ホテルあれこれ

2ヶ月ほど前に、上海の住居を引き払った。
1ヶ月の上海滞在が10日程度だと(日本、香港華南、上海が10日づつという感じ)、アパートを継続するか、ホテル住まいに切り替えるか悩むところだ。
ただ、住居を構えていると、「光熱費を払ったか」、「掃除の人を雇わねば」、「水を出しっぱなしにしていないか」等の、小さな悩み事が絶えないので、それなら、ホテル住まいの方が便利だろうと割り切った。
あと、最近は、毎日7Km走っているので、ホテル住まいならフィットネスジムに入会しなくてもよいので、その点も便利だ。
洋服を持って移動しなければいけないが、それは致し方ない。

前回の宿泊は揚子江ホテルであった。
特別すごいホテルでも無いが(ただ、個人的には好きなホテルだ)、2年前(起業早々)、1泊263元の漢庭ホテルから始めたので、やっと5星ホテルに泊まれるようになったか、と考えると、ちょっと嬉しい気がする。
まあ、今はホテル代を浮かせば、それが配当の形で個人収入に直結するので、ずっと5星ホテルで行くかどうかは疑問だが。
何分、今の生活は、1ヶ月で十数泊ホテル住まいなので。

因みに、台湾では、神旺商務ホテルという所に宿泊した。
これは、高級ビジネスホテルという感じだが、かなり感心した。

備品、設備が、今まで宿泊したホテルとは段違いに充実している。
トイレはセンサーで蓋が開閉するウォシュレット。
デスクには、ファックス・ホチキス・蛍光ペン・クリップをはじめとする事務用品が完備。
貸出用の携帯電話まである。
風呂の作りも、狭いスペースを非常に優雅に感じさせる作りだ。

これだけ気遣いを感じさせるホテルはなかなかなかろう。
一泊1.5万円程度(税サ込み)であったが、久々に「やられた!」と感じるホテルであった。
台湾は奥が深い。