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上海(打ち上げは仮面舞踏会)

+++実際の日は26日です+++

夜8時に無事パーティーも終わったので、僕の家の近く(復興公園)のカラオケボックス(キャッシュボックス)に内輪で移動し打ち上げ。
メンツは、M&C・コンシェルジュ・(講演会とパーティーの運営をお願いした)宝広告さんの面々。
キャッシュボックスは、随分流行っている様で、予約をしていても、ちょっと時間が違うと(僕らはちょっと早く着きすぎた)なかなか部屋の割り振りを受けるのが大変。
順番待ちの人たちが、皆な、押しの強さで主張しているので、こちらも、主張を繰り返してして15分で部屋を確保。
飲み物が運ばれてくるのが遅かったので、若干、開始が遅れたが、ともあれ、夜9時15分には打ち上げ開始。
最初は、穏やかな立ち上がり。



とはいえ、10分経過すると、エンジンが掛かってきて、盛り上がりを見せる。
皆な、座っておらず、汗だくだ。
特に、踊って場を盛り上げるのは金さん。
隣の部屋に案内されてきた西洋人一団が、自分達の部屋に入るのも忘れて、僕達のドアに張り付いて、目を点にして金さんの踊り+僕達の状況を凝視していた。
(金さんと僕で手を振ったら、目をそらしていた)。
西洋人の意表をつく金さんの踊りはたいしたものだ。

金さんと初めて会ったのは4年前。
場所は深センで、随分リラックスした金さんは、カラオケで激しい振り付きで「ドリフのズンドコ節」を踊っていた。
そののりにいたく感銘を受けたものであるが、その後、上海で会う金さんは、別人の様な紳士で、拍子抜けをしていたが、「4年ぶりに、やっと僕の知っている金さんに会えた!」という感じがする。



その後、大西さん・金さん・水野で、懐かしいバブルの時を思い出して、少年隊の「仮面舞踏会」。
大西さん・金さんが昔やっていた芸の様で、「分からなくても、僕と金がカバーしますのでOKです!」と大西さんに言われスタート。
適当に踊って歌う。



そう言えば、(今は知らないけど)昔は、飲み会で、ネクタイを頭に巻く人がたくさんいたなぁと懐かしく思いだす。
因みに、今週一週間で、僕がネクタイを使ったのは、この5分だけであった。
ともあれ、久しぶりに大騒ぎ。
楽しい一夜であった。


上海(パーティーは穏やかに進行)

+++実際の日付は26日です+++

講演会が終了すると、隣の錦江ホテルの敷地内でパーティー。
僕が前から書いていたけれど、イメージは「結婚式の二次会」のような雰囲気が目標。
何故、意固地にこのイメージに固執したかと言うと、以前の嫌な経験を反面教師にしたため。

いやな経験とは、僕が以前に参加した、あるメディアの開業式典。
これはどういうパーティーだったかと言うと、参加者が飲み物も配られないまま、宴会場に押し込められ、ずーっと立ったまま、本社から来た方の挨拶・紹介、招待した政府関係者の紹介と、彼らに対する感謝の言葉を聞かされたもの。
僕は開会30分(それでも、開場からは1時間)で、腹を立てて出てきてしまったけれど、このプレゼンはまだまだ続きそうな気配であった。
また、開場前(既に、人は十分集まっている状況)も、主催者側が、「ここは、来賓の方々のスペースだから!」と大声で話しながら枠取りをしている。
来賓と言うのは、中央からきた政府関係の事で、どうやら、呼ばれた大半の人間は来賓ではないらしい。
これではいかん。
「そんな事なら、事前に言ってくれよ。出ないから」というのが正直な気持。
この時感じたのは、「結局、今日の主催者は、自己満足の為に、参加者を使っているだけだな」という事。
その印象が強くて、「仮に自分が主催するとしたら、参加者軽視のパーティーはやるまい」と心に誓っていた。
ただ、考えてみれば、会社の記念式典というのは、程度の差こそあれ、そんな傾向になりがちだ。
だから、参加してくれた方が、純粋にくつろいで頂けるパーティーをやりたかったし、その為には、通常の会社の記念式典と、まったく違った企画にしたかった。
それが、結婚式の二次会の雰囲気という言葉になったもの。

先ずは、開会の挨拶。
「会社を作った喜びとか、作るまでの苦しさとか、いろいろ有りますが、そんな事は話しませんから。ともあれ楽しんでいって下さい!」という短い挨拶で開会。



あとは、大西さん・金さんとのトークショー。
「大連で大西さんはアンディラウに間違われたと言っているけど、実はバリーマニローの方によく似ている」という話を紹介。
大西さんと金さんは、17年来の付き合いなので、もっと話したい事があるようであったが、「暴露大会になってはいけないから」とかなり自制されていた。



後半には、花木蘭の大内さんとのトーク。
花木蘭は、僕が行きつけのバーであるが、オーナーの大内さんは、男性・女性ファン共に多い様なので、集客を期待して助っ人を依頼。
功を奏した(と思う)。



そんな感じで、和やかに2時間は過ぎていった。
香港の懇親会の時もそうだったけど、会が終わっても(中締めが終わっても)たくさんの方が帰らずに、酒を飲みながら話をしていてくれたのが嬉しかった。
楽しんでいただけたという事だから。
パーティーに参加頂いた方は160名。
大勢の方の参加に感謝。
今日は、僕が上海に根付いた(根付く)記念日という事にしよう。
上海の皆様、ありがとうございました。

因みに、亀一も広州から参加。
一応、道案内はしていたが(とは言っても、プレートを持っていただけ)、会場では、食べているだけで、何も働いていなかったと領家さんが暴露していた。


上海(開業記念講演会+パーティーは成功でした!)

今日の午後2時から、M&C上海開業記念講演会。
収容210名の、オークラガーデンホテルのメイン・ボールルームを借りて開催。
実は、(前にも書いたが)僕の誤解もあり、定員100名程度だと思って押さえたら、後で200名以上収容できる事が分かり、先ずは緊張。
更には、同日・ほぼ同時刻に、作家の幸田真音さんの講演が上海である事もあり、これでも心配。
ダメ押しで、25〜27日の天気予報は全て雨という事で、大変緊張した。
寝つきが悪い数日間を過ごしたが、おかげさまで、定員一杯の210名の申し込みを頂き、また、昨日、僕が上海に到着した時から、雨がやみ、晴天に。
会場に足を運んでいただいた皆様に感謝すると共に、自分の運の強さを改めて認識する。


共同講演者は、江上さん(NNA)、劉さん(King & Wood弁護士事務所)、金さん(上海創価)。
お祝いのスピーチを頂いたのは、コンシェルジュ社長の大西さん。


あと、僕の講演では、外高橋保税区第二交易市場を運営する新発展の陳コンサルティング部長にも途中で入ってもらい、Q&A形式で保税区の状況を解説した。
3時間半の長い講演会であったので、聴講の方々はお疲れだったと思うが、最後まで聞いてくれた方々、共同講演者・お祝いを頂いた方々にも感謝の言葉が無いくらい。
本当に、ジーンときてしまった。


講演が終わると、6時からパーティー開始。
僕のコンセプトが、「片意地張らず、結婚式の2次会の様な雰囲気で」というもの。
そのコンセプトにたがわず、片意地張らずに楽しめたと思う。

パーティーの状況は、また明日の更新という事で・・・

香港⇒上海(講演会のために上海に乗り込む)

昨日は、香港商工会の運輸部会で講演であった。
運輸部会は会員企業の方が多いので、お礼の意味で参加。
50名集まって頂いたが、この参加者は、開始以来の新記録だそうだ。
嬉しい。

本日は、朝の9時半発便で上海に。
明日はいよいよM&C上海開業記念講演会・パーティー。
過去5年間で、200回近い講演をこなした僕ではあるが、主催は初めて。
特に、開業記念の重要な講演。
緊張する。
数日前に、僕の番が来る前に、全員観客の方が帰ってしまう悪夢を見たし、随分、方に力が入っているようだ。

頑張ろう。

大阪⇒名古屋⇒横浜(仏山市セミナーその2)

朝起きると、ホテルでE-mailチェックして、それから大阪駅へ。
今日は、名古屋ヒルトンで仏山市誘致セミナー。
大阪駅で、駅弁(幕の内+天むす)を買う。
天むすより、大阪でしか食べられないたこむす(以前に紹介したたこ焼+おにぎり)にしようかと一瞬思ったが、やはり天むすの方が美味しい。
たこむすは、炭水化物だらけという感じだし、湿ってるし・・・

名古屋についたら12時丁度。
1時間半時間が有ったので、昔、祖母+おばさん(共に、故人)が住んでいた家にタクシーで駆けつけ、お参りだけ済ませる。
僕をすごく可愛がってくれた祖母が亡くなったのは1999年。
意識が混濁していた時期が半年以上続いたけれど、一回だけしか帰ってあげられなかったし、お葬式にも出られなかったのが、今でも後悔している事。
せめてあと3年元気でいてくれれば、名古屋関係の出張多かったのに。
名古屋で講演会をやったり、中日新聞に顔写真付きで紹介された姿を見せてあげられて、喜ばせてあげられたのに。
なんて事を、名古屋に来ると考えてしまう。
今回は、名古屋滞在時間は5時間だったけど、ほんの15分だけでもお参りが出来たのは本当によかった(タクシーの往復で50分掛かったので、それでもぎりぎり)。

誘致セミナーはつつがなく終了。
新幹線に飛び乗り実家の横浜へ。
新幹線の中で、来週水曜日の講演会(M&C開業記念講演会)のレジュメを作成。
移動中も休まらない最近・・・
とか思うけれど、正念場の7月はあと一週間。
今まで頑張ってきた5年間(コンサルティングを始めてから)。
社内事情(縄張り)で3年以上遅れたけれど、上海にやっと打って出られたという事実。
いろんな想いをもって、来週の講演+パーティーに臨もう。

今日の夜は、つかの間、横浜の実家で両親とリラックス。
この歳になると、安心してわがまま言えるのは親くらいしかないもんだ。
湯豆腐を食べて、ビールを飲んで就寝。
緊張感がまだあって良く寝付かれず。

大阪(大阪で仏山市の誘致セミナー)

朝起きて、読売新聞の取材を受ける。
昨日も、亀一と酒を飲んだので、ちょっと顔がむくんでいるのが恥ずかしい。
たくさん写真を取って貰ったが、使えるであろうか。

その後、1時半にニューオータニホテルに行き、誘致セミナーにジョイン。
つつがなく進行し、終了する。
仏山市は、広東省で、自動車関連の国内販売主体の生産型企業を作る場合には、最適の場所というのが僕の意見。
どこがいいかというと、立地(広州へのアクセス)、コスト、人材確保、インフラなど、総合的な面でのバランスの良さ。
そんな訳で、誘致セミナーに参加した次第。



参加したこと自体は、仏山市政府との関係強化という意味では良かったと思うけれど、僕の性格からすると、誘致セミナーは合わないなぁ〜というのが実感。
やはり、基本的には儲けぬきで講演会を引き受けている(勿論、講演料は貰うけど、本来取るべき金額から比べたら、嘘の様な金額で引き受けている)のは、大勢の方と触れ合って、質疑応答で、真剣勝負をしたいから。
この真剣勝負に勝てたら(会場の皆さんを満足させられたら)、コンサルティング会員になってくれる訳で、ふれあいの場+営業の場+僕に緊張感を与えてくれる場所が講演会。
誘致セミナーは、その場所の事(その開発区の特徴、良さ)に質問が特化してしまうわけで、Q&Aに刺激が無い。
Q&Aが僕の講演の売りだと思っているので、これが弾まない講演は辛い。
あと、もう一つ重要なのは、今回は、僕自身が本当に仏山が良いと思っているから、仏山が良いと発表するわけだけど、誘致セミナーの場でそういう発言をしても、聞き手からすると、(会の趣旨からして、誉めて当たり前なので)結局、頼まれたから言ってるんじゃないか、とか、水野は頼まれたら誉めるのか、とかいう誤解を持たれるのではないかと感じてしまう。
考えすぎなのかもしれないけれど、純粋な誘致セミナーで発言するのは初めてなので、こんな違和感をついつい考えてしまった次第。
やはり、コンサルタントは、誘致セミナーに出るべきではないな。
外で中立的に発言すべきだ(誉めるにしても)。
よって、すごく良いところでも、誘致セミナーの参加は、暫しサスペンドしよう。

そんな事を考えながら、講演会は終了。
その後は、丸紅大阪支社の付近でイタリアンを食べる。
期待してなかっただけに、大感激の夕食であった。


上海⇒大阪(亀一、カツ丼、うな丼、いくら丼を食べる)

昨夜の偽ロイヤルサルートの結果の頭痛がなかなか納まらず、体力をたいへん消耗したまま朝の業務をこなす。
ちょっと業務の関係で興味を持ったのが、「営業税発票にもいろいろな種類が有って、それが、受取側の税務処理(損金算入)に影響を与える」という点。
では、何十種類有って、具体的にどの様な影響があるかという点を調べだしたところ。
上海では、80種類以上あるようだ。
もう少し調べた上で、レポートを纏めよう。

11時に会社を出て浦東空港に。
1時半に浦東発の便なので、渋滞が無ければ余裕。
途中で事故が一件有ったが、12時には無事空港に到着した。
上海の空港で時間があまったときは、シャロンで食事をするのが15年間の習慣。
日本料理自体が殆ど無かった15年前の中国で、空港でうどんを食べられたのは画期的で、上海の空港に来ると、ついついシャロンで食べてしまっていたのが、条件反射になっているようだ。
今でも、上海の空港に到着すると、無意識のうちに、牛肉そばか天麩羅うどんが食べたくなる。
特に美味しい訳では無いのだが・・・
今日の昼は、僕はマカロニサラダと牛肉そば。
亀一はカツ丼。
マカロニサラダは二人で分ける。

僕は、お子様趣味といわれるがマカロニサラダが大好き。
シャロンのマカロニサラダは、比較的こった感じなので(意外に美味しいけれど)、厳密に言うと僕の一番好きなお子様的ハム&マカロニの味ではない。
ただ、マカロニサラダというのをメニューで発見すると、つい頼んでしまう。

亀一は、もくもくとカツ丼を食べている。
美味しいかどうか分からないが、人が食べているのを見ると、なんか美味しそうで羨ましい。
今は、それ程ではないが、20代の頃はトンカツが大好きで、「太らない体があったら、毎日、カツ丼とカツカレーを食べたいな」と真剣に考えていた程好きだった。
懐かしいものだ。



飛行機には予定通り搭乗。
大阪迄の飛行時間は2時間弱。
二日酔いで気持悪いので、座席に座るなり1時間熟睡。
起きてからは、明日の講演の内容を考える。
今回は仏山市政府の招待なので、僕はビジネスクラスに乗れたのだが、お腹が一杯だったのと、眠たかったので、機内食は食べられず。
ただ、見回してみると、あまり美味しそうな食事ではなかった感じ。
飛行機を降りた後、亀一に、エコノミーは何が出たかと聞くと、「うな丼とうどんでした」との答え。そちらの方が良さそうだ。
ただ、「カツ丼を食べた1時間後に、うな丼を食べるのはちょっときつかったです」という亀一。
確かにそれは食べすぎだ。
「お腹一杯だったら、食べなくてもいいんだぞ」と諌める。

大阪到着は午後4時半。
6時半に夕食を食べに行く。
2人でうろうろ探した挙句、ワインが飲める日本料理の店に決定。
なかなか良い店であった。
締めは二人共いくら丼(半分づつにした)。
日本は美味しくていいや。


上海(亀一・宇宙人と合流)

亀一が広州から上海にやってきた。
今回は請負業務の対応が目的であるのであるが、亀一自身、上海がいたく気に入っていて、来たくてしかたがないようだ。
来週のM&C上海開業記念講演会・パーティーにも上海出張予定なので、2週連続で上海という事になる。
日中の業務をこなしてから、亀一の留学時代の友人である千葉さん、やはり広州から上海に出張に来ている「宇宙人」成瀬(スケジュールが偶然重なっただけで、亀一を追っかけてきた訳ではないようだ)を交えて、4人で会食+カラオケと相成った。

最初は静かに歌っていたのであるが、どうやら、にせものっぽいロイヤルサルート(なんか瓶も違っている様だったし)で頭がいかれたり、宇宙人成瀬のパワーに押されたりしているうちに、なんか勢いづいてきた。
最近、悩みが多いという(カルチャーギャップか!)噂の成瀬さんも、一応元気そう。
カメラを向けると異様に意識するのは以前の通りで、振り付きで演歌を熱唱する。



ついでに亀一も影響されてきて(もしくは、隠していた凶暴さが顔に表れ)、怖い顔をする亀一。
太って髪が短くなり凄みを増した顔が怖い・・・
(因みに、隣で歌っている僕の顔があまりに見苦しいのでカット)。
唯一、理性的だった千葉さん、申し訳有りませんでした。



因みに、これが、会食開始早々で、穏やかな顔をしていた亀一。
これは仮の姿か!?
しかし、初めて会ったときと随分輪郭が変わってきたものだ。

香港(M&Cサウスチャイナ開業記念懇親会)

昨日(14日)の午後4〜6時の2時間、M&Cサウスチャイナの開業記念懇親会を行った。
香港・華南では、既にコンサルティングを始めて5年が経過したので、会員企業の方、業務パートナーの方に対する感謝を示したいと思い、小規模な形でパーティー(会員様・パートナーに限定したので60名のご参加)を行った。
この点、これから打って出る上海(花園飯店で講演会、レストランを貸し切ってパーティーという大規模な形)とは、違うコンセプト。

ただ、いつも支えて頂いている方々に集まって頂き、その前で開業の挨拶をした時には、ちょっとジーンと来てしまった。
これは、開業が新聞紙面で報道された時とはちょっと違う感じ。

いろいろな方々に支えられてきたんだという事を、改めて感じたし、お礼を言いたい気持であった。
また、この会の企画運営は、部下に丸投げしたのであるが、僕が口を出さなくても、ちゃんと形にしてくれた部下達には、改めて成長を感じると共に、感謝をしたい。


東京⇒香港(すご~く忙しいながらも満足な出張であった)

打合せ慣れしているつもりではあるが、さすがに打合せが多く、大変な出張であった。
最終日には喉も肩も首も、更には腰も辛いので、空港に行く前に、東京駅でクイックマッサージによる。
今の日本はいたるところにクイックマッサージがあるのでありがたい。
今回の出張では3件行ったが、どこでも「すごいこりですね」と驚かれる。

ただ、ビジネス面での成果もあったし、満足しながら帰任。
飛行機の中では原稿を書かずに、お酒を飲んで寝るだけ・・・

昨日の講演会は、3日連続の講義(9コマ)の最終だったので、受講者の方は大変お疲れのようで、それに対応する為(起きていていただくために)、雑談を織り交ぜながら講演。
それなりに楽しく2時間の講演を終わらせた。
とは言え、「組織変更」というテーマは、少々難しかったようで、キャッチアップできていない方が少なからずいた模様。
例えば、来料加工⇒現地法人という説明をするには、先ず、「来料加工とは何か」、「来料から現法への切り替えが、何故、組織変更と呼べるのか(珠江デルタ式来料は、実質自社工場だから)」、「無償提供設備とは何か」という点が分かっていないと、講演を聴いても分からない。
2時間の講演だと、この点(基礎部分)をはしょらなくてはいけないので、基礎を理解していない方には難しい。
この点、主催者の方からは、「思惑と違ってしまい、申し訳ありませんでした」と、繰り返しお詫びを頂いた。
本来、3日目は、中国駐在経験者の方に限定して集客する予定だったのが、3日間通しで受講される方が大半で、そうならなかった模様。
確かに、休憩中に、「外商投資企業とは何でしょうか」というご質問を頂いたりしたので、この様な方には、難易度が高すぎ申し訳なかった。
とは言え、何とか、最低限の事は説明しながら話を進めたし、講演中・講演後に、かなり水準の高いご質問を含めて、たくさんの質問を頂いたので、それなりに満足頂けたのではないか(だといいな)と期待。