6個350円のウニの寿司

仕事で牛頭角(香港)まで行き、電車に乗ろうとすると、持ち帰り寿司屋が目に留まった。
すさまじく安い。
ウニの軍艦巻き、筋子とホタテの寿司(写真)が、両方HK$ 32(350円程度)だ。
うに丼は特価でHK$25。
筋子とホタテの寿司は、見たところ美味しそうに見えるが、この安さでいったいどんな味だろうと、好奇心が掻き立てられる。
まあ、外しても笑って済ます事ができる値段だし、万一美味しかったら見っけものだと考え(この時点で、全く信じていない訳だが)、購入する事に。
2パックで、合計700円。

家に帰って食べてみると、さすがに、美味い!とは言えないが、この安さでこの味なら、文句は言えまい。という感じ。
若者のおやつ用に良い。
最近話題になっている、台湾資本の寿司屋の様だ。
犬も歩けば棒にあたる。
出歩けば、いろんなものが目に留まるものだ。

初心に返る思い

昨日は、日帰り深圳(宝安)出張。
深圳特区外の出張は、自動車移動でロスタイムが多いので、結構大変だ。
宝安の工場地帯を見ていると、2008年に起業した直後、毎日の様に、杉山さんや麦さんと一緒に、広東省に日帰り出張をした事を思い出し、初心に返る思いがした。
しばらく、足を運んでなかった事を反省する。
あの時は、過度のハードワーク。
5日連続2時間睡眠で、睡眠不足からくる頭痛に苦しみながら仕事をした事が有ったけど、クライアント様や部下、仲間に支えられて乗り越えられた。
その時の気持と感謝を忘れてはいけないな。と、窓の景色を見ながら思った。

自分の足で動き、人と会い、話して、見て確認するというのは、法律解釈と合わせてコンサルティングの基本。年齢が上がってくると、この部分を、部下に任せて、間接的に情報を吸い上げようと思いたくなるのも確かである。
ただ、オフィスの中でだけ仕事をすれば効率的だが、自分の足を使わないと、コンサルタントとしての判断力が錆びついてしまう気がして怖い。
最近、また業務量が増しているのは確かであるが、時間の許す限り自分で動こうと、改めて思った。