのでたいそう食べにくい。
人も一杯だ。
次は寿司。
ふぐ2個、トロ1個、うに1個、いくら1個。
これで1000円は安い。
そして、とらふぐの味噌汁。500円。
美味しいといえば美味しいが、ふぐもこれだけふんだんにあると、有難味に欠ける。
目に飛び込んでくる海産物の量に圧倒されて、これだけ食べたら満腹になってしまった・
ともあれ、美味しく食べて2000円の昼食であった。
市場をでると岩国へ。
下関駅のホームには、ふぐ天麩羅うどんが食べられる売店がある。
心惹かれるが、さすがに食べられず。
夜9時に福岡到着。
台湾経由便なので5時間くらいかかったが、その間は、連載原稿の執筆に没頭。
エアポートエクスプレス、ラウンジ、機内で一心不乱に書き続け、NNAの原稿1本、時事通信の原稿2本、三井住友銀行の原稿1本書き終える。
合計7千字。
まずまずの成果だ。
のんびり酒が飲める。
福岡到着後、亀一と合流し、屋台に行く。
福岡に来たら屋台だ。
福岡は4回目(多分)。
福岡の屋台は、本当にアットホームな感じでよい。
客が楽しげに飲んでいるし、客同士(見知らぬ人同士も)、客と店の人の距離が近い。
東京だと、こんなほのぼのした雰囲気はでないと思う。
今回も、非常に楽しく飲めた。
因みに下の写真は、最近ボクシングに凝っていて、筋肉質になってきた亀一。
顔に愛想がないだけに、だんだん物騒な風情になってきた。
因みに、屋台の中で一枚。
もつ鍋が美味しかった。
福岡に来て良かったと思う一夜。
翌日は山口に。