月別アーカイブ: 2012年10月
中国人のルール韓国語版
昨年、明日香出版から出した「中国人のルール」の、韓国での発売契約を結んだが、その後音沙汰ないので、どうしたのかなと思っていたら、原本が届いた。
10月10日に販売開始されたようだ。
僕はハングルが全く読めないが、(ハングルが分かる)水嶋さんに読んでもらうと、確かに、水野真澄著の中国人のルールと書いてある模様。
思い起こせば2002年、「中国ビジネス投資Q&A」の韓国での出版が決まり、翻訳まで完成したところで出版社がつぶれ、実現しなかった事がある。
そんな訳で、足掛け約10年で、韓国での出版・販売が実現。
ちょっと嬉しい。
しかし、日本人の書いた中国人のルールを、韓国人が読むというのは、少々不思議な感じだ。
因みに、NAVERという韓国の大手サイトでは、以下の様に出ている模様。
중국인의 룰(100 가지 키워드로 중국인 제대로 알기 )
中国人のルール(100のキーワードで中国人がよくわかる)
미즈노 마스미 저(水野真澄・著)
香港は祝日
香港、中国本土、日本をばたばた移動していると、いつどこが祝日だったか、完全に混乱してくる。
いつもは、香港が祝日の日は中国本土で仕事(本土が祝日の時はその逆)という形で、今回も、広州か深圳で、JETRO主催の講演会を、税務局と共同で開催(11月1日から流通税改革が広東省で実施される事を受けて)する事を予定していたのだが、昨今の状況に鑑み延期となった。
このため、珍しく、休日の香港で、(若干休日モードで)仕事中。
昨日、先週の日本出張の影響でかなりくたくただったので、昨日夕刻の広州移動は、やっていたらかなり体がきつかったところ。
その意味では、ちょっと助かった、というのが正直な感想。
因みに、昨夜は、Bar Seedで酒を飲む。
休日前夜で、客はみんな、リラックスムードで楽しそうであった。
日本滞在を振り返って
先週の日本出張が慌ただしかったので、ちょっとばて気味。
ただ、先週土曜に、朝早めに起きて、(疲れで頭が若干ふらふらする中)横浜から鎌倉まで、円海山を2時間程散歩。瑞泉寺に出て、鎌倉宮、鶴岡八幡宮と、のんびり歩けたのは良かった。
高校時代は、家から近い事もあり、鎌倉に一人でよく行ったので、昔の事を思い出しながらの散歩であった。
天気も良く、つかの間の休息で、良い気分転換になった。
若干、前の話になるが、NNAの三井さん、井上さんに、NNA連載500回記念のお祝いをしてもらった。
僕と三井さんが日本酒好きなので、初めから、「日本酒が飲める店を探そう!」と決めての店探し。
焼酎派が多い中、(焼酎が飲めない僕としては)この様な感じで誘ってもらえると、大変うれしい。
店は普通の居酒屋で、手羽先を食べたりつくねを食べたり。
(つくねがなかなか凝っている)。
面白かったのはトマトコロッケ。
普通のコロッケの様だが、中はトマト。
面白いので、追加でもう一つ食べてしまった。
しかし、2002年1月から11年弱。
1回も落とさずに毎週書いて500回。
僕のポジションも、NNA各位のポジションも変わったが(それ以上に、NNAが共同通信の子会社になったのは驚いたが)、コツコツと積み上げてきた歴史は変わらない。
感慨深いものである。
アジアの風特番収録
これは、いつもとは違い、コンサルタントにスポットを当てて、地域の投資環境を紹介するという企画。僕は、香港を紹介する事に。
4回目の登場になるが、今回は3時間びっしり収録という事で、なかなか本格的であった。
<お知らせ>
放映は、来週土曜日(27日)・昼12時30分~となります。
BSジャパンですので、是非、ご覧になってください。
しかし、今週は、日本到着してチェイスチャイナ主催の講演会。
翌日は、高松に移動して講演会。
帰ってくると、TV収録という事で、移動と講演・撮影準備が重なり、かなりの慌ただしさ。
本来のコンサルティング業務は当然やっている上に、明日香出版から依頼されている香港投資ガイドの執筆や、連載原稿の執筆を、移動中になしているので、ちょっとばて気味。
昨夜は、意識を失った様に眠ってしまった。
明日は香港に移動。
PE本の作成は完了したばかりだが、年内に(明日香出版の本を含めて)あと3冊執筆しないといけないので、引き続き慌ただしい日々が続きそう。
がもうでうどんを食べる
昨日、講演会の運営会社の方に、がもうに連れて行って頂いた。
車で片道30分。
車がないと(更に、地元の方に連れて行って頂かないと)、絶対に行けない場所で、こういう機会を頂いたのは、大変ありがたい。
到着は11時半。
行列はまだ短い。
麺だけゆでてもらって、トッピングを選び、たれを入れ、薬味を入れ、というのはセルフ。
本で読んでいた通りだ。
僕は大(二玉)に、ちくわ天とコロッケを入れる。
冷たいたれをかけたが、これは温かい方が良かったようだ。
たれから漂う香りは、前日の(邪道と切り捨てられた)うどんとは全く違い、上品で食欲をそそる。
素晴らしい麺の腰。
不便な場所で、これだけ流行るのも良く分かる。
そのあと、有名なうどん屋を、一通り回って頂いた(食べずに前を通っただけ)。
ちくせいは、半熟玉子天が美味しい様で、次回是非行きたいが、毎週月、水、木定休では、なかなか難しそうだ。
街中は、うどん屋が圧倒的に多く、ラーメン、蕎麦は非常に少ない。
うどんが安いので、他の麺類が価格競争力がなく、生き残りが難しいそうだ。
確かに、と思わせる状況。
香川で講演会
香川到着。
自治体主催講演会のための出張。
2005~2006年に、お遍路や讃岐うどんに憧れて、行きたい行きたいと念じていたものの機会無く、やっとめぐってきた四国出張だ。
あいにくの天候なので、寺巡りはあきらめざるを得ないが、うどんは堪能しよう。
最近、自治体、機構、中国でビジネス展開をしている企業の方から、中国で起こっている事を教えてほしい(話してほしい)という依頼を、少なからず受けている。
昨今の、単一的な報道・論調に対する疑問が、依頼の背景になっている。
報道、特に、インターネットや週刊誌などでは、「中国人はみんな日本人を憎んでいて、日本企業は中国からの撤退を検討している」、という論調(結論ありきの報道)が散見される。
そして、相手嫌われているという(日本人の)意識が、中国人への嫌悪を増幅する。
そして、一部の政治家が、自分の偏狭な思想を満足させる為に、多くの人達が築き上げてきたものを壊そうとしている。
悪意の連鎖拡大だ。
経済はそれほど単純ではなく、全ての中国人が日本人を憎んでいるわけではない。
信頼、経済基盤を築き上げる努力は、それを壊すよりも、はるかに難しく、時間がかかる。
先人たちが、必死の努力で築き上げてきた基盤を、あっさり壊す事が潔いと、後先考えずに煽り立てる風潮、論調には、激しい憤りを覚える。
これは、日本に対しても、中国に対しても同じことだ。
いまの基盤を作り上げてきた人々の、努力と涙を、こういう時こそ思い出し、そこから学ぶべきではないか。
そんな思いがあり、この様な依頼(中国の現状を伝える事の依頼)は、前向きに、お受けしようと考えている。
僕の発言の影響範囲は限定的かもしれないが、一人一人ができる事を始めなければ、何も変わらない。
今回の講演会も、その様なトーンが半分。
あとは、リスク分析は必要なので、中国進出のメリットデメリットを、公平に分析するという、いつも通りのビジネスセミナー。
因みに、今回のセミナー関係で、「恐るべきさぬきうどん」の編集、出版に関係した方と酒を飲む。
面白い話がたくさん聞けて有意義だった。
また、僕が本を読んでいる事を話すと、「では、本場のうどんに招待しましょう!」と、「がもう」に連れて行って頂ける事となった。
非常にうれしい。
会食の席上、僕が高松到着直後に食べたうどんの写真を見せると、「これは邪道です」とあっさり否定された。
奥が深い。
外貨管理セミナー(資本項目)終了
昨日は、第2回目の外貨管理セミナー(資本項目)であった。
みずほ総研桑田理事と、金杜弁護士事務所劉新宇パートナー弁護士との共演。
昨今のご時世、且つ、(経常項目より直接的なニーズが少ない)資本項目という事で、第1回目の経常項目より10名少ない集客で、採算はトントンであったが、聴講頂いた方の満足度も高かったようだし、僕自身も参考にある点が有ったので、やってよかったというのが感想。
講演会後は、表参道の居酒屋に行き、内輪で打ち上げ。
庶民的だが、なかなか良いメニューが有り(マカロニサラダ、ハムカツ、焼き鳥などの、僕が好きそうなメニュー)、また、出羽桜、八海山が飲めて、僕としては大変満足。
日本で飲む日本酒は美味しい。
上海から日本へ
日本は、すっかり涼しくなっていて驚く。
時期的に、当たり前の気候と言えばそれまでだが、ちょっと前まで、上着を着ると汗をかく状況だったので。
上海は2泊の滞在だったが、街はすっかり平穏な状況に戻っている。
週末は、紅梅路の老外街(パブ通り)に行ってみる。
西洋人、東洋人が入り乱れ、にぎわっており、香港のランカイフォンを思わせる。
3年前に、紅梅路(老外街近く)に半年住んでいたのに、今まで存在を知りながらも、一度も行った事がなかったのは、今から思うと不思議なくらいだ。
今週は、東京と高松で講演会。
そして、金曜日は、BSジャパン「アジアの風」の30分特番の収録。
中国におけるPE課税の理論と実務
資料編を含めたページ数が464ページと分量が多くなり、思わぬ時間がかかりましたが、やっと出版目途が付きました。
以下、宜しくお願いします。
出版元のチェイスチャイナの広告を貼り付けます。
<中国におけるPE課税の理論と実務>
本書では恒久的施設(PE)認定の理論と対応策を分りやすく解説。
さらに資料編として中国PE認定・課税に関する中国国内法16の原文と日本語訳を掲載。出張者(技術指導)・出向者の派遣、非居住者在庫、請負工事、コンサルティング役務遂行など豊富な実例を丁寧に解説します。
目次
第1部 中国におけるPE課税
第2部 中国におけるPE認定の影響とみなし課税
第3部 出張者(技術指導・経営指導)の派遣とPE認定
第4部 機器販売+据付役務方式に関するPE認定
第5部 出向者の派遣とPE認定
第6部 非居住者在庫オペレーションのPE認定
第7部 香港と中国本土の租税協定とPE
書籍名:中国におけるPE課税の理論と実務(全464ページ)
著者:水野真澄
発行者:株式会社チェイス・チャイナ
日本国内発売元:キョーハンブックス
日本書店販売価格:8,400円+消費税
香港書店販売価格;HK$ 1,176
(香港での書店販売価格は、書店適用レートにより変動しますので、書店に直接ご確認ください)。
<MCH会員様優遇価格>
※MCH会員様は、弊社から直接ご購入頂く場合、以下の優遇価格を適用させて頂きます。
日本でのご購入:7,200円
香港でのご購入:HK$ 750
発売日:11月中旬予定 ※ご予約はこちら info@mizuno-ch.com