隔離2日目の食事

青島の2日目の食事。青島の隔離ホテルの食事は十分食べられる。勿論、美味しいと絶賛するレベルではないが、隔離施設の食事と考えれば、この水準の料理を出してくれるのは、感謝してしかるべきだ。
やはり、どの国でも同じだが(日本の隔離でも文句がインターネットにあふれているが)、不平不満を言う前に、感謝の気持ちを持ちたい。現在の状況下、隔離や国際間移動は大変でストレスがたまる。文句を言いたくなる気持ちは当然あろうが、特殊な環境下働いてくれる人たち、自分に提供してくれる食事に対して、まずは感謝すべきだ。移動の度に、そんなことを考える。
もっとも、一昨年の上海の隔離飯には、感謝どころか絶望を感じたが、これはまだ自分の修行不足か・・・



2月23日から3週間酒を飲まない。
毎日の生活は、早寝早起き。日中は仕事と筋トレ。楽しみは食事と珈琲。その繰り返しだ。
なので、食事が来るのが待ち遠しいし、持参した140杯のコーヒーは、おそらく足りなくなるだろう。ただ、こんな日々を過ごすのもたまには良い。自分の生活態度を整え、自分の仕事・人生に思いをはせてみよう。

隔離ホテル到着


隔離ホテル到着。
上海の苦しかった隔離環境とは随分違う。リゾートに来たのか、はたまた避暑地で仕事か(冬だが)と一瞬錯覚する。
まあ、3週間、この部屋から一歩も外に出られないので苦しいのは確かだろうが、光が射さずに暗さと狭さに苦しんだ、前回の上海の隔離環境から比べたら天国だ。
勿論、上海でも景観が有る部屋を割り当てられた方が多いので、僕は外れを引いた形だが、最初が悪いとあとは昇っていくだけになるので良い。自分の会社員人生も、新入社員時代が一番厳しい環境だったが、それと同じだな。
ただ、過去3度の隔離経験(苦しくなかった日本の1回を入れればだが)も、それなりに役に立っている。自分の感情が、徐々にコントロールできるようになってきているという意味で。隔離期間中は、先を考えたらだめだ。目先の1日1日、いまこの時間だけを考えて、淡々と過ごす。これがつらさを感じない(というか、軽減する)ポイントだ。
3週間という今まで経験したことが無い長さの隔離。余分な考えを捨てて、目先のことだけを考えて過ごそう。

3週間の禁酒の始まりでもあるが、別段飲みたい気分は無い。「飲めるのに飲まない」のはつらいが、「飲めないから飲まない」というのは、全く問題ない。筋トレと禁酒で、身体を引き締めるのを楽しみに過ごそう。


そして最初の食事。青島隔離経験者から、「普通に晩飯は餃子だけとかいうの有りましたよ」と言われ、「餃子だけは嫌だ!」と数日前に笑っていたら、狙いすましたように初日に餃子の洗礼だ。ただ、青島の隔離飯は問題なく食べられる。米も臭くないので、これならふりかけ持ってきた方がよかったと後悔する。成田空港でレトルトカレー8袋を取り上げられたのは痛いが、代わりにゲート付近で購入した、梅干しと明太子が役に立つであろう。隔離期間中食べ過ぎないように注意しなければならない。