天津から北京へ

昨日、上海から天津に到着。
3~4年ぶりの天津だが、街の雰囲気が随分良い感じになっていた。
日航ホテルに宿泊。
会食が夜9時半に終わってホテルに戻ったのだが、日本のTVを見てくつろげるというのは、やはり昔の中国ビジネスを経験した人間にとっては、何とも贅沢だと思う。
昔の苦労に比べれば・・・等というと、若者から嫌われてしまうが、現在の中国は、あまりにも便利になったので、そんな気持はどうしても避けられない。
そして、その反面、不便だった時代を懐かしがっている自分がいるのも確か。
人間心理は複雑だ。

今日は、朝起きてジムで5Km走ると、北京に移動。
久々で、チケットの買い方が分からずちょっと手間取ったが、駅到着から50分後に出発する電車に乗れた。
30分で北京に到着。
便利だ。

北京南駅から長富宮ホテルまでタクシー。
話好きの運転手で、やたらと話しかけてくるが、北方訛りが聞き取れず、いたづらに「ははは」と一緒に笑うだけ。
ちょっとむなしい。
北京は年一回程度しか来ないので、毎回、初日はまったく聞き取りができない。
2~3日目にやっと馴染んでくると、帰任というのがいつもながらの日程だ。

厦門でイタリアンと火鍋

(9月14日の出来事)
金門島から厦門に到着すると17時半。
入国手続きもあっさりと終了。
日本人の訪問も少なかろうから、入出国審査は大丈夫だろうかと心配していたが、全くの杞憂に終わった。
因みに、金門島は、観光地となっている戦争の痕跡よりも、市街地で普通の生活が営まれており、また、学生達が平和そうに友人と笑っている姿を見た事が、一番印象深かった。
フェリー乗り場から、マルコポーロホテルの前にある、ママミアというイタリアレストランに直行。
厦門訪問する時は、必ず行く店。
赤ワインを飲みながら、前菜、生ハム、ピザ、ラビオリを楽しむ。

食事が終わるころに、丸紅厦門時代の部下であった陳君(今は友人)に電話をすると、会食中のところを、友人を引き連れて飛んできてくれた。
大変義理堅い。
今回は、クライアント様と一緒なので(親しい方ではあるが)、会えるかどうかわからず、事前連絡していなかったのだが、「水臭い!」と怒られる。
中国、日本各地で仕事をしてきた事もあり、いたるところに友人がいる。
これは、何よりありがたい事だ。

二次会に行き、最後は火鍋屋で夜食。
完全にダイエットを忘れた一日。
翌日体重が1Kg増えていた。
また節制だ。

翌日(月)は、14時半のフライトで上海に移動。
それから、天津⇒北京⇒香港と移動する。
諸国漫遊記の様だ。
ともあれ、短い夏休みであったが、文句なしに楽しく、思い出に残るものになった。