博多道場でもつ鍋を食べる

辛子レンコンと揚げだし豆腐

歓送迎会があったので、博多道場を予約する。
最近、博多道場と吉によく行く。

まずは、辛子レンコンと揚げだし豆腐を頼む。
辛子レンコンと言うと、食中毒で死者が出たイメージが強いのだけど、7歳年下の人は知らなかった。
インターネット検索してみると、1980年代にそういう事があった、というだけの様で、現在特に問題はないようだ。
認識を新たにすると共に、ジェネレーションギャップを感じる。

胡椒手羽先と揚げだし豆腐

胡椒味の手羽先と餃子。
胡椒味の手羽先は、「いくら胡椒味といってもかけすぎだろう!」と見た時は思ったが、食べですと病みつきになる味。
餃子は手堅い美味しさ。

もつ鍋

博多道場と吉が同じビルにあるので、どちらのもつ鍋が美味しい、という話が香港居住の日本人の間でよく語られるのであるが、先日の福岡出身の方は、「吉の味が本物です」と言っていた。
香港人の人は、「博多道場が美味しい」と言っていた。
因みに僕は、どちらも美味しく食べた。
最後に、五島うどんを食べてしめ。

久保田千寿を飲み、他の料理もいくつか食べたが、3人で HK$ 1500とお得であった。

敬語やら一般常識やら

敬語もそうだが、一般常識というのはやっかいだ。
知らなければ気にならない事が(当たり前だが)、知った途端気になってしかたがなかったりする。

かなり昔の事だが、入社数日目に社内電話を取り、課の担当者(僕の先輩。仮称山田さん)が在席か問われた時、「山田さんは、もうすぐ戻ってこられると思います」と言ったら、「馬鹿野郎。身内に敬語を使うな!山田はすぐ戻って参りますだろう!」と怒鳴られた。
そう言えば教科書で習ったな、と思ったが、慣れない敬語で意識が回らなかった。

若いうちにそんな事があると、もう同じ間違いはしなくなるが、30才を越えると、誰も注意してくれなくなる。
実際、30~40才を越えても身内に敬語を使っている人は、正しい用法だと確信している訳だろうが、聞いている方が、「この人は用法を知らないだけだな」、と聞き流してくれればよいが、往々にして、相手はいらいらしている。
「こっちを馬鹿にしているのか」と思っていたりすると、今後の関係に影響がある。
こんな感じで、敬語や一般常識というのは怖い。

ただ、世にあふれる一般常識を、全て習得しているというのはあり得ないので、誰しも(僕自身も)、色々と勘違いをしている事がある筈だ。
そう考えると怖い。
一般常識の本を買おうかと考えたりもするのだが、それを読んで、自分の間違いを、今さらながらに思い知るのは怖い。

若いうちに、叱ってくれる人に感謝せねばならない。
因みに、僕を一喝してくれた人は、嫌味がなく若手を叱り飛ばせる良い先輩だった。