シンガポール到着

10年ぶりにシンガポール到着。
10年前は、ホテルにこもりきりの状態だったので(講演会場のホテルに宿泊した事もあり)、今回は、短いながらも積極的に歩き回ろうと思う。
香港とシンガポールの環境は、ある程度頭の中でイメージができているのだが、法律や統計で分かる事と、街に出てみないと分からない事の双方があるので、これを肌で感じでみたいと考えての事。
両地域とも、中国、東南アジアに対するビジネス拠点(地域統括会社)の受け入れという意味で、制度を研究し尽くしており、外貨管理、会社登記管理、税法など、十分な優遇制度を提供している。
税務メリットに関して言えば、法人税率が香港16.5%とシンガポール17%という若干の差があるが(更に、オフショア所得の認定方式をはじめとした違いがあるが)、総論として投資環境を語る場合、この様な差は、殆ど意味をなさず、既に、双方、十分の税務メリットがあるという一言で括れてしまう。

昨夜、カジノを視察し、街中を歩き(バー、フードコート等)、タクシーの運転手と会話した感想としては、人々の言語能力が高いのが印象に残った。
どの運転手も、店員も、英語と北京語の双方に対応できたのは、大したものだと思う。
香港は、ホテル、公共機関、中級以上のレストラン等の場では、英語が問題なく使用できるが(北京語の理解度は英語よりも落ちる気がする)、タクシーや大衆食堂(茶餐庁や火鍋屋等)では、人による面があるので。
一方、カジノは、マカオと比べると、規模が小さく期待倒れの感あり。
今日は、ビジネスマン・専門家に、投資環境をヒアリング。