古巣・先輩方に感謝

昨日は丸紅経理部時代の先輩(部長席の方々なので、元上司と言った方がよいかな)と会食。
思えば、7~8年ぶりの面会。
長い事会っていないのに、僕の事を気にかけてくれ、またブログも見ていて頂いた事を知り、心より感謝すると共に、ちょっとしんみりした気持になる。
退職した後も気遣ってくれる方々がたくさんいる。古巣の有りがたさ、先輩方の温情に感謝。
写真

写真2

明日の便で上海、香港に帰任。
今回の滞在で、食べ過ぎ、太ってしまった。
香港に戻ったら、早速ダイエットだ。

10年経てば人は変わる

まずは小ネタから。
先週金曜日は、折しも早稲田大学政治経済学部の試験日の様で、僕が学校に到着した時は、試験終了直後。道路は学生さんで一杯だった。
交差点の信号待ちで学生さんたちを眺めていると、脇で自転車をひいている主婦(っぽい)女性二人が、「あれがニュースでやってるデモってやつよ!」と話している。「いや、どう見ても受験生ですって」と突っ込みたいところであった。

さて、3月出版予定の初心者用教材で使うキャラクターは、10年程度前の僕がモデル。
デザイナーさんに写真を渡して(この写真は2006年春のもの)、「服をだぶっと」、そして「ピーナッツ(スヌーピーのシリーズ)の主人公(チャーリーブラウンとかライナスとか)の様な体型で」とお願いして描いてもらった。希望通りに作成してくれているので、専門家は上手いものだ、と感心する事しきり。
(目が大きいところは本人とは全然違うが、それでも雰囲気が出ている)
P1000734きゃら

ただ、10年経過すると、自分自身、外見が随分変わったと認識せざるを得ない。
今の僕はこんな感じ。同一人物である事は分かるが別物だ。
歳を取ったという事でもあり、独立した(組織に対して責任を感じる様になってきた)事もある。
わたし
人間変わるものだと、我ながら思う。
若い頃は純粋に懐かしいが、人間年相応が一番。
かな・・・

僕の業務展開(過去、現在、未来)

昨日は、夕方6時から早稲田大学の社会人コースで2時間の講義。
楽しく話ができたし、聴講の方からも「あっという間の2時間でした」というEmailを頂き嬉しかった。
大熊講堂

さて、自分の活動(現状と今後)に付いて。
今年の重点課題はASEAN対策とコンテンツだが(中国コンサルティングを最重要業務として位置付ける方針は今後も変わらないが、多角化の観点より力を入れる)、状況は以下の通り。

1.ASEAN
ベトナムに拠点展開をする方針を決めた時、たくさんの方から「驚いた」と言われたが、2007年に半生記を出した時も、「将来はアジアのコンサルティング会社になる」と書いているし、実際、2006年にベトナム展開を目的とした視察に出かけている。
それが、いままで先延ばしになっていたのは、実力も余裕(時間的余裕、資金的余裕等)も不足していたからだ。
つまり、できないからやらなかった(やりたいけどできなかった)、というのが真相で、それがやっと動き出した感じ。
また、中国の日系企業のASEANシフトの受け入れという観点より、中国で顧客基盤を持つ僕が、ASEANの業界でも興味を持ってもらえるようになってきた(敵対から歓迎ムードになり、提携先を探しやすくなってきた)のも追い風と言える。

2.コンテンツ
僕が書くような書籍は、実務書でそれ程部数が出るものではないが、実務に携わる方のニーズは確実にある分野。
ただ、出版社は、売れる本以外は出したがらない。中国の実務書が売れていた10年前でも、その状態がいつまで続くかわからず、いつか本が出せなくなるのでは、という不安を絶えず持っていた。
だから、出版社の顔色を窺わなくては本が出せない状況を変えるべく、自分の出版社を持ちたかった。
子会社(チェイスチャイナ&アジア)が出版コードを取り、日本の書店流通に書籍を流せる仕組みを作ったのは、そんな理由によるもの。
チェイスの書籍は2012年11月の「中国PE課税の理論と実務(僕の本。マニアックすぎて、さほど売れてはいないが・・・)」だけだったが、今年3月にAmazonのプリントオンデマンド方式で初心者向け教材を2冊出し、5月に通常形式で増値税の本を出す予定。
こんな感じで、そろそろと始動しているが、こちらはまだ実力不足。情報配信面では、まだコンテンツも少ないし、展開をもっと多角化していかなければならない。
書籍を出す、という仕組みは整ったが、売る仕組みはこれからの課題。
また、フレッシュなコンテンツを日々提供していく、メディアの様な活動が僕の目指しているものだが(情報配信と出版業、教育事業を合体させた形に子会社を持っていく)、現状それにはほど遠い。

中国業務は順調に成長している実感があるが、会社を本当に強くするために、上記の施策は不可欠。
僕が今やっているのは、上記の通り10年前から言い続けている事だが、(今の活動を始めて14年で)僕が目指す目標の3割程度の達成度。
僕がこのペースで仕事ができるのは、あと20年程度だと思うので、目標達成に残された時間は多いとは言えない。
ペースを落とすわけにはいかなさそうだ。

 

山菜の天麩羅

実家で山菜の天麩羅を作ってもらう。
春の足音が遠くで聞こえたかな、という気分。
山菜天麩羅

今日は夕方から早稲田大学社会人コースの講義。
現在の中国市場(調達市場・販売市場)の位置付け。また、それに関連する組織制度(合併、持分譲渡、インターネット会社など)と商流構築(香港活用、中国ASEANFTAなど)を解説予定。
今日の横浜は穏やかな天気。
旧正月でEmailも少ないので、比較的ゆとりの午後を送りながら、もう少ししたら出発予定。

日本オフィスでマーボー豆腐

昨夜日本到着。今日は旧正月だが日本事務所で仕事。
オフィスの皆で食べようと、陳健一麻婆豆腐を2個購入。
激辛1個と大辛1個。ご飯を購入しなかったので合計1,700円(ご飯が一つ250円する)。

苺とレアチーズケーキタルトのホールと陳健一麻婆豆腐大辛&激辛
苺とレアチーズケーキタルトのホールと陳健一麻婆豆腐大辛&激辛

前回に引き続き美味しかったが、大辛と激辛の区別がつかず。
杉山君は舌がしびれると悲鳴を上げていたが、僕は辛さが足りない感じ。
最近、極端に辛い物は食べないようにしているのだが、すっかり舌は辛さに馴染んでいるようだ。
麻婆豆腐だけでは物足りなかろうと、苺レアチーズケーキをホールで購入。横幕さん、前田さんも喜んでくれていたが、一番盛り上がっていたのは杉山君で、「美味しかったぁ!」と晴れやかな顔で叫んでいた。杉山君のあれほど嬉しそうな顔は、この1年で初めてかもしれない。
中華弁当
中華弁当

これは、僕様に購入した、駅前の中華弁当。
味は普通であった。

仕事を終えてキャセイラウンジでシャンパン

ただいま香港のキャセイ空港ラウンジ。
パスタを食べ、シャンパンを飲んでいる。
無料でブブクリコを好きなだけ飲ませてくれる訳だから、香港キャセイのファーストラウンジは素晴らしいなと思う事仕切り。
パスタ
バイキング
昨日は夜10時に就寝したら、午前3時に目が醒めた。
暫く眠ろうともがいたが、午前4時にこの努力を放棄。
どうせ飛行機で眠れるしと思い、観念して増値税の本の校正作業に入った。
おかげで校正完了。
編集作業に入ってもらえるので、4月下旬(遅くても5月)には出版にこぎつけられるであろう。
シャンパン
おそらく3月に、初心者向けの本が2冊出版される(進出・撤退&貿易編。そして外貨管理・国際課税編)。
そして4~5月に増値税書籍。
この作業を終えたので、いよいよベトナムの研究が開始できる。
ただ、これは旧正月が明けてから。
まずはこれから、機内で熟睡する事が先だ。

日本移動前に思う

ともあれ大変な3週間だったが、やっと峠を越えた。
移動時間を利用して、増値税の書籍も昨日書き上げた。
あとは、明日日本に移動するだけ。
日本では、早稲田大学で社会人対象コースでの講義(20日)。そして、会員様向け勉強会(24日)。面談・会食もいくつか入っているが、前回の出張に比べればスケジュール的にはゆとりがある。 ストレスを下げて、体調を元に戻そう。

1987年に社会人になってから、絶えず、自分に負荷をかけて仕事をしてきた。
これは、大学時代の経験もある程度関係している。
大学時代はろくに勉強もせず、合気道ばかりやっていた。
一応、二段を取って主将になったが、強くはなり切れなかった。体格的に恵まれてないからと言い訳していたが、その理由は自分が一番よくわかっていた。
練習量はこなしたものの、主将で練習スケジュールを自分で決められるのに甘え、本当に自分が嫌いな練習(走り込みとか乱取りとか)を少なめにしたからだ。あの時、吐きそうになるまで走り込んでいたら、乱取りをこなしていたら、もっと強くなれたはずで、結局、辛さから逃げたという苦い後悔が残った。
その反省があって、ともあれできるだけ努力してみようと決めて会社に入った。
そして、社会に出れば、自然と競争に駆り立てられる。
企業の中にいるときは、絶えず競争の中にあり、走り続けないと、沈んで行ってしまいそうな焦りがあるし。独立起業してからは自分の組織と部下を守るための懸命の戦いとなる。いつまでたっても焦りと恐怖感が抜けない。
これは僕だけの話ではなく、誰でも同じであろう。
小さいながらも会社を持てば、みんなそう思いながら経営するのだろうし、会社員の辛さは(変な話だが)会社員を辞めてよくわかった。

社会で生きていくには、努力なしではいられない。
身のまわりでは、十人が十人、何らかの努力をしている。
その中で実績を出そうとすれば、必死にもがかないといけないし、必死で頑張ったつもりになっても、少し実績を残せる程度。
あとは、5年、10年、20年と、その努力を継続する事で、少しづつ実績が生まれていく。

世の中甘くは無く、焦りと苦しみの繰り返し。
でも、成果が出た束の間の喜びで、走り続けていく。
ともあれ、まだ20年は走り続けないといけないし、走り続けていくだろう。
まだまだ先は長いな。
そんなことを考える旧正月の年末。

増値税DVD、書籍に先立ち販売開始

先週に引き続きドタバタした一週間。
月曜の朝に広州に入り1泊。初日は面談3件と宴席2件掛け持ち。
翌日は企業様の社内研修を請負い、夜便で香港に。
その翌朝の便で上海移動。3泊の滞在で面談11件と宴席2件。
体は悲鳴を上げているが、やっと忙しさも峠を越えた感が見えてきたので、何とか希望が湧いてきた。
また、移動中に4~5月を出版目標としている増値税の書籍を執筆し、あと1万字程度を残すところまで来たので(その気になれば2日で執筆可能)、これも希望が湧いてきた感じ。
増値税の基礎から応用まで、図やサンプル(発票や申請書など)をふんだんに入れたので、分かりやすさでは自信が有る。
僕の本は、PE、保税区、加工貿易と、マニアックなものが多い中で、今回の書籍は外貨管理Q&Aに続く、分かりやすい実務書となると思うので、是非、ご期待下さい。増値税輸出還付をこれだけ平易に解説した書籍は無いと思います(おそらくですが・・・)。

尚、書籍に先立って、増値税解説DVDを発売開始。
こちらも是非(詳細は、以下URL参照ください)。
http://chasechina.jp/item/4380

dvd表
増値税解説DVD。書籍に先立ち販売開始。

DVD裏

金曜の夜は3次会まで

先週土曜日(2月7日)の夜に香港到着。
今日(9日)の朝便で広州着。
明らかにオーバーワークで、ちょっと体がふらつく感じ有り。
ペースを調整する必要が有るが、こんな感じで自分を追い詰める生活が二十数年続いており、すっかりコントロールできる様になっている。
これは良い事か悪い事か。

3次会
能瀬さん(向かって右)と萩野さん(向かって左)。

そんな中の出来事。
先週金曜日の夜は、日中投資促進機構実務者セミナーの打ち上げ。
機構の方と講師陣で会食。
知らないうちに、同業者のほとんどは、僕より年下だ。
懇親会が終わると、華鐘の能瀬さん(副総経理)、瓜生糸賀法律事務所の萩野弁護士と二次会に。
当社と華鐘はコンペティターという事になっているし、法律事務所も共同作業をする事もあれば、コンペティターになる事もある。
とは言え、この業界、同業者同士が比較的仲が良いので、こんな感じで飲み会の場が立つことがある。
内輪話を交え、笑いながら酒を飲み、飲み足りない!という能瀬さんに引っ張られて3次会まで行く事に。
これは3次会の焼肉屋の写真。
タクシー帰りを余儀なくされたが、なかなか楽しかった。
因みに、能瀬さんは、3次会に行った記憶が無かった模様・・・

今週は慌ただしかった

大変な一週間だった。
今週は、月~木の4日間で講演・研修会3回(4.5時間、4時間、2時間)。その間に面談、宴席、連載原稿の締め切り(これは毎週あるが)、おまけに雪が降る。
移動中の電車で連載原稿を書き、講演会の控室やレストランで昼食でとりながらEmailをさばく。
家に帰りつくと、意識を無くすように就寝。ちなみに、このブログは、面談前の時間を利用して、新宿駅のホームの椅子に座って書いている。
ただ、講演会は、役者の舞台と同じで自己表現の場所。こんな感じで表現場所を与えて頂けるというのは素直にありがたいし、感謝すべきことだと思う。
週末香港に移動して、来週月曜日の朝に広州移動(火曜日に香港戻り)。水曜日の午前中に上海移動。
旧正月前のバタバタスケジュール。

そんなバタバタ生活の中で食べた、陳健一麻婆豆腐。
テイクアウトすると100円高くなるので1,200円弱(ちょっと首をひねる。容器代?若しくは、大辛だから100円増しだったのかな。この点、次回要確認)。
割高感はあるが、量が多いので二人で食べれば悪くない。
味の調節が可能という事で、大辛にしたら丁度良い辛さ(激辛にするのはさすがにやめた)。
味には満足。美味しかった。
また食べると思うが、今度は、おかず1~2品をどこかで買って、
2~3人で分けて食べよう。麻婆豆腐だけでは、味に変化が無くてちょっと辛い。
陳健一マーボー豆腐